最近のトラックバック

« リカンベントの見え方検証会に参加してきました | トップページ | 石の上にも三年、ブログの上にも五年? »

オープン教団の暗躍

今、国内のリカンベント界に一つのムーブメントと呼べる現象が起きています…。

14070600_2

.
リカンベントのステアリングシステム(ハンドルを含む舵取り機構全般を総括した呼び方です…)は、USS(『アンダー・シート・ステアリング』つまりシート下・ライダーの体の背後にステアリングシステムが設置されている物です)と、OSS(『オーバー・シート・ステアリング』つまりシートの上・ライダーの体の正面にステアリングシステムが設置されている物です)に大分されます。

(ちょっと前にはみ出してますが、USSはシート下側にステアリングが設置されてます)
14070601  

(USS車にライダーが乗るとこんなカンジになります)
14070602 

その普及率で言えばUSSに比べてOSSの方が数多く見受けられるので、こちらが主流と言って差し支えないと思います。

まぁ一口にOSSと言ってもその中には更に細かい分類があるのですが、RANS(ランズ)社の用語を引用してザックリと分類すると、『トップロードハンドル』(ヘッド部から直線的にライダーの上半身に向かって伸びるストレートステムと、シンプルなハンドルバーなどを組み合わせた物)と、『オープンハンドル』(ライザーと呼ばれるポストを兼ねた縦型のステムと、ライダーを包み込むように横方向に開いた形状のハンドルバーを組み合わせた物)に大分されます。

(トップロードハンドルは地面から見て車体の頂点付近に設置されます)
14070603_2 

(トップロード車にライダーが乗るとこんなカンジになります)
14070604 

ちなみにトップロードハンドルは100年以上前にリカンベントが登場した当時から、共にその歴史を刻み続けて来た由緒正しいステアリングシステムです。

(フリーメディアレポジトリーより引用:1914年3月3日にフランスで撮影された写真より)
14070605french_recumbent_bicycle_19  

リカンベントの起源は、1885年頃に確立された標準型の『セーフティーバイシクル』から、1900年頃に派生型の『レーシングバイシクル(ロードレーサーの祖先)』と時を同じくして(むしろ若干早い?)『ロングライダー』として誕生したのが始まりだと言われています。

R.K.ミュラー氏のサイトより引用)
14070605bicyclehistory

それを裏付ける資料として『ロングライダー』に関する1901年当時の特許出願資料も残っているそうです

(どうだ、恐れ入ったか!)←意味不明…
14070605historyharoldjarvis1901long 
.

その一方でオープンハンドルについてですが、これにはメーカーによって「オープンバーハンドル」とか「オープンコクピットハンドル」とか「スーパーマンバーハンドル」などと呼ばれたりしている物も含まれます。

(Bacchetta C.A. 2.0はRAAM新記録更新記念セールで、本社在庫分に限り7月末まで15%割引セール実施中! お問い合わせはHC-WORKSさんまで。)
14070606 

(オープンハンドル車にライダーが乗るとこんなカンジになります)
14070607  

国内での普及率は辛うじてアメリカンハイレーサーに搭載されている程度に過ぎず、少数派だった筈のオープンハンドルですが、近年になってヨーロピアンリカンベントにも少しずつ採用車種が現れてきました。
そのせいか関西リカンベント仲間にも、ローレーサーにオープンハンドルという当時のセンスでは不細工で考えられなかった組み合わせが現実の物となってしまい、ドサクサに紛れて定着し始めました…。

(裏切り者が約一名…)
14070608 

それでもこの例外を除けば物好き… 愛好家は、アメリカンハイレーサーをこよなく愛するtake3さん・ツカモトさん・アルティ君くらいのものだったのですが(やまおかさんに至ってはアメリカンハイレーサーをわざわざトップロードハンドルに付け替えて乗ってられました)、昨年辺りから全国各地でヨーロピアンリカンベントのハイライダーとミッドライダーをオープンハンドルに仕様変更される裏切り者… オーナーが増え始めました。

とうとうスーパーローレーサーのオーナーにもオープンハンドルに仕様変更される例が増え始めて、これは特に中・低速域ではオープンハンドルの方がバランスを取り易い事が影響しているのだろうと思っていたのですが、実はこの背景にはある宗教団体の暗躍があったのです!(←被害妄想30%sweat02

(スーパーローにまでオープンハンドルが…)
14070610 

.

