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LOW-RACERのリムテープを交換しました

LOW-RACERのパンク対策として、リムテープをコットンのテープに交換してみました。

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先日LOW-RACERで京都を訪れた帰りに、後輪がパンクしました。 それから二週間後に再びパンクしました。 いずれもクギなどの異物を踏んだせいではなく、リム内部でチューブに穴が開いており、原因はリムテープにありました。

クリンチャータイプ(タイヤ内にチューブを使用するヤツね。)のWウォール型ホイールのリム内部には、スポークのニップル(スポークのネジを止める小さなボルトみたいなヤツね。)を差し込む為の穴が開いています。 組み付けにあたってこの穴の縁でチューブを切ってしまわない様に、穴を上から覆ってチューブのインナーパンクを防ぐ為のテープを貼ります。 これがリムテープを貼る理由です。

昨今のロード系のホイールではリムテープをより簡素化・軽量化する目的で、その材質は樹脂の物が主流みたいです。 メリットも多い一方で材質が樹脂である為に、内部で滑って左右にズレてしまうケースもあります。 するとニップルの穴が顔を出して、その縁のわずかなささくれがチューブに刺さって穴を開けてしまったりする訳です。

二回続いたパンクはいずれもこうしたインナーパンクでした。 これ以上同じトラブルを繰り返さないように抜本的な対策が必要だと感じて、リムテープを変更する事にしました。 そしてあれこれ考えた結果、樹脂は滑るし収縮などの劣化が懸念されるので、粘着テープ状のコットンテープに変えてみようという結論に至りました。

  
選んだのは『ゼファール・コットンリムテープ17mm幅』です。 コットンテープに限らずリムテープには何通りかの幅がラインナップされていますが、今回選んだのはロード用ホイールに組み込めるほぼ最大幅の物です。

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早速作業を開始します。 LOW-RACERの後輪を外して… (作業中は左にゴロンしときます)

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タイヤとチューブを外すと樹脂のリムテープが見えてきました。 幅方向に隙間があるので簡単に動いてしまいます…。

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リムテープをめくるとインナーパンクの犯人であるニップルの穴が顔を出します。 (このホイールはリムの側面からスポークが生えている特殊な構造で、スポークの付け根の処理の為に通常のWウォール型ホイールと同様の穴が開いています。 そしてニップルはハブ側にありますが、今回のログではこのまま「ニップルの穴」と呼んでおきます 。)

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めくった樹脂のリムテープの内側を見てみると、ニップルの穴の跡がクッキリと残っています。

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そしてインナーパンクが発生した箇所では、リムテープがズレてニップルの穴がむき出しになってしまっていた跡がハッキリと残っていました。

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ちなみに樹脂のリムテープは、取り付けるとリムにタイトに装着される狙いでちょっと引っ張られた状態になります。 その影響と経時変化により、表示では16mm幅となっていますが実際に計ってみると15mm幅でした。 これでは幅が足りません。 今回選んだ17mm幅のコットンリムテープと比べると、その差は歴然としていました。

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このコットンテープには最初からチューブのバルブ用の穴が開けられていました。 親切設計ですね。

(手に持ってる方のZefalのロゴのaの部分に穴が開いてます。)
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自転車業界では粘着式のコットンテープの巻き方にそれなりのセオリーがあるのかもしれませんが、今回は初めて自分で作業するので後々の事を考え、セオリーを調べたりせずに別業界の工業的ノウハウに基づき、独自の判断で巻く事にしました。(たぶんセオリーとは逆方向から巻き始めていると思います…。)
それなりに目的があるとは言え我流ですから、参考になるとは限りませんので悪しからずご了承下さい。

 

今回の作業は『巻き終わりの位置』から貼っていく事にします。 カセットスプロケット側から見て時計回りの方向(下の画像で指差している方向)に張っていきますが、最終的には回転方向に対して準巻きに仕上がるように工夫します。
コットンリムテープに開けられたバルブ用の穴は巻き終わりから7cm程の位置に開いていましたので、まず最初にこの穴とホイール側のバルブ穴を位置合わせして貼ります。 この時に巻き終わり(画像のリム上端部のやや左側、親指の指先あたりです。)は貼り付けずに浮かせたままにしておきます。

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テープにテンションをかけながら(右手でテープを引っ張ってピンと張った状態を維持する事ね。)左手の指でテープを上からウォールに落とし込みつつ、少しずつ貼り付けていきます。 この時にテンションをかけ過ぎない様に注意します。

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こんなカンジね。 ひたすらこの作業を続けます。

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そしてフィニッシュの画像を撮り忘れてしまって恐縮なのですが、一周した所で最初に浮かせたままにしていた部分に2cmほど潜り込ませる様に貼ったらそこでコットンテープを切り、その上から浮かせたままにしていた部分を被せる様にして貼り付けます。

実はこれまでにコットンテープについては、人様の自転車で色々な例を見てきました。 めくってみたらコットンテープが縮んでいたり伸びていたり横にズレていたりと、まぁ実に色とりどりの経時変化が…。

そこでもし後日になって寒い季節や熱い季節を経て、今回巻いたコットン製リムテープがどう変化しても、後で多少の手直しはできる余地を残しておこうという狙いで、今回の巻き方を試しました。
この巻き方はホイールの回転方向を考えた上で巻き方向こそ工業的常識に乗っ取っていますが、バルブ用の穴が巻き始めの位置にあるのか、それとも巻き終わりの位置にあるかの違いおいて、後者を選ぶ事で後日に手直しできる余地を残すための巻き方です。

縮んできたら一旦剥いでバルブの手前でテープを切って、バルブの位置を優先して貼り直せば対応できますし、伸びてきても一旦剥いで余った部分を切り取ってから、これまたバルブの位置を優先して貼り直すことができます。 幅方向のズレはサイズ的に丁度いいカンジですので発生しないと思われます。

組み付け後にちょいと覗いてみると…

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うん、ちゃんと貼れているナ…。

今回の仕様変更で若干の重量増(それもマス重量が…)になってしまいましたが、あくまでもインナーパンクの抜本的対策を優先すべきと判断しました。 タイヤは他のレース用タイヤに比べてかなり軽い(ミシュランPRO3ライト)ので、それで相殺と思っておきます。

さて、何事もなければ一年後にめくってチェックしてみるかな…。

  
  

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