最近のトラックバック

« 走り初め 書き初め 立ちゴケ初め… | トップページ | ヘッドレストGet! »

ブロンプトンの畳み方のコツ

ブロンプトンオーナーの皆さんには『釈迦に説法』な話かもしれませんが、ブロンプトンを折り畳むのにちょっとした工夫をご紹介したいと思います。

まず最初に、ギヤをトップギヤに入れておきます。 M3Rの場合は3速に、盛豚の場合は5速仕様にしてありますので、5速に入れておきます。

1_3

 

トップギヤに入れておく理由は、ワイヤーの保護のためです。 低いギヤに入っている時ほどワイヤーには引っ張る力がかかりますし、折り畳めば更に強い力がかかるので、ワイヤーが早く伸びてしまうからです。 ワイヤーが伸びてしまうと「ギヤチェンジしにくい」・「トップギヤに入らない」など、変速操作がスムーズに出来なくなってきます。 トップギヤに入っている時はワイヤーを引っ張る力が一番少ないため、こうしてワイヤーを長持ちさせようという訳です。
普段折り畳んだ状態で保管している方には、特にオススメです。

お次は折り畳み部分のネジで締める、『クランプ(銀のキャップ状の固定器具』の扱い方です。
よく「広げる時にクランプをフレームではさんでしまう…。」という声を聞きます。 はさまない様にする対策は、『ネジを緩めている時は90度回しておく事。』です。 こうしておけばはさむ心配はありませんので、お試しを…。

2
フレーム側はこんなカンジです。

ちなみにハンドルポストの方はこんなカンジです。

4

逆にハンドルポスト側のクランプとネジを締める時は、こんなカンジで左手でポストを支えながら、クランプを元の角度に戻して右手の指で締めるだけです。

フレーム側を締める場合に、「クランプが回ってしまって締めにくい。」という声をよく聞きますが、左手でちょっと支えてやりながら右手でネジを締めると簡単です。

3

特別なことは何も必要ありません。 ほんのちょっと扱い方を工夫するだけでOKです。

たまにこのクランプの操作を容易にすると称する『お手軽グッズ』みたいな社外品のクランプを見かけますが、これまで見かけた社外品はどれも合格点を出せない失格品と言わざるを得ませんでした。 もし盛豚の身の回りの人が取り付けを検討されるのでしたら、必死になって反対するでしょう。
このクランプとネジは重要保安部品です。 『切削加工が出来る』という程度の素人では、純正品以上の品質を持つ製品を作ることは出来ません。 走行中に破損した場合は命に関わります。

力学・工学の知識を少しでも持っている目で見て評価すると、それら社外品に共通する二つの欠点を感じる筈です。

①十分な締め付け・固定をできる力がかからない形状。(設計ミス)
②強度・耐久性が確保できていない形状。(これも設計ミス)

『クランプ』という概念を知らない人が設計したのではないかという印象を受けます。 力学的な知識や工学的な知識をほんのちょっと加えれば、設計上にどんなミスがあるのか気が付く筈です。

途中から辛口な話になりましたが、今回盛豚がお伝えしたい事は、オーナーの皆さんに対して『横着をして出所もわからない道具に逃げるのでは無く、責任ある運用をするべきだ。』という事です。

正しい操作・正しい判断をして、今年も安全で楽しい自転車生活を送りましょうね。 

« 走り初め 書き初め 立ちゴケ初め… | トップページ | ヘッドレストGet! »

ブロンプトン」カテゴリの記事

コメント

盛豚さん、こんにちは。

>たまにこのクランプの操作を容易にすると称する『お手軽グッズ』みたいな社外品のクランプを見かけますが

情報に疎いもので、そのような社外品があるとは初耳です。装着しようとは全く思いませんが、それは普通に大阪の自転車店等で販売されていたりするようなものなのでしょうか?

