仮釈放ポタ 改め シャワー&水泳ポタ!?
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どんぐり兄弟Aから「久し振りに自由時間が確保できそうだから今回はちょっと走りたい」との連絡が入り、久し振りに木津方面へ足を伸ばす事になりました。
金曜日の段階の天気予報では前日の土曜日は雨が降り日曜日は何とか持ちそうとの事でしたが、土曜日は朝から雨が上がったので関目で合流して角屋さんへ。 街乗り程度しか乗れなかったものの、念願の角屋さんデビューを果たしたどんぐり兄弟Aは満足気に帰宅されました。
その日の晩の天気予報では急転直下で「日曜日は夕方もしくは晩から雨です!」などと手の平を返すような予報に変わっていましたが(土・日の予報が入れ替わっとるやん!)、文句を言っても始まらないので雨で濡れてもいいウェアを用意して寝付きました。
迎えて日曜日はどんぐり兄弟Aと合流してから集合場所へと向かいます。
三段合流で全員集合したところで木津川CRを南下します。 あいにくの曇天もこの季節は涼しいので大歓迎です!
(リカンベントって上から眺めると「ナメとんのか!?」ってくらいリラックスして見えますよねw)
(う~ん、最近はだんだんハイレーサーが羨ましくなって来た…)
天気予報のわりに明るささえ感じる薄曇りの空模様で、時々青空がチラホラ…。
ファントム改の仕上がり具合を祝福するかのような、涼しく心地良い薄曇りと遠くの青空…。
アッサリと大ちゃんさんに到着しました。
久し振りの台湾ラーメン。 最近は鶏白湯ラーメンが続いたのでパンチの効いたラーメンは久し振りです。
お次はレガルさんのパンを狩りに行きます。 レガルさんのパンはYおかさん一押しなので前から食べてみたかったのですが、個人的に過去三回連続で臨時休業や雨に祟られるなどして、未だにありつけていない〝天竺″みたいな存在です。
「今度こそは!」と意気込んで出発するも急にどんより雲がやって来てポツポツ降り出し、木津川を渡った所で本降りになりました。
木陰で雨宿りをしつつしばし様子を見るも、残念ながら雨足は強くなる一方。 ずぶ濡れのビショビショでお店に入る訳にも行かないので、ここは素直に中止して引き返す事になりました。
リヤバッグをビニール袋で覆うなど最低限の雨対策をしてから、一路木津川CRを引き返します。 幸いにも時間に余裕がありましたので、雨足が強くなる度に国道下のトンネルで休憩したり屋根のある休憩所でやり過ごしたりして、空模様の様子を見ながら戻りました。
幸いな事にLYNXXにはスリックタイヤではなくノーマルのグルーブドタイヤ(シュワルベマラソン系)が入っていましたので、特にスリップの心配に脅かされる事もなく走れました(←これは大きい)。
更に気温がそれほど低くなかった事に加えて、実は個人的に〝夕方から雨に打たれる覚悟″の服装と帽子を着用して来ていたので、ずぶ濡れにはなったものの眼鏡は濡れずに済んでいましたし、オートバイのヘルメットと違って眼鏡の曇りに悩まされる事もなかったので、特に不快感は感じていませんでした。
むしろどしゃ降りの雨がシャワー代わりになってベタつく汗を洗い流してくれたお蔭で、この雨天走行が信じられないほど気持ち良くさえありました。(笑)
(びしょ濡れで一分後には足元が水溜りになりましたけど、実は〝シャワー上がり″みたいな気持ち良さです…w)
その後流れ橋のあたりでSatoさんと別れて一気に枚方へ。 その道中で強烈なスコールに見舞われましたけど、やっぱり気分はシャワー状態で快感さえ感じていました。(笑)
枚方のコンビニで衣服をできるだけ絞ってから食糧補給! 三人揃ってもう完全に晩飯モードです。(笑)
補給が済んで人心地ついたので帰路につきます。 実はこの時になって先ほどの雨が大雨洪水警報が出るほどの豪雨だったと知ったのですが、もう大分雨足は収まっていて後の祭りです…。(笑)
体脂肪率が増えっ放しの盛豚と違ってシャープでマッチョなお二人は耐寒耐雨装備を調達! これで出発準備完了です。
日が暮れて雨が残り路面が泥水溜りだらけの国道を走って帰る気にもなれず、淀川河川敷道路でのんびり帰ろうという事になりました。 この日最大のイベントが待ち構えているとも知らずに…。
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淀川河川敷道路に下りるや否や足元から「ジャバジャバジャバッ…」とタイヤが多量の水を掻き分ける音が…。
雨対策でカメラもパッキング済みでしたので残念ながら画像はありませんけど、本来ならばペダルの一漕ぎ毎に聞こえて来る筈のロードノイズや駆動系の音の代わりに、まるで川の中で水泳でもしているかのように水掻き音が鳴り響き、何やら肘に多量の水飛沫が当たっています。
フッと左前方を見るとリヤディレーラーまで水没した状態で走っているえむきゅうさんのファントムが…。
そう、河川敷道路があちこちで雨水に没していたのです! 上からは雨、下からは水溜りの跳ね水による水飛沫、取り囲むように付きまとう水掻き音…。 もはやサイクリングではなく水泳状態です!
この未知の感覚に三人とも大はしゃぎ!(笑) この状態を言葉で言い表すのなら「爆笑水泳サイクリング」とでも言うべきのでしょうか…。
止まるに止まれず、今さら戻るに戻れず…。 幸いな事に緩やかな起伏によって水溜りとそうでない所がありましたのでそのまま走る事にしましたけど、大半が水深10cm前後の水溜りになっていて深い所では推進20cmほどありました。
またついでとばかりにずぶ濡れ状態でのブレーキの聞き具合をチェックしたりしながら走ったのですが、数ヶ月前に更新した超安物のブレーキシューが晴天時と殆ど遜色無い効き具合を示してくれたのは、嬉しい誤算でした(実は雨に濡れると殆ど効かなくなるシューも珍しくありません…)。
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「Yおかさんでさえここまで強烈な悪条件で走った事は無いかもしれませんね!」などとはしゃぎながら後先考えずに走って帰った三人でしたが、帰宅後及び翌日の洗車とメンテナンスでフレームからバシャバシャと雨水が出て来たのは言うまでもありません。(苦笑)
えむきゅうさんに至ってはフレーム材質の関係上、水抜き・乾燥だけでなく錆び防止対策にまで追われるハメになったそうです…。
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参加された皆さん、お疲れ様でした。
また次の機会もよろしくお願いしますね。
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教訓 : リカンベントにもフェンダーは必要である!
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※…(一部えむきゅうさんの画像をお借りしました)
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コメント
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わたしゃ寒すぎて凍え死ぬかおもた。
命のポンチョで、まさに水を得た魚。
おもろかったね~(^^)
Phantomは最高の仕上がり!
投稿: えむきゅう | 2014年9月 1日 (月) 21時33分
>えむきゅうさん
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あれ、そんなに寒かったですか? という事は私の体脂肪率は…
水泳走行は楽しかったですね。 そんな悪条件を物ともしないファントムの安定した走りは、仕上がり具合を物語っていましたよ。
投稿: 盛豚 | 2014年9月 3日 (水) 19時50分