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Performer社のジョージ社長、ハマモトサイクルさんへご来店!

11月2日(土)は、今最も元気なリカンベントメーカーであるPerformer社のジョージ社長が、ハマモトサイクルさんへご来店になりました。

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通常、国内には皆無と言っていいリカンベントの造り手と面談できる機会は、これまた皆無と言って差し支えないのが実情です。 そんな中で熱心に海外メーカーと直接コンタクトを取り、販売・普及・アフターサービスに取り組んでられるハマモトサイクルさんでは、その取り組みを通して色々と貴重な情報ソースが蓄積されています。
そして先日入った最新情報は、何とPerformer社のジョージ社長ご自身がビジネスで来日されるこの機会に、日本での主力販売店であるハマモトサイクルさんへ表敬訪問されるという物でした。

これはハマモトサイクルさんのPerformer社品の販売実績だけでなく、様々なメーカーのリカンベントを取り扱う事で各社の製品に関するノウハウを見て学び蓄積して来られた経験や、顧客の一部のハード&ヘビーユーザーに対するアフターサービスの一環として強化部品のワンオフ注文を掛けて来られる事や、オリジナルジオメトリーのSuper-Low RACERを特注して来られる取り組み姿勢とノウハウなどが、いかにPerformer社から評価されているのかを物語っています(実際に盛豚が訪れたリカンベント取扱店の中で、自分が投げかけた質問に対して答えやアドバイスが返って来なかった事が一度も無い唯一のお店です)。
そして今回はハマモトサイクルさんからこの情報だけではなく、

「せっかくの機会ですのでご都合が合うようでしたら、リカンベント乗りの皆さんも当日はぜひお越し下さい」 

とのお誘いを頂きましたので、お言葉に甘えて伺ってみる事にしました。

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迎えて当日の朝は目覚まし時計よりも早くに目を覚まして、サクサク出発準備をして走り出します。 ある程度の形になったM5に乗りたい気持ちも少なからずあったのですが、今回の主賓はPerformer社のジョージ社長ご本人です。 そのPerformer社は商社として独自のブランドを立ち上げた頃のChina Mascot Products社のリカンベントの製造元だったと聞き及んでいましたので、ジョージ社長に敬意を表して少しでも縁のある車体をという意味を込めて、China Mascot Products LOW-RACERに乗っていく事にしました。

このところM5の試走が集中していたのでLOW-RACERには久し振りに乗る上に、前夜に少々重たいアルミ製ディープリムのホイール(M5に入っていた物です)を組み込んだせいかLOW-RACERの車重が重く感じる一方で、その慣性の強さのお蔭で「こんなに中・高速での推進力が強かったっけ?これがホイールの効果なのか!?」と少し驚きつつ、従来の肉体的感覚で32~33km/hのつもりで走っているのに、メーターを見るとそれまでの感覚と経験ではあり得なかった40km/h巡航でR2を西へと向かいました。
そしてAM10:00頃にハマモトサイクルさんへ到着すると、既にジョージ社長と通訳担当(笑)のEI Gatoさんとfoxhounderさんとうっしーさんが来店されていました。 聞けば朝一からジョージ社長がもの凄い食い付きっぷりで、自ら二台のフルカーボンリカンベント(foxhounderさんのTROYTEC Revolution LRと、うっしーさんのvelokraft NoCom)に試乗されたところだとの事で、尚も今度は店内にあるBACCHETTAのハイレーサーを熱心に観察しながら話し込んでらっしゃるところでした。

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すぐに自転車屋さんが紹介して下さったのを機に、ジョ-ジ社長にご挨拶させて頂いてから色々と話を伺ったのですが、やはり生産者のナマの話は非常に聞き応えがありました。 そして自転車屋さんのご配慮でジョージ社長に「憶えてらっしゃいますか?このローレーサーはかつて御社で生産された物ですよね?懐かしいでしょう!」と、盛豚のChina Mascot Products LOW-RACERを紹介して下さいました。 サプライズのつもりで乗って行っていたので「いやぁ懐かしいな~!」と喜んで頂けるものと思いきや、ジョージ社長からは予想外の反応が…。

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ジョージ社長:「(それまでのにこやかな表情から一転、ちょっと真顔になって少しの間黙ってジッと見てから)これはM5かな?」

盛豚たち:「…ハイッ!?  …???  China Mascot Products LOW-RACERですよ。 ほら、RB Performer LOW-RACERと姉妹ブランドだった…。 御社で製造されていた物ですよね?」