これは年明け早々良い話を伺うことが出来ました^^
折り畳む際のギアなんて今まで全く意識したこと無かったですし、クランプの件も大変参考になりました。
お手軽クランプは止めときます^^
今年も宜しくお願いします。

なるほど。

ギアを入れるところなんて気にしたことがありませんでした。

確かにチェーンが伸びますものね。

勉強になりました。

確かにブロンプトン社ももっと簡単にクランプの操作を開発できたでしょうね。
でも・・・あえてしない。頑固なまでに安全にこだわるブロンプトン社、技術者の姿勢を感じます。
赤トラが所有している車は欧州メーカーオペルのOEM車設計のミニバンですが、シートが厚く硬くてフルフラットになりません。家族には不評ですが、フルフラットシートにするために薄っぺらいシートにせず頑固なまでに安全にこだわる姿勢。
そういうのって大事ですよね。

>QUさん

こんばんは。
私がこれまでに実物を見かけた『お手軽グッズ』については、自作された物と通販で購入された物の二通りがありました。 その他にもネット上では純正品を加工した物も見た事があります。
それらが自転車店さんの店頭で販売されているのを見た事はありません。

余談ですが、私もBSモールトンのスイングアームピポットボルトについては、某ショップさんのオリジナルパーツを使用しています。 機械関係の仕事をする身内と一緒に、届いた製品を見て感心しました。 材質・設計・精度の三点に全くスキがありませんでした。 純正部品と比較すると、この部品がリリースされている理由がよくわかりました。
 

>wembleyさん

ギヤのワイヤーの件については、私もマイスターに言われて初めて「なるほど!」と知りました。 その後は日を重ねるごとに、テンション(ワイヤーを引っ張る力)がどれほど掛かっているのかを観察し、自車のワイヤーが早くに伸び始めていた事が判りました。

クランプについては販売されている方の営業妨害的発言をしているのと同じですので、気がとがめる部分もありますが、黙って見て見ぬフリは出来ませんでした…。

こちらこそ今年も宜しくお願いしますね。
 

>tac-phenさん

フッフッフッ、言われてみると「なるほど!」でしょ~。
タダで出来る耐久性アップ術です!(笑)  お試しあれ。
 

>赤トラ乗りさん

新年早々辛口なスタートになっちゃいましたね…。(苦笑)

工業製品には『製品誤差』とか『公差』という物がありますが、純正クランプの形状と材質は非常に良く考えられています。 古いモデルの純正部品は見た事がありませんが、初代モデルの発売から今日までに熟成されて現在の形状になったのでしょうね。 4~5年前のモデルと私の08年モデルでも微妙に形状が異なりますが、今の形状が完成形と言っても良いと感じています。

赤トラ乗りさんがおっしゃる様に、コストや生産効率との戦いの中にも、頑固なまでに安全に拘るブロンプトン社の姿勢を感じます。

赤トラ乗りさんの愛車のシートも、フルフラットになるという目先の安易な付加価値よりも、シートである以上は確保されるべき安全性を優先した結果なのかもしれませんね。 私もそういうのって大事だと思います。
こういう判断と製品作りが出来るメーカーさんの製品には、購入すると製品自体に二つの物が付属して来ると、私は考えています。

それは『安心』と『信頼性』です。
 

こんばんは。
貴重な情報ありがとうございました。
ワイヤーの件、明日から早速気にします。

クランプ部分が走行中に何かなったらそれは即転倒、ケガに繋がりますしね。
ブロンプトン社も発売まで幾多の試作や試験を繰り返し今の形になったのでしょうから。

>こっさんさん

こんばんは。
ワイヤーは『物を大事にする』という意味で本っっっ当にオススメです。

クランプについてはこっさんさんがおっしゃられる通りですね。 ブロンプトン社が発売前から今日まで本当に考え続ける事を繰り返して来たからこそ、今の形になったのでしょね。
 

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ブロンプトンの畳み方のコツ:

« 走り初め 書き初め 立ちゴケ初め… | トップページ | ヘッドレストGet! »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