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日本一大きな水たまり

学生時代に山登りをしていた頃に滋賀県在住の同僚たちは、琵琶湖の事を親しみを込めて「日本一大きな水たまり」と呼んでいました。

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先日フッと「LOW-RACERってどの程度バラせば車に積めるんだろう?」と思い、試してみる事にしました。 ちなみにLOW-RACERの全長は2100mm、現在の街乗りの足はスズキ・ワゴンRです。 どこにでもある軽四の乗用車でバンみたく広い荷室があるわけでもありません。 「後輪を外して斜め積んだらギリギリ収まるかな?」と思いつつ、どれだけはみ出すのか見てみようとひとまず積み込んでみました。 すると…、エッ!? 助手席を寝かせていたとは言え、そのまま入ってしまいました。 
これは嬉しい誤算です! 早速これで出かけてみたい気分になったので、久し振りに琵琶湖一周に繰り出す事にしました。

 

その日は3時に起きて、夜逃げの様に物音を立てずに積み込みを完了。 夜の闇に消えていきます。 
駆け出しサラリーマンだった頃は立場的に休暇が取り難くて、山登りなどで遠征をする時にはこうして夜の旅路を走ったものでした。 20年来一緒に登った友人とも夜の旅路を交代で運転しながら山登りに明け暮れましたが、その旅路は盛豚にとって何物にも代え難い青春の思い出です。 あの頃は良かったな…。

はっ…いかん、久し振りの夜道につい感傷的になってしまった…。

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夜が明けて琵琶湖に到着しました。 風車公園の近所の駐車場に車を止めて、朝食をとりながら出発準備にかかります。 ちなみにLOW-RACERの積載の図はこんなカンジです。

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我慢すれば後部座席にあと一人乗れます。

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朝焼けに照らされながら出発します。 ちなみに盛豚、山登りをしていた頃から日の出のひと時が大好きです。 土と水と植物が醸し出す、命の営みの香り(たぶん世間で言われているマイナスイオンとやらの源だと思います)に満ちている澄んだ空気。 そして全てがアンバーがかった色に染まり、清く美しくさえ感じられます。
これから果てしない希望と勇気に満ちた一日が始まるという期待感。 キャンプの醍醐味の一つとしても挙げられるこの時間帯は、日常の心身の疲れを全て取り除いてくれます。

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広大な田園の中を走ります。 朝は空気が素直で良く香るので、田んぼの近くを走ると田んぼの香りが、畑の近くを走ると畑の香りが強く感じられます。 目を閉じていても自分がどこにいるのかハッキリと分かるくらいです。

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徐々にペースを上げていく内に長浜へ到着しました。 この辺りは見晴らしも良く、琵琶湖が広く感じられます。(実際広いんですが…)

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この辺りのサイクリングロードは路面が良くて走り易いのも魅力的ですが、それ以上に鳥のさえずりに満ちている事がお気に入りのポイントです。 ビシバシ走ったりせずに鳥のさえずりに耳を傾けながら走りました。

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時々コンビニに寄っては間食を取りますが、そろそろ早めのお昼ご飯を食べたいなぁと思い、道の駅湖北みずどりステーションさんに駆け込みました。 「塩ラーメン一丁!」

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食後にトイレへ向かうと壁には張り紙が…

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頭上? 張り紙の上の黒いポスターの上の方を見ると…

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これじゃぁポスターを張り直せませんね。(笑)  何もしないという保護活動もあるんだなぁ…。
そろそろ出発しようかなとLOW-RACERの所に戻ると、ツバメが盛豚をかすめる様に飛んで来ます。

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威嚇されている様な気がしてフッと地面を見ると、間近に鳥のフンが落ちてます。 その上の方を見ると、そこには…

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何にも気付かずにツバメの巣のすぐ下にLOW-RACERを止めちゃってたんですね。 きっとツバメはこちらを外敵だと思って巣とヒナから遠ざけたかったのでしょう。 驚かしちゃってゴメンね。
そさくさと出発しました。