ジョージ社長:「(真顔のまま)このフレームは初めて見るね(バッサリ…sweat02)。 本当にM5じゃないのかい?」

盛豚たち:「M5じゃなくてChina Mascot Productsですけど…」

ジョージ社長:「(やっぱり真顔のまま少しの間黙って隅々までじっくりと観察して、少しずつ表情を崩しながら)良く見るとフォークとステムとシートは過去にウチで作った物だね。 うん、そうだよ。 でもフレームは見覚えが無いなぁ…。 China Mascot Products社のブランドについては、最初はウチが全面的に製造を請け負っていたんだけれど、やがて彼等は独自に生産体制を整えて自社生産に着手したんだよ。 だからある時期を境にそれまでビジネスパートナーだった彼等と私達は、企業として別々の道を歩むようになったんだ。 そう言えば思い出したよ、このステムとフォークとシートはその辺りの時期に生産していたモデルだ。 きっとその直後にChina Mascot Products社が自社生産した車体なんだろうね…」

盛豚たち:「(呆気に取られて)…sweat02

 

ちょっとショックでした…。

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それにしても熱心なジョージ社長、経営者というよりも純粋に自転車大好きな技術屋のオジサンといったカンジで、他社品のハイパフォーマンスレーサーを見る度にニコニコしながら食い付いてらっしゃいます。
日本の企業のお偉いさんだったらスーツ姿でやって来て、目に付く場所に他社品が置いてあったりすると面白くなさそうな顔をしたりしがちですが、ジョージ社長は全然違います!(さすがにPerformer Super-Low Racerのオーナーさんが自走で現れた時には、もの凄く嬉しそうな顔をされていましたけどね ^^;) すぐにでもリカンベントに試乗できるフランクな服装で現れて、他社品を見つけてもむしろ楽しそうに近寄って隅々まで観察しながらあれこれオーナーさんに質問されてます。

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自社でも展開し始めたカーボンフレーム(Performer社ではロード用フレームも生産されていますが、最近ではカーボンフレームもラインナップに加わりました)については特に関心が高いご様子で、前述の通りもの凄い食い付きっぷりのノリノリで試乗されてたそうです。(笑)

(foxさんがジョージ社長に試乗して頂いて「ウチでもカーボンフォークやフルカーボンリカンベントを作るぞ!」ってなカンジになるように炊き付ける目的で乗って来られたTROYTEC Revolution LR。 やはりジョージ社長もこの車輌のハンドリングを始めとするスタビリティの高さには感心されていたそうです)
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(うっしーさんのvelokraft NoComにも試乗されたっていうか、NoComに乗れるってのが凄いッスよジョージ社長!)
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(EI GatoさんのPerformer FWD、しまった! また試乗させて頂くのを忘れてた…sweat01
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(BACCHETTA社の横断幕が気になるご様子のジョージ社長…。 次回の便でPerformer社も横断幕を送り付けて来る!?)
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(ニコラスさんが来店されました。 盛豚のようなタダのリカンベント乗りと違って、ハイアマチュア・高速型ベントライダー・ヘビーユーザーとしてかなり具体的な質問や要望をぶつけているご様子。 長い間お二人で話し込まれていて、ニコニコしていたジョージ社長もいつしか真剣な面持ちになり、「当社と現行の取引先であるパーツメーカーの力量でそのご要望にお応えしてそのパーツをカーボン製にするには、どうしても最低ロットが100本は必要になってしまうのです」などなど、思いっきり本格的な会話が交わされていました…)
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一しきり話し込んだ後で修理から上がったChallennge Fujinを受け取り、ニコラスさんは帰って行かれました。

(オートバイもブチ抜く!? 『関西リカンベント』が誇る圧倒的パワーライダーのお二人…。)
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その間にもどんどん増えてくるベントライダー達と盛り上がること二時間、満面の笑みでジョージ社長は帰って行かれました。 まるで一陣の清々しい風が吹き込んで来たかのような、そんな一時でした…。

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ジョージ社長が帰られた後もベントライダー達のダベリングは続き、後から後から新たにベントライダーがやって来ます。 やがて「遅れたけれど時間が出来たから…」と、お久し振りのえむきゅうさんがLightning Phantomで登場されました(リカンベントよりも真っ白なボディにフルスモークウィンドゥのAMGベンツ500SLの方がお似合いな風貌で…)。

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丁度良かった! 是非ともえむきゅうさんにはお会いしたかったんですよ。
実は盛豚、自分にはサイズが小さくて死蔵していたカーボンケブラーシートが手元にありました。 「えむきゅうさんなら良いフィット感で使えるんじゃないかな?」と思って、ちょいと前のログにやんわりと遠回しに「盛豚には使い道の無いカーボンシートがありますよ~」的な事を書いてみたのですが、えむきゅうさんからは食い付くどころかビミョーにスルーなコメントが…。
「かくなる上は直接攻撃しかない! 朝ドラ『ごちそうさん』のめ以子ちゃんも今朝お嫁に行っちゃったので、オイラのカーボンシートもこの機を逃さずお嫁に出すのだ!」という訳の分からん動機で猛アピールして、何とか「仮採用」して頂ける運びと相成りました。

そうこうしている内にタチさんがPerformer Super-Low Racerでご登場!