その宗教団体の名は『オープン教団』と言い、オープンハンドルを普及させてあらゆるリカンベントに搭載させ、国内のリカンベントのシェアをオープンハンドルで乗っ取ろうという恐るべき野望を持つ邪教を信仰する団体なのです!

一説には総本部に洗脳効果を持つ「オープン波動」を放つオープン御殿が存在するとも言われていますが、その真偽については定かではありません。 しかしながらこの一・二年の全国ベースでの急速な普及率からするとあながちガセネタとも言い切れないものがあり、とうとう今年に入って関西リカンベントの仲間にも新たな犠牲者が出始めたのです!

今にして思えばこの時に気付くべきでした…。 take3さんからオープンハンドルのHPV・Speedmachineを譲り受けたやまおかさんは、始めの内こそ「不細工だから姿が見え難い夜専用マシン」と言われていたのに、あろう事か白昼のオフ会に乗って来られたのです…。

(何かがおかしい…)
14070611 

それ以降も「今まで食わず嫌いだったみたいだ」とか、とてもやまおかさんの言葉とは思えない世迷言を口にされるようになり、これはいよいよ様子が変だと思った時には既に手遅れでした…。
そう、先日の検証会で試乗させて頂いたトップロードハンドル仕様のRANS Force 5が、日曜日のラーメンポタでは変わり果てた姿に…。

(何じゃこりゃあーーーッ!!)←松田勇作の〝ジーパン″のイメージで…
14070600 

まさかやまおかさんにHPV・Speedmachineを譲渡するという形でオープンハンドル車を送り込み、直接波動を浴びせて洗脳するとはオープン教団恐るべし!!

そう、我々関西リカンベント仲間に潜入して内部から波動を浴びせて洗脳工作を行っていたのは、他でもないHPV・Speedmachineの前オーナーtake3さんだったのです。 まさか内部にオープン教団の手先…、いや幹部自らが紛れ込んでいようとは想像だにしませんでした…。(←被害妄想50%sweat02sweat02

しかも犠牲者はやまおかさんだけではありませんでした。 土曜日にはえむきゅうさんまでもがオープンハンドルの見積もりを取りにHC-WORKSさんへ…。

(遅かったか…)
14070612 

珍しく全員がコンフォートモデルでしたので、ついでにプチ交換試乗会も…。 ファントムはコンパクトで取り回しも良く、それでいて良く走るGoodなリカンベントでした。
特にえむきゅうさんの弄りまくりファントムはレーサー並みに走り、やまおかさんと二人して「これならBARONは要らない筈」との結論に至りました…(この走りは後日改めて試乗し直してレポしたいですね)。

(まさかファントムがオープンハンドルに!?)
14070613_2 

日曜日にやまおかさん・take3さん・タチさんと四人で朝うどん&ラーメンポタに行ったのですが、集合したのは…

14070614_2 

オープンハンドル車ばかりでした…

(タチさんはやまおかさんと同様の手口で、この黄色いバシェッタでとっくに洗脳されている…)
14070616 

一紀さんに着いて…

14070617 

美味な生醤油うどんを頂くもなぜか気が重く…

14070618 

ここでtake3さんは離脱されて一路尼崎方面へ向かうもお二人の洗脳は解けず、それどころかやまおかさんからオープン仕様のForce 5の試乗を薦めて頂きました。
普段なら大喜びなのですが事情が事情だけに複雑な思いが断ち切れず…

14070619 

悔しいのでタチさん絶賛のちぇりー亭さんの冷やしラーメンのレポはtake3さんにはナイショにします!

