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What a beautiful day!

先週の後半にLYNXXの補修部品の買い出しを兼ねてLOROワールドリカンベンツさんへ行ってきました。

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先日LYNXXで暗闇の淀川河川敷道路を走行中に、前輪で斜め溝を拾って車体を右側に倒してしまいました。

幸いにも倒れながら右脚のビンディングが外れてしゃがみ込むように着地できたので、そう大きなダメージにはならなかったのですが、リヤディレーラーを少し路面に接触させてしまった為、ディレーラーハンガーが曲がってしまいました。

(一直線だった銀色の部品が内側に曲がっちゃってますな…)
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このままではロー側で異音が出たりチェーンがカセットスプロケットよりも内側へ脱線したりするので、帰宅後に曲げ直して応急処置をしたものの「マシになる」という程度だったので、今後の出先でのトラブルを未然に防止する投資という意味で素直に新品へ交換する事にしました。

ところがこのディレーラーハンガーについて調べてみると、使われているのはある程度は規格化された汎用品なのかと思いきや、どうも専用部品らしいという事が判明しました。

(OPTIMA社のHPに掲載されている補修部品)
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同じ形状の物を国内で探してみたのですが、検索するほどにおびただしい種類の物が出て来ます…。

(これは某通販サイトに掲載されていた商品群のホンの一部です…)
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規格もクソもあったものではありません。 各社各様に好き勝手やり放題のバラバラ状態ですね。(笑)

結局、LYNXXに適合しそうな形状の物はとうとう発見できませんでした(一つだけ似ている物がありましたけど、通販では事前に現物を確認できないので適合するか判断がつきません…)。

そこでダメ元でOPTIMA社製品の取り扱い店であるLOROワールドリカンベンツさんに問い合わせてみると、何とOPTIMA社純正補修部品の在庫があるとの事! 同車種のオーナーであるkimotoshiさんと緊急会議の結果、kimotoshiさんのスケジュールに合わせる形で一緒に行ってみる事にしました。

(さぁ~て、行きますか!)
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逸る気持ちを抑えつつ一路京都へと走ります。

実は某サイトでお世話になっているnabeさんが、近い内に納車されるICE社の新型トライク『FULL FAT』のサスやケーブル類の取り回しなどの事前セッティングの為に、予てより遠方からLOROワールドリカンベンツさんへ来店される予定だったのですが、「その様子を見てみたい」とリクエストしていた盛豚がこの日に買い出しに出向く事を知って、わざわざ日程を合わせて下さったのでした。

nabeさんといえばkimotoshiさんもローレーサーを譲って頂いた縁があるので、これは充実した一日になる事が予想されます!

(心なしかいつもより速いペースで上洛する二台のLYNXX…)
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この日は複数のスケジュールがあったので、グルメ的要素は除外して時間と効率重視の行程にしました。 食事は行きも帰りも道中で短時間のコンビニ休憩です。

枚方ではいつものコンビニで駐禁取締りを食らいそうになるハプニングがありましたが(後で帰りの道中に分かったのですが、警告書を貼られる程度だったみたいです)、何とかギリギリで免れました。(笑)

(危なかった~! あと一分遅かったらヤバかっただろうな…)
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目的地に到着するやすぐ店内に入り巨大なトライクとご対面。 繁々と眺めていると店内にいらっしゃった先客の内の一人から「盛豚さんですか?」と話しかけられました。

某サイトでは以前からお世話になっているnabeさんですが、直接お会いするのは今回が初めてです。 何となく年配の方という人物像を想像していたのですがどうしてどうして!
「もしかして柔道か何かの国体選手の方ですか?」と尋ねたくなるような体躯の方でした。(笑)

一頻り話が盛り上がったところでnabeさんがFULL FATの試乗を開始されます。 規格外とも言うべきその大きさはお店の入り口一杯の幅なので皆で慎重に外へ出しました。

(車幅があと5cm大きかったら入り口の扉を外さないと出し入れできない…pigsweat01)。
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(オートバイも真っ青の図太いタイヤ…)
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(でかっ!)
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(そのデカさもサマになる体躯のnabeさん)
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(山や荒地で四輪リカンベントのクワッドを乗り回してらっしゃるというnabeさん、ちょいと縁石の越え具合などもチェックされる余裕が、トライク乗りとしてのスキルを物語っています)
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近所を軽く一回りしただけで粗方の特性と課題を把握されたらしく、「ダートでは車道でのトライクの一般常識と違って、トライクと言えどリヤブレーキの効きは重要なので、予定通り前輪だけでなく後輪も部品が届き次第油圧ディスクに変更して欲しい」とか、「現状のケーブル取り回しだと脚に干渉するので操縦性に課題が残る。 右側のシフター等のケーブルはシート前を通さずにシート下へ直接バイパスするよう変更して欲しい」などといった具合に、店員さんにテキパキと指示を出されていました。

そして一通りの指示を出し終えるや「良かったらどうぞ、是非乗ってみて下さい」とのお言葉が…。

試乗魔で鳴らした盛豚ではありますが、流石に今回ばかりはちょっと二の足を踏みました。 何しろ相手は今までに乗らせて頂いたリカンベント群とは格が違う$5,500~(ノーマル車で諸経費別の現地価格だった場合)級のマシンです!sweat01

