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淡路島一周の旅に行ってきました

LOW-RACERで淡路島を一周してみました。

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西日本には自転車乗りの間で、日本を代表するコースに位置付けられているツーリングコースがいくつかあります。 その中でも関西圏には最大級のコースが二つもあります。 一つは琵琶湖一周、もう一つは淡路島一周です。
琵琶湖一周は琵琶湖大橋から北側の周回を意味する事が多く、交通密度が高くて道路事情の厳しい南湖までも含めたコースは全周と呼ばれているようです。 かつてBSモールトンで走った時も南湖を敬遠して、全周ではなく一周コースを走りました。

LOW-RACERを手に入れてからちょくちょく遠出している盛豚ですが、ちょっと前に琵琶湖(北湖)一周をしましたので、今回は淡路島一周を走ってみる事にしました。
淡路島一周と言えば色々なサイクリングコースガイドブックにも紹介されており、ロード乗りの人々の間では琵琶湖と並んで「一度は走っておきたいコース」になっているみたいです。 五年物のガイドブックを引っ張り出してきて、ざっとチェックを済ませて準備を始めました。

 

この日は3時前に起きて、夜逃げの様に物音を立てずに車へ積み込みを完了。 前日の晩はなかなか寝付けなかったので、ちょっと寝不足気味のまま夜の闇に消えていきます。

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走ること一時間、明石海峡大橋を渡ります。 いつもはこの橋を下から見上げているんですよね…。

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道の駅あわじさんに到着しました。 ガイドブックにはここの駐車場が無料で利用できるみたいな事を書いてありましたが、無条件に開放されている訳では無いみたいです。 五年も前の冊子ですから情報が古いのか、きっとその後に何かあったのでしょう。
そもそも後で食事をするからって、半日も無料で駐車しようなんてマズイですよね…。

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移動すること数分、岩屋フェリーさんの先に二箇所ほど営業駐車場がありました。 500円もあれば24時間止められます。 みなと銀行岩屋支店さんの向かいにある駐車場に車を止めました。 ここはバス停に隣接していて、手入れの行き届いた公衆トイレもあります。 ラッキー!
LOW-RACERを車から降ろして準備ができました。 淡路市役所岩屋総合事務所の向かいのスペースまで歩いた所で出発です!

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日の出に照らされながら国道28号線を南下します。 この辺りは対面通行ながら車線の幅がとても広く、走り易くてイイ道です。

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ほどなく平和観音が見えてきました。(デカイ…)

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やがて空が光を帯びてきました。 東の海が輝き始めます…。

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朝日って綺麗だなぁ…

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視線を感じてフッと見上げると…、トンビかな?(ミサゴじゃないですよね?) この日は到る所でその姿を見かけました。 後で分かった事なのですが、この日は物言わぬ彼らにずっと見守られているかのように走る一日となったのです。

(ハッ、トンビorミサゴ → 猛禽類 → RAPTOR → kazさんの使者!?)
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やがて道幅もフツーの幅になり、走り続ける内に洲本市内に着きました。 ここまでは思っていたよりもやや早めのペースです。 調子がいい内に距離を稼いでおこうかとも思ったのですが、ある予感に従って余裕のある内にコンビにで軽食と十分な休憩を取り、積載できる限りの水と食料を補給しました。

出発しようとすると近所のおじさんが「この自転車って楽なん?」と話しかて来ます。
(ギャルじゃないんだ…。)

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県道76号線を南下します。 交通量が一気に減り、それまでとは打って変わったのどかな風景が広がります。 そしてサントピアのファミリーマートさんを最後に、三時間近く自動販売機のみで商店の無い道を走るハメになったのですが、この時はまだ知る由もありませんでした。
走り出して10分くらいでしたが掛牛岬で足を止めました。 だって見晴らしが良かったんですもん…。

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道端にはこんな看板がありました。 知らなかった、そんな野望があったなんて…。

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由良を越える峠の入り口にて。 ありましたね、パラダイス…。

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由良越えは淡路島を走る自転車乗りにとって南部の二大峠越えの一つです。 ロードならそれなりに楽しめるのかもしれませんが、リカンベントにはキツイ道です。 その上エンジンは平地・下り専用の盛豚です。 ハッキリ言って拷問です…。