最後は小雨がパラつく中を、美女の奥さん目当てでやまおかさんからリクエストがあった麺屋巧さんへ向かいましたが…

14070621 

オープン教団の波動を恐れてか奥さんはご不在で、ラーメンにありつきながら何故か空振り気分で食べて帰路に着いたのでした…。(←被害妄想80%sweat01

14070622 

お店を出るとパラついていた小雨がとうとう降り始め、テンションが鰻上りならぬ鰻下がりになりながら帰路に着いたのでした。

皆さん、おつかれさまでした。 また次の機会も宜しくお願いしますね。

.

……、

気をつけよう オープン波動と ハンドルに

.

「オープンハンドルに換えようかな」と思っているそこのアナタ、それはオープン御殿からの波動のせいですよ!
アナタ、狙われてますよ!(←被害妄想99%sweat01

.

« リカンベントの見え方検証会に参加してきました | トップページ | 石の上にも三年、ブログの上にも五年? »

リカンベント」カテゴリの記事

自転車でお出かけ」カテゴリの記事

コメント

いやいやいや、この日記そのものがオープンハンドルの一大宣伝になっとりますがな(笑)
で、M5のオープン化計画は進んどりますか?

いやいや、もう盛豚さんの作り話(半分はホンマかも)、最高です!
思いっきり笑わせていただきました。
あんなにブサイクやと思ってたオープンハンドルが、今や愛おしく、しかもだんだんカッコ良い気すらしてきて、いやー人間ってホンマ感情で揺り動かされるもんなんやなあとつくづく思い知らされてますw

ふむ、こやつにはどんな刺客を送り込んでやろうかの。
ふぉっふぉっふぉ

オープンの良さは何と言っても脇周辺の涼しさ!
動脈が通る付近を冷やせるためか、暑い時期のロングでも早々にはバテなくなりました。
TROYTECのオープン(商品名 ミッションコントロール)は見た目はいいんですが、パイプの肉厚に問題があって割れてくるのが…。
似たような形のシュリッターのダブルJも、肉厚次第では同じ症状が…。

Twitterではどうも(ミ´∀`ミ)

オープンコックピットハンドルと言えば、ちょっと昔にRANSのRIFLEに試乗したことがありまして、ハイレーサー特有の 車高高すぎて脚付くのかこれ… ってのを経験しましたが、オープンコックピットハンドルだったんで、腕で体を引っ張って、上体を引き起こして足先が無事付いたことを思い出しました。

そのとき、あぁオープンコクピットハンドルって体引き起こせるっていう利点もあるんだなぁなんて気づきました。

ロー・ミドルレーサーはやっぱりOSSのほうがかっこいいわぁ…ってのが個人的感想ですが、足つきの悪いハイレーサーはこれじゃないと乗れないなぁと思った次第です。

ごぶさたです。
実は私の黄色いローレーサーもオープンハンドルに換装しました。
10速化とセットだったのですが、利点についてはおっしゃる通りです。
他にもハンドルを引くような力のかけ方ができるので、上半身の筋力も有効に使えるようになったことですね(強制的な加速が必要な場合など・・・)。効果は先日の灘崎クリテで良く解りました。

もうすぐ、ミッドナイトエンデューロですね。今年は来られるのかな?

またえらいマニアックにリカンベントの歴史を紐解くレポートだこと。
流石は師匠から『博士』と言わしめた知識量。
『リカンベントスポーツ』のライター復帰おめでとうございます!

しかしまぁ、オープンの波がイッキに来ましたねぇ(^^)
これは一時的な『感染』ではなく、やはり『洗脳』?

私の場合はあのオフ会の日の毛馬での試乗会で師匠のSpeedmachineに乗ったのを契機に、これまで避けてきたハイレーサーに乗れてしまったのが運の尽きでした。

因みにステムは既に発注済みです(^_^ゞ

盛豚さんも1台ぐらい是非オープンに!