 

ちなみにみずどりステーションの向かいは、水鳥たちの住家みたいになっています。 素敵ですね。

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ボチボチ行きますか。 賤ヶ岳に向けて走り出します。

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賤ヶ岳越えは例によって旧道を通ります。 暗所恐怖症(誰かと一緒だったら平気なのですが…)の盛豚にとってはこちらもやや躊躇するトンネルですが、トンネル内には一応灯りが点いています。 それに新道の賤ヶ岳トンネルだけはさすがの盛豚も自転車で走る気がしません…。 フロントギアをインナーに落として、えっちらおっちらと旧道トンネルまで登りました。

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暗がりの恐怖に耐えて走り抜けると、そこには奥琵琶湖の景色が広がります。

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藤ヶ崎の心地良い道(冒頭画像)をゆっくりと走り、塩津のコンビニで小休止です。 地元の方らしき人に「これ何て自転車ですか?」と話しかけられて談笑していると、またもやツバメが盛豚をかすめる様に飛んで来ます。 もしやと思って見回すとやっぱり…

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LOW-RACERをちょいと移動させて少し離れて見ていると、親鳥がせっせとエサを運び始めました。 親鳥の献身的な働きをよそに、ヒナはひたすら「ハラ減ったー!」と言い続けています…

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これじゃぁ非常ベルを鳴らす訳にはいきませんね。(苦笑) こちらのコンビニの関係者と利用者の皆さんにおかれましては、くれぐれも火気にご注意の上、決して火の手が上がる事の無いようにご注意のほどお願い申し上げます。(笑)

それにしても今年はツバメの姿がすごく減ったと報道されていましたが、たて続けにツバメの巣を見かけて何だかほのぼのした気分になりましたよ。

 

さて、お次は奥琵琶湖を迂回する浅井越えです。 ピークの岩隈トンネルがこの日最高の標高ですが120m程度ですので、アウター・ローで一気に登ります。

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すいすい登る車を見ていると、「LOW-RACERにもアクセル付けようかな…」などと訳の分からん事を考えてしまう盛豚なのでした。

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そして海津大崎に入ります。 この辺りは春先の桜のメッカとして名を馳せていますが、経験的に桜がキレイな所は初夏の木洩れ日がたまらなく心地良いと感じています。

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海津大崎、好きだなぁ…

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琵琶湖の湖西ってのどかな所が多いんですよね。 例えばこんな…(広大さが北海道みたい!)

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そして白髭神社で小休止…

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その後は淡々と走りました。 そして大学時代によく合宿で登りに来た比良山を見上げながら走って、蓬莱駅で小休止。
懐かしいなぁ…。 合宿は現地解散だったから、下山して合宿が無事終了した後にビールを買って来て、人気の無い駅前で余った非常食を広げてよく酒盛りしたっけなぁ…。(苦笑)

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その後も淡々と走って琵琶湖大橋へ。 

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見渡す水平線の向こうまで走って来たんだよなぁ…。
山でもそうですが、こうして自分が走ったり歩いたりしてやって来た道のりを振り返って見渡すと、とても感慨深いものがあります。

 

スポーツとしてタイムトライアルをするでも無く、ソロツーリングとして走った一日でした。 盛豚はロードなどの自転車スポーツやトレーニングの経験がほとんど無く、自分でハイペースを維持して走るのがどうも苦手です。

LOW-RACERだとある程度の人のペースにはまぁまぁついて行けるのですが、自分でペースを作って走るのってやっぱり難しいなぁと感じています。 まぁヒザに爆弾を持った中年ビギナーだから、焦っても仕方ないか…。

 

この日は半日乗りっ放しで走り込んだので、また少しLOW-RACERの挙動や乗り方のリズム感などが掴めたのは収穫でした。 特に高速コーナリングや34km/h辺りから始まる不思議なクルージング感覚、登りでの「立ちこぎ」に頼らないペース配分とリズムなど…。

 

このLOW-RACERはローレーサーとしては重量級ですが、不思議とだんだん気にならなくなって来ました。

 