おそるおそる一往復だけ乗らせて頂いたのですが、kimotoshiさんが撮って下さった画像を後で見てみると、案の定顔が引きつっていました…。(苦笑)

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それにしてもFULL FATは見た目もデカいけど乗ってみてもデカい!
体躯のいいnabeさんが乗られるとそれなりにサマになりますけど、盛豚やkimotoshiさんが乗ると「何かの冗談か?」とさえ思えてきます。

(でかっ! 何かの冗談か!?)
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こうして走る姿を後ろから見ると、自転車というよりも「トラクターです」と言われた方がしっくり来るほどです。

きっとこのFULL FATを見せて「ヤンマーがエンジンを搭載しない人力トラクターを作って、自転車業界に参入する事になったんですよ!」と説明したら、十人中九人は騙せるんじゃないでしょうか。(笑)

(燃えろ男のぉ~note 赤ぁ~いnote トラアクタ~ぁnote
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FATタイヤはダートでは空気圧を低めの1kg前後にセットするものだと聞いた事があるのですが、今回は舗装路用に空気圧はシッカリめにセットされていたので、見た目の印象とは裏腹に意外と走りは軽快でした。

腰高なので空力的な事を考慮したら車速が乗って来るとどうなるか分かりませんけど、全車輪がフルサイズのFATタイヤなので慣性が良く効いているせいか、低速域では過去に試乗したどのトライクよりも軽快感と滑走感があります。

納車前の新型車でおまけに納車時の総額は自分の愛車と一桁違うという事もあり、自転車専用レーンを出て車道をガシガシ走るなどという神をも恐れぬ冒涜行為をする筈も無く、復路では道端にある5cm程度の小さな石垣に乗り上げたりして楽しませて頂きました(nabeさんは高さが15cm位もある縁石をシバいてられましたけど…)。

まぁ山や荒地用のオフロードトライクであって車道用のトライクではありませんから、街中で試乗するのであればこの方法でいいと思うんですよね。
これで空気圧を低くして本格的にオフロードに繰り出そうものなら、きっと開放感満点で車道での走行性能など全く気にならないのではないでしょうか? 少なくとも一往復乗った限りでは走っている時よりも小さな石垣と格闘している時の方が楽しかったです。(笑)

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惜しむらくは新ジャンルの先駆者とも呼ぶべき車種なのでまだ需要が確立されておらず量産体制にはほど遠いせいか、まだ車輌価格が非常に高価なので普及には時間を要するであろうという事ですね。
ICE社は元々高級車という位置付けではありますが、その事を考慮してもやはり非常に高価である事は否めません。

ですが乗っても眺めても「これほどの楽しさを周知・普及させないのはもったいない!」と思うくらい楽しいので、何とか需要が定着して生産効率をUPすると同時にコストダウンを実現して、今よりも敷居が下がってより入手し易い日が一日も早く来て欲しいものです。

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夢のような体験試乗が終わった後は、お店に依頼して在庫を確保して頂いてあったLYNXXの補修部品を調達します。

冒頭でも述べたOPTIMA社純正ディレーラーハンガーを出して来て頂き、盛豚の補修用一個に加えてkimotoshiさんと盛豚の予備用を各一個購入する事に…。
この時フッと閃いて店員さんにリカンベントのアイドラープーリーの在庫の有無を尋ねてみたところ、倉庫から本命のOPTIMA社純正品の駆動側用を含めて8個ほど出して来て下さいました。

実は盛豚、この半年ほどLYNXXの駆動側アイドラープーリーにずっと悩まされ続けて来ました(リターンはチューブ支持なので元々ありません…)。

夏場に中央のOリングが磨耗してきて、異音が出たりチェーンに引っかかったりし始めたので交換したところ、今度はボディー側のベアリング周辺が痩せてきてボディーとシールドベアリングの間に微かなガタが発生してしまい、清掃やOHを繰り返しながら騙し騙し使い続けてきたのですが、流石にガマンにも限度というモノがあります。
そこで年始に調達したM5社の純正品を試しに組み込んでみたのですが、試走してみると今一つマッチングが良くないので(あくまで好みの問題なのですが…)元に戻して次の対策を模索していました。

そんな矢先に今回ディレーラーハンガーで純正補修部品の在庫を保有してくれていたLOROワールドリカンベンツさんに助けて頂き、有り難味が身に沁みたついでに尋ねてみるとこれまた出て来るではありませんか!
しかも出て来た現品は同じOPTIMA社純正品でも、シングルベアリング仕様だった08年モデルの後の世代で改良されている、ダブルベアリング仕様の物(シングルベアリング仕様よりも高負荷に耐えられて耐久性にも優れています)です。

「こんなにツイていていいのだろうか!?」

と思いながら飛びついた盛豚だったのですが、話はこれだけでは終わらなかったのです…。

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出して来て下さった8個の内で駆動側用プーリーは4個でした。 その中で寸法がLYNXXに適合する物は3個。 更にその中でOリング式サイレントアイドラープーリーはこの一個のみ…。