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LOW-RACERにはフロントギアにトリプルを組んでおらず、LYNXX程のスーパーローギアがありません。 インナー・ローのギアでも長続きしませんでした。 仕方なくパワーアシストのブースターを使用して登り続けます。

(時々チラッと見えるいい景色…。)
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ブースターには最大登坂力2,000m/日・最高到達高度3,100m以上の実績がありますが、最高速度4km/h前後・ビンディングシューズの靴底とクリートの消耗が早いという弱点がありますので、使用するのはここ一番の場面に限られます。
ちなみにブースターには地域によって、ハイキングとか裏ブロンプトンの楽しみ方といった、別の呼び名があります…。(笑)

(ブースター、絶賛稼働中!)
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(由良の途中の立川から)
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由良の峠を越えて友ヶ島水道に出ました。 天気も良く穏やかな海が広がります。

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いやぁ広い! 広いぞ、海!!

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しかもそれまでの海とは違って青い!

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その後も紀伊水道へ真っ青で綺麗な海が続きます。(オリンパス・ブルー?)

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立ち止まっては撮影を繰り返す盛豚です…。(笑)

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盛豚的にはこの区間が『淡路島一周のハイライト』と呼んでもいいのではないかと思っています。

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余談ですが淡路島を周回する道路沿いには、手入れの行き届いた『あわじ花トイレ』があっちこっちにあります。 自転車で長距離を走る時は公衆トイレがあると助かります。 しかもこれだけ手入れされていると尚更ですね。

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県道25号線へと入り、福良~阿那区間の峠越えに差し掛かりました。 淡路島一周における南部のもう一つの峠越えです。 当初は大鳴門橋や鳴門の渦潮も見に行きたいという気持ちがあったのですが、ここでもブースターを連発するハメになって時間面の余裕も無くなって来たので、ガマンして手前2km地点の分岐を一路阿那方面へと舵を切る事にしました。

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分岐からブースターを稼動して登ること数分、立ち止まって水分補給をする盛豚の足元でカサッと物音がしました。 そこには…

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フッと見上げると上空には慰めるかのように旋回するトンビの姿が…。 「もしかしてみんなで見守ってくれているのかな?」 などと勝手な事を想像をしながらその羽根をお守りに見立てて、LOW-RACERのフラッグ・ポールにくくり付けて出発します。 ほどなく道は下り坂になりました。

ちなみに淡路島を走っているとよく風力発電用の風車を見かけます。 特に中・南部ではこのように集中的に設置されている地区もありました。 自然エネルギーでの発電、素晴らしいと思います。

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走行距離が110kmを越えた頃から、左の太腿に違和感を感じるようになりペースダウン。 「まぁタイムトライアルじゃないからいいか」と自分に言い聞かせて淡々と走ります。

県道31号線に入り楽しみにしていたサンセットラインを走るも、ガイドブックに写真で掲載されていた砂浜に面する道が見当たらず、キョロキョロしながら走りました。 帰ってきてから思ったのですが、ガイドブックにサンセットラインとして掲載されていたのは、どうもサンセットビーチ海水浴場内の道路の間違いだったみたいです。 ガッカシ…。

ちなみにサンセットラインはこんなカンジ。 夕暮れ時に一人自転車で走ってたら寂しさで泣きそうです…。

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その後は左太腿の顔色(?)を窺いながら定期的に休憩を取って、走破モードでひたすら淡々と走り続けました。

そして出発してから約10時間で明石海峡大橋に到着しました。 その5分後に車を止めていた駐車場に到着。 淡路島一周150kmを走破しました。

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LOW-RACERを積載した後はすぐさま道の駅あわじさんへ引き返し、煮あなご丼を頂いてから帰路に着きました。 美味しかったですよ~。
あ、しらす丼も食べればよかった!(しらす丼は季節メニューです…。) 二杯ぐらいならペロッと食べられるほど空腹だったし…。(苦笑)

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いやぁ~、走った!走った!!  淡路島は津名から北側のショートコースしか走った事がないので、そのほとんどが未知のコースでした。
いつもお世話になっているkimotoshiさんから、「南東と南西に峠があるので、リカンベントで行こうと思ったらこの二ヶ所が難所になるやろうね」と教えて頂いてましたので、それを想定したペース配分を組んで臨めたのが勝因だったと思います。