 

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コメント

なかなかの積載能力なんですね!
これからはローレーサーでの遠征も増えそうですね。
晴天でのどかやし、とても気持ち良いサイクリングやったんやろなあと沢山の写真から伝わってきました♪

こんばんは。
梅雨時期ながら晴れて何よりでした。
奥琵琶湖の写真が綺麗ですね。
そういえば長らく奥琵琶湖は行ってないですよ。
18切符の時にでも走りに行くか。
それにしてもローレーサーだとワゴンRにそのまま積載出来るのですね。
これは驚きましたよ。
私も以前リンクスを同じワゴンRに積載しましたが、前後輪外して強引に積み込みましたよ。
やはり高さが低いからローレーサーはそのまま積めるのですね。
これで行動範囲が広がりますね。

>まやおかさん
 
こちらでははじめまして。 コメントありがとうございます。
なんとなく「ハコバンでもギリギリだろう」という思い込みがあったのですが、以外や以外でなかなかの積載能力でした。
そのせいで「次は淡路一周かしまなみかな…」などと恐ろしい思案にふける今日この頃です。  ローレーサーは遠征率も増えていきそうです…。(苦笑)
この日は天気も良くてのどかな一日でした。 ホント気持ち良いサイクリングでしたよ~。

>kimotoshiさん
  
今日は。
梅雨の隙間を縫うように、僅かな晴れ間をコソコソ走ってます。(笑)
この日は奥琵琶湖もキレイに見渡せました。 行きたい気もしましたが、ローレーサーでの激坂は拷問以外の何物でもないので、この日は眺めるだけにしておきました。
積載の件ですが、ローレーサーは背が低いので横倒しにしなくても収まりました。 結果的に床面積を食わないで済んだので、ワゴンRにカルく積載できましたよ。 これは嬉しい誤算でした。
また近い内にどこかへ遠征してみたいと思います。
  
そうそう、ビギナーや一般の方には「お薦めしません」のローレーサーですが、それでも諦めなかった私の様な「どうしても」という人向けに、近々私見を述べてみたいと思いますので、しばしお待ち下さい。

こんにちは。こちらは「びわ湖・近江路観光圏」サイトを運営しております(株)プロクルーの金澤と申します。ブログ、楽しく拝見させていただきました!
こんな面白い自転車があるんですね~初めて知りました!
「びわ湖・近江路観光圏」の「びわ湖・近江路を訪れた方のブログ」(http://ohmiji.jp/kuchikomi1.php)と、
当社運営のブログコミュニティサイトの企画「旅ブログ」(http://dp10063051.lolipop.jp/ko-blog/)では、
滋賀県の湖北・湖東地域のことを書いていただいたブログをサイト上で紹介させていただき、これから来られる方の参考にしていただこうと考えています。
そこで、もしご了解をいただければ、こちらのブログ記事「日本一大きな水たまり」を紹介させていただきたいと思っております。
勝手なお願いで、コメントを入れさせていただきましたが、当社宛のメール(info@e-ohmi.net)かこのコメントでお返事がいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
また、このブログのおじゃまをしてしまいました場合は、たいへんお手数ですがこのコメントの削除をお願いいたします。

>プロクルー金澤さん
 
観光PR活動お疲れ様です。 ハンドルネーム以外はいずれのサイトも接続できない様ですが…
拙ブログが参考になるかどうかは分かりませんが、特に異論はありませんのでお任せ致します。

盛豚様

ご連絡が遅れまして大変失礼致しました。
本日リンクさせて頂きました。

また、リンクがうまく貼れていなかったようで失礼致しました。
「()、と、」などにもリンクがされてしまっていますので、
あらためてURLをお知らせいたします。

http://ohmiji.jp/kuchikomi1.php
http://dp10063051.lolipop.jp/ko-blog/list.php

ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

>プロクルー金澤さん
 
ありがとうございます。 こちらこそ宜しくお願いします。

この記事へのコメントは終了しました。

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