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南極へ行ったカメラ

『南極大陸』というTVドラマが話題になっていますが、日本が南極観測に参加した時には日本中が政府も企業も国民も皆で力を合わせて臨んだのだと聞いた事があります。
そして様々な観測や記録用として使われるカメラも、カメラメーカーさんの協力で用意された、厳冬地仕様の物が使われていたそうです。

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今の時代でカメラといえばデジタルですが、昭和後期以降に南極観測に向かう人々の間では、定番の銀塩カメラがあったと聞いた事があります。
南極といえば厳冬地であり、その寒さゆえに電池があっという間に消耗してしまう為、オートフォーカスカメラ全盛の時代でさえ、シンプルなマニュアルカメラが主役の座を降りる事は無かったようです。 Nikon new-FM2もそんな時代に活躍したカメラの一つだと言われています。

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今では行われていませんが、かつてニコン・サービスセンターでは、Nikon new-FM2を厳冬地仕様に改造するというカスタムサービスがありました。 「今度南極観測隊として南極に行くので、厳冬地仕様に改造して欲しい。」という依頼に応えたものです。 盛豚も経験があるのですが、通常Nikon new-FM2に使われているグリスは氷点下16℃あたりで凍ってしまう為、それ以上寒くなるとシャッターが切れなくなります。 そのグリスを厳冬地用のオイルに変えるなど、厳冬地でも作動する様に手直ししてくれたと聞いていましたが、盛豚が正月登山の為にNikon new-FM2を持ち込んだ時には、そのサービスは終了していました。 

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Nikon new-FM2は銀塩一眼レフ時代の中期に発売されたFMの発展型で、銀塩オートフォーカスカメラ全盛の時代にも生産され続け、FM3-Aの発売と共にその役目を終えました。 写真学校の指定機材として、南極観測隊の定番機材として活躍したこのカメラは、普及機ながら高い信頼性を持っていたと評価されています。

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華々しい最高機種の陰で、隠れた名機だと思います…。

 

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カメラ・写真」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ、FM2は現在で最も信頼できるフィルムカメラでしょうね、間違いなく…植村さんは特注F

>昭和鉄道少年さん
 
FMシリーズは機械式マニュアルカメラである故に、大抵の状況下に対応できるのが強みですよね。
正月登山でも毎回出動していましたが、作動不能に陥ったことは一度しかありませんでした。 でもその時の気温は氷点下20度でしたので、きっと他のカメラでも同じ結果だったでしょうね。

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