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更にダベリングが続く内に気が付けばもう二時になっていたので、有志で神戸ちぇりー亭宝塚店さんへラーメンを食べに行く事に。 いつもはリーダーのやまおかさんについて行くばかりで楽をしていた盛豚ですが、今回はやまおかさんご不在の中で道順を知っているからと先導を仰せつかり、初対面の方もいらっしゃる中でのペース配分など緊張する事、緊張する事…。(苦笑)

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(ターミネーターの団体さんに追われてる気がして来るデスよ…)
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記念撮影を兼ねた小休止でも切り上げ時の見極めが意外と難しかったり(やまおかさんの偉大さを思い知る…)。

(武庫川河川敷のお花畑ではコスモスが満開です…)
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(何だか最近しょっちゅう来てる気がするなぁ…)
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(このところ毎週のように食べてる気がするのは気のせいだろうか…)
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腹ごしらえも済んで武庫川CR→R2と走り解散で帰路に着きます。 走行距離が伸びない一日でしたので、R2に入ってからは朝と同様に40km/hに近い速度で巡航していると、すぐ後ろには「いやぁ~気持ちイイですねぇ」と余裕の涼しい顔をして走るえむきゅうさんの姿が…。
一瞬、「Phantomは背が高くて空力的には不利な筈だけど、実は凄く速いのかな…?」などと考えてしまいましたが、よくよく考えてみると相手は大阪市内⇔西明石をAv30km/h以上で往復されるえむきゅうさんです。 盛豚がLOW-RACERを全速力で走らせてもLightning Phantomでフツーについて来られる(ヘタすりゃブチ抜かれる…)筈なので、その後は遠慮なくスポーツモードで走りました。

そして杭瀬まで来たところでそわそわと帰りたそうに「もう暗くなって来たからシートはまた次の機会にでも…」と仰るえむきゅうさんを、「あと3~4km位ですから(←実は5km以上ある…)」などと騙しながら自宅まで誘い込み、半ば強引にカーボンケブラーシートを押し付けてお見送りしたのでした。(笑)

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ジョージ社長、自転車屋さん、この度はありがとうございました。 お蔭様で有意義な一時を過ごす事ができました。
今後もお二人のお力で日本のリカンベント界が更に発展していく事を祈っています。

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※…(一部、自転車屋さんの画像をお借りして掲載させて頂きました。)

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コメント

お疲れ様でした。
久々にご一緒できて楽しかったです(^^)

帰りのR2はそんなに出てましたか?

サイコンレス仕様で速度不明。
リアをマビックからスピナジーに変えてカセットとディレーラーの相性が悪く(セットアップが不充分なだけかも)トップに入らず( ̄▽ ̄;)

そら40出てたらついて行くのしんどいはずです(^_^ゞ

シゴいて頂き、いい汗かけて気持ちよかったのは確か。

ところでご自宅まで3~4キロって・・・
んなわけないよなぁ・・・って思ってましたが、やはり( ̄□ ̄;)!!

何はともあれ、シート有り難うございます。
これまでのモヤモヤが解消されるのでは?と期待大です。

かなりの大所帯を引かれたんですね。 これは大変!
まさか皆でちぇりー亭に行ったのですか?
ハマモトさん⇒ちぇりー亭は今後定番コースになりそうですね。
曲がるポイントはたったの2箇所で行けてしまいますからね!

最近はパフォーマー社も大手メーカーみたいに融通が利きにくくなってきてる気がしますが、いつまでも細かい要望に応えてくれるメーカーであって欲しいもんです。

>えむきゅうさん
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お疲れ様でした。 こちらこそご一緒できて楽しかったです。
帰りのR2は速度が乗ってる時で36~40km/hでしたよ。 たまたま前日に装着したディープリムのお蔭でこの速度でもフツーに巡航できましたが、デュラC24だったら先行でこの速度は汗ダクものだったと思います。(笑) それにしてもPhantomでトップに入らずにこの速度とは…。
あのシートはローレーサー専用形状ですので、フィット感・ホールド感はミッドレーサー用シートとは段違いの感覚が味わえる筈です。 呼吸効率が若干下がるものの走行中の車体のスタビリティが段違いにUPしますので、ヘッドレストを上手にセットできればパワーのロス率は下がって矢の様な走行感を得られるでしょう。
えむきゅうさんのモヤモヤ感が解消して、「パパ帰りが遅~い!dash」と娘さんがモヤモヤする事請け合いです!(笑)

>やまおかさん
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総勢十名の大所帯でした。 とりあえずゆっくり走った方がイイかなとも思ったのですが、背後から突き刺さる様なえむきゅうさんのプレッシャーが…。(汗)
ちぇりー亭では奥の大テーブル二つを占拠しました。(笑)
ニコラスさんは今回の修理でフォークの到着を大分待ったせいか、特注カーボンフォークの受注条件について尋ねてられた様子でしたが、ジョージ社長曰くパフォーマ社内製の金属部品なら一品物からも対応できるけど(foxさんのフォークみたいに)カーボンフォークは外注品なので、パフォーマ社とトライゴン社の付き合いをもってしても特注の最低ロットは100本を切らないとの事でした。

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