最近のトラックバック

« 人生の財産 | トップページ | 打ち合わせ »

451のオフセットリムが欲しい…

LOW-RACERの次なる課題は『直進性とハンドリング』です。

12102800

.
盛豚のChina Mascot Products LOW-RACERは、オランダのM5 LOW-RACERのコピーモデルです。 これらは走行性能を重視するあまりチェーンラインをストレートに引く目的で、邪魔になるフロントフォークの右側を排除してまでチェーンラインを確保しています。

(前から見ると…)
12102801 

(上から見ると右側のフロントフォークがあるべき位置にチェーンラインが通っているのが分かります。)
12102802 

推進力の面ではこれでOKなのですが、それと引き換えに一つの弊害が残ります。 それは直進性の低下です。

まっすぐ伸びたフロントフォークに対して…

12102803 

タイヤが進行方向から受けるベクトルはタイヤの軸上すなわちフォークの横にオフセットした位置から掛かって来ます。

12102804_2 

その結果としてハンドルは乗り手から見て右側に切れて行く力を受けます。

12102806 

ホイールとのジョイント部分がタイヤの軸上(ハブの中央)にあれば起きない弊害なのですが、スポークホイールではアルミダイキャストみたいな形状は望むべくもありません。

12102807 

このレイアウト故に走行中はハンドルを常にホールドしていなければならず、その上に右コーナリングではニュートラルステア・左コーナリングではアンダーステアと左右でコーナリング特性が異なるという、困った持病を抱えているのがこのLOW-RACERなのです。

ところがよくよく観察している内に、この弊害を助長している要因がある事に気付きました。 何と、フロントタイヤが車体の軸上から右側に10mm近くオフセットしているのです。 これでは左右のコーナリング特性の違いに拍車が掛かってしまい、乗りにくくなる一方です。

12102808 

このフロントタイヤのオフセットを見直す事で、多少なりともコーナリング特性のバラつきと直進性の対策をしたいと考えました。

ヒントになったのは86年のオートバイ世界GPで成功を収めたelf3です。

12102812 

このマシンを通じてelfが取得した特許は後にホンダがその大半を譲り受けて、リヤスイングアームに関しては市販のオートバイにその技術が導入された程の完成度でした。 そしてそのフロントアームを見てみるとホイール内側に曲がり込んでおり、ホイールのマウント位置(左右方向)はタイヤの軸線上にある事が見て取れます。

12102813  

12102814_2

軸線上の支持点とホイールラインが必須であるのは明確ですが、自転車のスポークホイールでは丸ごと真似するのはちょっと困難です。 しかしながら右にオフセットしてしまっているホイールラインの補正は有効だと確信できました。 そこでホイールを組み直そうと思って細部を観察していると、フロントホイール左側のスポークとディスクブレーキキャリパーのクリアランスが3mm位しか無い事に気付きました…。

12102815 

困ったなぁ…。 せっかく課題への対策が見えて来たのに…。 451(MTB用の20インチサイズ)のWウォールでアレックスモールトンみたいなオフセットリムって無いかな…。

12102816

« 人生の財産 | トップページ | 打ち合わせ »

リカンベント」カテゴリの記事

コメント

フォークは短いし、強度も高そうなので、撓んでハンドリングを悪化させているってことは無さそうですね。
フォークの長いキャノンデールのMTBでも、それほど問題はないわけやし(チョットはあるみたいだけど)。
多分、最大の問題はオフセットされているってことでしょうか。

elfのホイル、効果の一つはブレーキディスクをホイルの中心に持ってくることが出来たトコロらしいです。
片持ちだとブレーキをかけると左右非対称に支持アームが撓むけど、中心だとそれがかなり軽減されるので。
スポークホイルでなおかつ片持ちのBMW・SGで、ブレーキング時に妙な撓みが出る感触はなかったけど…
そのローレーサーはブレーキング時に撓みが出る感覚ってありますか?

>ツカモトさん
.
LOW-RACERのフロントアームは舗装路でブレーキを掛けると、低速でさえ前後に大きく撓んでハンドルが左に切れる力が掛かるのがハッキリと感じられます(キャスター角が立ち気味なせいかもしれませんが…)。 なお、前輪の接地圧が低いので思い切ったコーナリングが出来ず、ねじれ方向の撓みはまだ確認できていません。
お話を聞いているとBMW・SGに乗ってみたくなりますね。 シャフトドライブ・左リヤディスクブレーキのZ1300に乗っていた頃、リヤブレーキを掛ける度に車体が左後ろに傾いていたのが懐かしいです。 そう思うと車体剛性も影響しているのかもしれませんね。
  

あら、あの太さと長さでそんなに撓みますか。
肉厚が足りないのか…。
まずは、強度の高いフォークに交換してみないと見えないモノが多そうですな。

前輪の接地圧に関しては、一度前後車輪の下に体重計を敷いて荷重バランスを計測してから判断したほうが良いかと。
出来れば、バロンやM5ローレーサーの加重バランスも図ることが出来ると最高。
加重バランスの問題ではなく、トレール量の可能性もあるかと思うので。

試乗したBMW・GSは1100でしたが、あの巨体が250のオフ車並にクルクル・ヒラヒラ軽く走るのが驚異的なんですよね。
テレレバーサスのおかげでブレーキングのネガティブが無いせいだと思うけど、車体の存在感の無さは驚異的です。
試乗する機会があれば、是非に。

>ツカモトさん
.
撓みはヘッドパーツ直下で発生しているみたいです。 ハンドルにも伝わって来る感じがします。 交換も視野に入れた方がいいかも…。
接地圧については欲を言えばご指摘のやり方で並行テストしたい気もしますが、所有する知り合いの心当たりも限られてきますので、すぐには難しいかもしれません。 ひとまずM5と比較できればとは思いますが…。 今回シートを下げる為にフレームに沿って5cmも後退してしまったので、この辺が前輪加重に悪影響を及ぼしているのではないかと考えています。 どのみちフリクションロス対策でブームを伸ばしたいので、仕様変更の時に再びシートを加工して前進させる予定です。
私はオートバイを離れて久しいですが、あの頃に培った経験と知識が今なお自分を助けてくれるので、良い経験をしたと思っています。

この記事へのコメントは終了しました。

« 人生の財産 | トップページ | 打ち合わせ »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