最近のトラックバック

« 自転車用グローブの話 2 (夏でもフルフィンガー!) | トップページ | 永遠の青春 »

パン天国とパン屋のオヤジ

8月にオープンされた『Bienvenue(ビアンヴニュ)』さんへ第二波の襲撃に行ってきました。 

12092100

.

オープン初日を攻めた『Bienvenue(ビアンヴニュ)』さんですが、さすがに初日はあふれるお客さんにむしり取られるかのごとくパンが飛ぶ様に売れる中で、商品を十分に選べる状況ではありませんでした。 しかしオーナーシェフの志向からすると、数え切れないほどの豊富なレバートリーから無限の品揃えが繰り出されるお店になるハズと期待していました。

あれから一月半が経ったのでそろそろ落ち着いてきた頃かなぁ~と思い、狙撃パンポタに行く事にしました。 今回は快速パンポタ狙撃マシンのLOW-RACERで出動します。
ラピュタ… モジャハウスの前を通って…

12092101  

お店に着くと棚には色とりどりのパンが…

12092102  

わはっ、クロワッサンもたくさん!(↓すごく旨い)

12092104  

キレイでオシャレなパンの山ですね。 この他にもまだまだありました。 選べる楽しさが満載です! イカン、パン天国を見ていると思わずヨダレが…(汗)

12092105  

今日の獲物はこちら。 今回はバゲットもGetです!

12092106  

今回はオーナーシェフにお話を伺うことができました。 その中で特に印象的だったのは、「時代の最先端を行くパンのお店を展開していく一方で、子供達が喜んでくれる馴染み深いパンも大切にしていきたい」と仰られていた事でした。

注意深くお店に並ぶパンを振り返ると、なるほどその種類や大きさ・価格等にオーナーシェフのその思いが表れていました。 確かに前回訪れた時の第一印象が、「お店の立地と商品のわりにリーズナブルだな…」というモノだったのを覚えています。 経営面を重視すればより高付加価値でオシャレな商品にもっと力を入れて行けば良いのですが、そうしたお店が乱立するこの時代にあって、オーナーシェフはもっと高い信念をお持ちの方なのだと再認識できました。

12092108  

お話を伺った後で見送りに出て来て下さったオーナーシェフの姿を見て、盛豚はある人物の事を思い出しました。

.

今から30年前に盛豚が千葉県柏市の小学校に転校した頃、最初に出来た友達と十数人で土曜日の午後から遊びに出かけました。 途中でお腹が空いてきたのでみんなで学校の近所のパン屋さんに行きました。
昼ごはんも食べずに遊びに出ていたのでもう腹ペコです。 みんなが思い思いのパンを買い食いした訳ですが、最後に盛豚がパンをのせたトレーをレジに持って行くと手ぶらの友達が三人ほどついて来ました。 高度経済成長期だったあの時代にあっても各家庭の事情というものがあり、つまりは小遣いなど貰えない子供がいたという事です。 

パン屋のオヤジさんは何かを見抜いたかの様に、無言でカウンターから出て商品棚の奥からカゴを一つ持って来ました。 そして独り言のように「これはちょっと焼きすぎて売り物にならない。 これは形が良くない。 これは膨らみが足りない」などと言いながら三つのパンをカゴから出して、手ぶらで立っていた三人に手渡しました。

それ以来、盛豚は「パン屋のオヤジとはカッコイイ男の仕事なのだ!」などという訳の分からん思い込みをする様になったのです…。

  
  

12092109  

我に返って帰り支度を済ませ、例によってサイドバッグからバゲットの袋がはみ出したまま退散しました。 帰宅してから頂いたパンはどれも大変美味しかったです。 

また買いに行こ~っと!!

 

  
取材協力 : 『Bienvenue(ビアンヴニュ)』さん

 

 

« 自転車用グローブの話 2 (夏でもフルフィンガー!) | トップページ | 永遠の青春 »

自転車でお出かけ」カテゴリの記事

コメント

パン屋のおやじさん、かっこいいですね。
パンをもらった3人のお友達からも当時の思い出話を聞いてみたいですね。
この思い出が盛豚さんの人生に大きく影響したようですね?
人の何気ない行動に大きく影響をおよぼされることってありますよね。

ええ話ですね。
これが盛豚さんのパン好きになった要因のひとつでもあったのですね。
しかしシマノのホイール、今見ると斬新でカッコいいですね。
また復活させてくれへんもんですかね。
どうか大切に使ってあげて下さい。

>いずみさん
.
お店はフツーに町のパン屋さんだったのですが、このオヤジさんは職人気質でカッコ良かったです。 母親もこのお店は贔屓にしていましたが、時々「ややシッカリ目に焼いてあるなぁ」ってカンジの食パンを「焼き過ぎて売る訳にはいかないからと言ってタダでくれた」と言って持って帰って来たものでした。
パンを頂いた三人の友達が今でも覚えているかは定かではありませんが、私にとっては今でも鮮烈な思い出であり、「こういう大人になりたい」と思った方です。 ある意味長い時間をかけて私の人生に影響を与えたと言えると思います。

>やまおかさん
.
人の器を測る一つの目安として、「子供に夢や『大切なモノ』を与える事ができるか」というのが挙げられると思います。 このオヤジさんの背中にそう教えられた様な気がした出来事でした。
.
シマノのR540ホイールは絶版になって久しいですね。 見た目のインパクトと高速巡航性が気に入っています。 鉄製スポークのサビ対策に油脂を塗り込みながら使っていますが、よりスパルタンなスピナジーカーボンみたいなホイールが無いものかと物色中です…。(汗)

うわっ 残業中に見てしもうた!

僕のブログはパン屋さんの出現率が少ないので、近いうちに しまなみパン屋めぐりしよっと。

>ドリさん
.
グルメとは程遠い私のブログで食ネタの講釈といえば、やはりパンぐらいしか出てきませんし、これなら少しは分かるつもりです。 一般的にしまなみ情報でパン屋さんはあまり見かけた事がありませんので、ぜひこれを機会にバシバシ狙撃してupして下さい!

おはようございます。
昨今、多くのお洒落なパン屋さんが増えましたよね。
でもそういうお店は比較的価格が高い気がします。
私の中でパンはやはり庶民的なものという考えがあるんですよね。
安くて誰にでも買えてそれでいて美味しいってのが究極のパンですか。
盛豚さんが夢を目指すきっかけとなったパン屋さん、かっこいいですね!

>kimotoshi さん
.
近年ではベーカリー(庶民的なパン屋さん)が減っていく一方でブーランジェリー(より上級のパン屋さん)が新規参入する傾向があります。 一般的にブーランジェリーでは趣向を凝らしてコストもかかる上級なパンが楽しめますが、反面パンが子供の手から遠のいて大人の楽しみに偏りつつある一面も否めないと感じます。
オーナーシェフは子供たちを大切にされる方ですので、ビアンヴニュさんでは子供でも楽しめる上級なパンだってちゃんと並んでいます。 そしてこの方を見ていると、在りし日のパン屋のオヤジさんと何かがダブる様な気がします。
この日も親子連れのお客さんが訪れていましたが、泥ダンゴを握りしめた子供がお店の外で待っていると、オーナーシェフは店頭ディスプレイのベンチにその子を座らせて、楽しそうに泥ダンゴ談義に花を咲かせてられました。
子供に夢を与える事ができる仕事って、本当に素晴らしいと思います。

この記事へのコメントは終了しました。

« 自転車用グローブの話 2 (夏でもフルフィンガー!) | トップページ | 永遠の青春 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