工具や少々の補修部品は持参していたものの、単機で遠征して来ていたので極力トラブルを避ける為に、ハンガーノックやリム打ちパンク等のあらゆるトラブルを警戒して走りました。 
元々貧脚な上にレーサーの経験も浅いので、スポーツ・タイムトライアルでは無く、ラリー的なL.S.D.(ロング・スロー・ディスタンス)の走り方だったと思っています。
また、休憩時には頭に水をかけたり場所は徹底して日陰を選ぶ等、熱中症対策にも気を配りました。 

  
盛豚の走行力を直接ご存知の方には参考になるかもしれませんので、一応走行データーを書いておきます。

 

車   輌 : China Mascot Products Low-Racer
走行距離 : 150.4km
アベレージ : 21.7km/h
走行時間 : 6時間54分
所要時間 : 10時間05分

 

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コメント

琵琶湖といい一人でよく行くわw
僕はトラブルになった時、心細いので絶対に一人では行きませんけどね~
ヒルクライムは一人でも行ってたけど。

うちにトリプルのクランクもあるので交換しましょうか?とも思ったのですが、Ф31.8のトリプル用FDが無かったですよ。

何はともあれ、これで相当自信が付いたんじゃないですかね?
サーキットは凄く楽しいですよw

天気も良く気持ち良かったことと存じます。
淡路の峠は急勾配でリカンベント泣かせですね。
でも潮風の気持ち良さはドブ臭い琵琶湖とは比べもんにならん位心地良かったでしょう。
ただローレーサーなので防波堤に遮られ景色の良さは半減したのでは(笑)

なんだ盛豚さんだったのか!
淡路島南インター過ぎた辺りですれ違ったGilera Fuocoは私です。
リカがソロで走っているなと思って、ターンして声を掛けようかと思いましたが、腹が減っていたので、放置プレーでした。
あわじに来るなら声を掛けてくれれば良かったのに!
あの先の風力発電の麓が私の住まいです。

こんにちは。
アワイチお疲れ様でした。
ツイッターで多分アワイチに行かれたんだろうなと思ってました。
それにしてもローレーサーを手に入れられてから精力的に走られてますね。
南あわじは素晴らしいところだったでしょ。
上りはあるのですがあの景観と走りやすさにサイクリストは魅了されるんですよね。
私も淡路をリカンベントで走りたいですが車がないので1泊2日での行程になりそうです。
道の駅は数年前に駐車禁止になったようです。
また機会がありましたらご一緒願いますね。

>ちば県。さん
 
行ってきました~。 最近ソロが多い私ですが、私のペース(特に登り…)に付き合って頂ける相手がいれば…。
フロントトリプル&10速クロスも試してみたいのですが、先立つものが… orz
今回のサーキットは気合で走ります!w

>やまおかさん
 
予報では曇りでしたが天候に恵まれたのはラッキーでした。 天候が裏目に出たと感じたのは、やはり登りでしたね…。(苦笑)
南部では空も海も青く、それはもう心地良かったですよ~。 ガードレールはまだマシでしたが、やはり防波堤には泣かされましたね…。 おかげで景色は1割引になってしまいましたよ。 この時ばかりはハイレーサーが羨ましく思えました。(笑)

>星玉さん
  
南インター付近といえばブースター連発でフラフラ状態だったエリアでしたが、言われてみれば二回ほどオートバイとすれ違ったような…。
実はあの二日前に思いつき翌日に行くつもりだったのですが、サイコンの作動不良の対策に手間取ったので一日遅れの決行となりました。
次回はもうちょっと計画的に予定を組んで、事前にご連絡させて頂きたいと思いますので、宜しくお願いしますね。

>kimotoshiさん
  
今晩は。
「水溜りの次は島」と言えば…、一部では佐渡島だと誤解されていたみたいですが…。(笑)  ローレーサーを手に入れてからというもの、どうもウズウズして落ち着きが無くなっている気がします。(苦笑)  
南淡路は『海!』ってカンジで気持ち良かったです。 それだけでもリカンベントで走って良かったと思いますよ~。 南部の二大峠はハードでしたが、ロードだったらあの登りもちょうどイイカンジなのでしょう。 一泊二日の自走で淡路の旅ってのも楽しそうですね~。
こちらこそご一緒できる機会がありましたら、宜しくお願いしますね。

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