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標準レンズ

午後からの豪雨で今日の『大阪城 城灯りの景』は中止になってしまいました。 依頼撮影から帰宅して機材を片付けていると、フッと一本のレンズに目が留まりました。

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一眼レフの銀塩カメラ(フィルムのヤツね)で写真を始める場合、最初に選ぶべきレンズは焦点距離50mm(もしくは45~58mm)の単焦点レンズだと言われています。 盛豚もこれまでに色々な機材を使ってきましたが、その結論としてこの考えに賛成しています。

このクラスのレンズはいわゆる『標準レンズ』と呼ばれる物で、『標準』と呼ばれる理由には諸説あります。 代表的な理由として挙げられるのは、撮影した写真に写り込む画角と遠近感が人間の視覚に最も近い事と、その結果として写した被写体に収差(画像の歪みや、色・画像のブレ等だと思って下さい)が最も少ないからだとされています。
つまり、肉眼で見るのとほぼ同じ写りを出せるレンズだという訳です。

まずは『標準レンズ』一本だけを使い込む事によって、撮影と描写の感覚を磨きます。 やがて飽きるほど使い込む内に、撮影技術だけでは克服できないもっと違う描写を写したいという欲求が出てきて、『標準レンズ』の描写に不足を感じる時がきます。 そして広角や望遠(マクロ含む)など、次のレンズを求めていくのが自然な流れだと考えています。
ちなみに同じ焦点距離50mmでも、モノによって描写に違いがあったりしますので、色々と違いを試してみるのも面白いものです。

(ニッコールだけでも三本、この他に四本あります…)
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たまに開放f値にやたらと拘る人もいるみたいですが、標準レンズに関しては盛豚は経験的にf1.8もあれば十分だと考えています。 50mmならf1.4でもオーバースペックだと言えるでしょう。

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絞りを開放して撮影すると収差が目立つ為、絞り開放で撮影するのは初心者くらいのものです。 どんなに開いても一段以上は絞りますし、開放値が明るいレンズほど開放付近で収差が大きくなるので、余計に絞る必要があります。 つまり同じレベルの写りを求めるならば、開放値f1.2のレンズでもf1.8のレンズでもほぼ同じ絞り値まで絞るハメになります。
それなら設計に無理がなくて収差が少なく、レンズが小さくて軽いf1.8くらいの物が、最も使い勝手がイイという訳です。

 

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コメント

毎度参考になります。

こんばんは。
最近35mmを使うことが多かったのですが昨日久々に50mmを使うと楽しかったです。
見た目の画角なんで違和感なく撮影出来ますよね。
F1.8あたりのレンズの方が費用対効果で考えると一番いいですよね。
私も最近は解放で撮ることが少なくなったんですがファインダーを覗いた時に明るい方が見やすいと思いついついF値の低いレンズを選択してしまいます(苦笑)

デジタル一眼(ミラー有り)も銀塩時代のように標準レンズ付きなんて売り方をして欲しいものですね。camera

>けん。さん
 
参考程度に読んでやって下さい。

>kimotoshiさん

こんばんは。
50mm単焦点一本だけで出かけると、結構楽しくてワクワクしてきますよね。
私も何も知らなかった頃に「少しでも明るい物を」と、f1.2を買ってしまいましたが、後で「いらんかったな…」と思いました。 重たいのなんの…。(苦笑)
f1.8は安物ながら収差もほとんど無く、使い勝手も良いので重宝しています。

>しょうやんさん
 
そうですね、デジタルも一眼レフならば基本中の基本『標準レンズ付き』から入れる様に用意して欲しいものですね。
標準で基軸を確立してこそ、応用編レンズの使い方が判るというものですから…。

こんばんわ、絞り開放の世界は楽しいですよ~f1、4開放、露出オーバー、リバーサルで撮影すると違う世界が広がりますよ…昔アンダー目、今はオーバー目が流行りですね~

>昭和鉄道少年さん
 
『ブッ飛びオーバー写真』の撮り方ですね。(笑)
ここまでマスターしてからだと、次にどんなレンズを手に入れても、使いこなせる下地が出来ていそうですね。

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