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『Coast to Coast』に憧れて⑨

二日目の朝、目が覚めると木崎湖が輝いていました。 湖面にはうっすら霧が立ち込めて、幻想的でさえあります。 早起きは三文の得ですね。(笑)  山登りでも人より早く起きれば起きるほど、その分こうして得をしたものです。

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今日は縦走路です。 標高差は約500mありますが、初日に手応えを感じているので安心して出発できました。 木崎湖の美しい朝風景を見ながら、清々しい気持ちで走り出します。

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昨日と違って標高差が少ない分、距離を稼がなければならないので、塩尻に向けてとにかく走ります。 この日の天気は快晴でした。 右手に連なる北アルプスの山々が美しくさえ感じられ、景色に恵まれて気分良く走れたおかげで、順調に距離も伸びます。 そしてその先に、彼等はいました…。

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ここまでは国道を走ってきましたが、途中で国道をそれて県道を走り、とある高架道路を押して上りながら何気なく山の方を見ると、そこには盛豚の再訪をじっと待っていたかの様に、荘厳な二つの山が静かに聳え立っていました。
この方向から見上げるのは初めてですし、一見すると連峰の中に埋もれて見えますが、地図など無くとも盛豚には判ります。 忘れる筈もありません。 大学二年目の夏合宿で登った北アルプスの『蝶ヶ岳』と『常念岳』でした。

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『蝶ヶ岳』は比較的穏やかな形状の山ですが水場に恵まれず、お金を払って飲み水を買う事が常識な北アルプスでも、とりわけ水の条件が厳しい山でした。 その年は大変な渇水だったので、何と山頂の山小屋で飲み水を売ってもらえないという、当時としては考えられない経験をした事があります。
翌日、他の登山者の方々のほぼ全員が下山を余儀なくされていましたが、盛豚達の8人パーティーは盛豚がフル装備の他に、個人的に12リッターもの飲み水を担いで登っていたので(登っている時は、本当に死ぬかと思いました…。)、翌日はその水を使い果たして何とか『常念岳』に辿り着いたという、極限状態に近い経験をした山達です。

19年ぶりで再会した『蝶ヶ岳』と『常念岳』を見上げていると、何か言葉にならない熱いものがこみ上げてきて、時を忘れて見つめていました…。

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『蝶ヶ岳』と『常念岳』を後にして、お次は盛豚家の御先祖様の縁の地を訪れました。
諸々の事情によって、もはや当時の名残を残す建物などはありませんが、違う形で御先祖様の名残を見つけることができました。 いずれ改めてゆっくりと訪れて、御先祖様の足跡を探してみたいと思います。
それにしても、なんだか不思議な気持ちになりました…。

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ここから先は距離を稼ぐために、ひたすら走りました。

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つづく…。

 

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