せっかくなので先々の為にこれも手元に確保しておこうとkimotoshiさんが次の入荷予定を尋ねられると、NETでメーカーのサイトを確認されたその店員さんは、何やら意を決したかのような表情を浮かべて再び倉庫へ消えて行かれました。

そして待つ事10分、戻って来られたその店員さんの手には同じOPTIMA社純正ダブルベアリング仕様Oリング式サイレントアイドラープーリーが握られていました。 曰く「所定の場所にあったのは先ほどの物で全てだったんですけど、もしかして前任者が保管場所を間違っているなど他の場所にもあるのではないかと思い、念の為に片っ端から探してみたところ一つだけ出て来ました」との事…。

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これまで走行距離が先行している盛豚のLYNXXに何らかのトラブルや課題が発生する度に、対策を見出すやすぐさまそのノウハウをkimotoshiさんのLYNXXへフィードバックするという関係が続いてきました(たまに逆のパターンもあります…)。
その方針は一貫して「確かな物が欲しい」・「自分が乗る自転車については常にキチンとしておきたい」というものでした。

この二年半は盛豚がLOROワールドリカンベンツさんに何かを買いに来ると、暫くして今度は二人連れでやって来てはkimotoshiさんが同じ物を購入するというパターンが繰り返されていますが、それでもその頻度は二年半で僅か3~4回程度です。

まして盛豚もkimotoshiさんもまだこちらで車輌を購入した事が無い持ち込み客であるにも拘らず、この店員さんはこうした盛豚達の志向をよく把握して下さっているだけでなく、何かと気転を利かせて下さるのでとても助かっています。

(他の店舗に異動せず、ずっとこのワールドリカンベンツ店に勤務して欲しい…)
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実は後日になって色々と調べている内に分かった事なのですが、この時に盛豚が選んだOPTIMA社純正ダブルベアリング仕様Oリング式サイレントアイドラープーリーは、既に同社のサイトで補修部品のラインナップからカタログ落ちしてしまっており、現行品は選ばなかった方のスプロケット式スポーツチェーンホイールだけになっていました。

つまり廃盤になっているので注文しても手に入る見込みは無い訳で、フツーのお店なら「廃盤なので入荷予定はありません」の一言で呆気無く終わってしまうところなのですが、この店員さんは盛豚達との会話の中で大阪・兵庫から自走でやって来ている事や、そうまでしてサイレントダンパー効果のあるOリング式の物を求めているという意向を察して、わざわざ倉庫を一通り漁ってまで探し出して来て下さった訳です。

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そもそも色々な純正補修部品の在庫を保有しているだけでも大したものなのですが、このようにリカンベントの場合は汎用自転車部品だけで解決できないケースがある事を良く理解されて、だからこそユーザーが駆け込み寺みたいに当てにして来る事案に対して〝かゆい所に手が届く″的な対応をして下さる前向きな姿勢には、「流石は〝専門店″を名乗るに相応しい…」と感じ入るものがあります。

今の場所に店舗が移転されてから何年も経ちスタッフも三回ほど入れ替わっていますが、盛豚が知る限りのリカンベントに関する対応では、今のスタッフが最も頼りになります(だからこうして通うようになった訳です…)。

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自走で訪問できる範囲にこうして頼りになるリカンベントのプロショップが二軒もあるお蔭で、盛豚は日々安心してリカンベントライフを満喫できる事に感謝しています。

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いつに無く充実した一時を送る事ができて名残惜しいところですが、時間の兼ね合いもあるのでnabeさんと店員さん達に別れを告げてお店を後にしました。 帰りもコンビニ休憩で最低限の補給を取りつつ帰阪します。

ところがこの日の午後は普段よりも強い向い風で思うようにペースが上がりません。 やっとの思いでHC-WORKSさんに到着した時には閉店時間の10分前になっていました。
ここでkimotoshiさんが注文されていたBACCHETTA社のウレタンシートクッション(いずれ書こうと思いますが、このクッションはかなりのスグレモノです!)を受け取って…

(バッグに収まらないのでシートに敷いて乗って帰る荒業!)
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お約束の角屋さんで〝良く頑張ったで賞″を頂いてから帰路に着きました。

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この日お世話になった皆さん、ありがとうございました。

特にnabeさん、お会いできてとても嬉しかったです。 わざわざ日程を合わせて下さってありがとうございました。
そして人生でもう二度とできないかもしれないほどの貴重な体験試乗をさせて頂いて、本っっっっっっ当にありがとうございました!

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その上お土産まで頂いちゃって、もはや何とお礼を言って良いのやら…。sweat02

またお会いできる日が来る事を切に願っています。 m(-ω-)m

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コメント

おー、FullFat凄いですね! kimotoshiさんが小さく見える。
盛豚さんも注文されましたか????

>きせるさん
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そりゃあもうでかくて凄かったですよ!(笑)
早速私も注文… したいなぁと妄想に浸りましたですよ…(TωT; )

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