>ツカモトさん
.
うお! なぜかオープンハンドルネタだとピキシュバッ!と素早い反応でコメントがどしどしと…sweat02
M5はオープン化しません!dash 
でもこのままではやまおかさんが…、心配です…。sweat01

>Yおかさん
.
半分も何もホンマの話ですがな…sweat02
.
>あんなにブサイクやと思ってたオープンハンドルが
.
でしょう!? やっぱ男は黙ってトップロードハンドルでしょう?
今からでも遅くはありません! さぁ、引き返しましょう!dash

>たけ3さん
.
おのれ異教徒め! 例え我が身一つとなろうとも最後まで諦めはせんぞ!
この世の全てのリカンベントがオープンハンドルとなろうとも…!
なろうとも…!
なろうとも…
sweat02

>foxhounderさん
.
おのれ! 異教徒に寝返りおったかッ!!

……、
えっ、脇周辺が涼しいの?  動脈が通る付近を冷やせるの…? 暑い時期のロングでも早々にはバテなくなるの……?
初めて見た時から秘かに思っていたのですが、やっぱTROYTECのオープンは強度に課題がありますか? 

……、
んっ!? よくよく考えてみたらfoxさんじゃん。 パフォーマのFフォークを二本も折ってるサイボーグじゃん。 しかもその内の一本は強化フォークだったんじゃん!(←ちょっと反撃…)
でもシュリッターについては私も改良の余地を感じます。 foxさんが使ったら三週間ぐらいじゃないでしょうか?(←更に反撃…)

>しろいねこさん
.
こちらこそあちらではお世話になりまして(^ω^)
RANSのRIFLEといえばForce 5の後継機ですね。 私もForce 5とForce 5 PROに試乗した限りでは両方ともシート高と重心が高くて慣れを要しました。 その助けとなったのがオープンハンドルでした(挙動がピーキーなM5に乗りなれた今では「Force 5もトップロードハンドルの方が高速域まで安定して走り易いなぁ」と感じるようになりましたが…)。
そうそう、オープンハンドルは上体の引き起こしもし易いですよね。 言われてやっと思い出しました。
.
>ロー・ミドルレーサーはやっぱりOSSのほうがかっこいいわぁ…
.
でしょう? やっぱトップロードハンドルでしょう!? ぜひ例のカーボンレーサーもトップロードハンドルでお願いしますよ! ( ^ω^ )/

>自転車のごった煮さん
.
お久し振りです。
えっ? あの黄色いローレーサーもオープンハンドルになっちゃったんですか!?sweat01
これはいよいよイカンですね…。 一丁トップロードハンドルの優位性を論文に纏めて布教するしかないのでしょうか…。
.
>他にもハンドルを引くような力のかけ方ができるので、上半身の筋力も有効に使えるようになったことですね(強制的な加速が必要な場合など・・・)。
.
言われてみると確かにロードで言うところの〝ダンシング″などの突発的なスプリントをかける時は有効かもしれませんね。 なにしろトップロードハンドルではそれができませんから…。
ミッドナイトエンデューロについては、知人であるリカンベント界きっての雨男がエントリーしているという情報をキャッチしたので、直前でエントリーを取り止めました。 彼はカーボンハイレーサーのベロクラフトVK-Hiで出走すると思われますので、見かけたら「おまえのせいで雨になったやんか!」と苦情を言ってやって下さい。
その時は参加者全員が雨に打たれていますので…。(笑)

>えむきゅうさん
.
普通にラーメンポタの記事を書く筈が、教団のせいで輪転止めてトップ記事を差し替えましたよ。(←新聞と勘違いしている)
.
>『リカンベントスポーツ』のライター復帰おめでとうございます!
.
コラコラそこのどんぐり兄弟A! 他人事みたいな顔しちゃいけませんよ! サボってないで楕円クランクの論文を纏めて下さいよ。 このネタ、私は門外漢なんですから。
オープンの波なんて私は認めませんよ! 私が皆さんにかけられた『洗脳』を解いて見せます!dash

この記事へのコメントは終了しました。

« リカンベントの見え方検証会に参加してきました | トップページ | 石の上にも三年、ブログの上にも五年? »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