最近のトラックバック

« 『RALLY CARS 07』(三栄書房) | トップページ | Sugino ALPINA2 トリプルクランク »

始まり

Force5でコーヒーブレイク・ポタに行ってきました。

15102400_2

.
従来の盛豚のリカンベントライフは楽しいは楽しいものでしたが如何せんアップライト自転車と違って、「アップダウンや多少の山越えにも対応できるか」と問われれば、その点に関してはいざとなれば立ち漕ぎをできるアップライト自転車に比べて気後れするほどにビハインドがある事は否めず、それ故にどうしても平地に特化せざるを得ない日々でもありました。

もちろんライダーの実力やトレーニング次第では大分克服できるケースもありますが、今なお左ヒザ靭帯の古傷という爆弾の顔色を伺いながら走らざるを得ないこの身に関しては、そうした伸び代は期待できません。

そんな盛豚でも〝未だ見ぬ地を訪れる喜びとささやかな冒険に満ちた自転車生活″を味わえる可能性があるとしたら、それはランドナーかスポルティーフ(若しくはそれに代わるアップライトスポーツ車)を手に入れる事で実現するであろうと目していたものの、現在の自転車業界事情下でそれらを手に入れようと思っても、ビルダーにオーダーメイドするにしろ僅かな市販車を求めるにしろ非常に高額になってしまうので、とても手の届く物ではありませんでした。

(借りて来ました。 ランドナーです。 ハッキリ言って高級車です…)
15102401 

(借りて来ました。 スポルティーフです。 こちらも高級車です…)
15102402 

そこで格安のクロモリ・ロードレーサーを手に入れてフロントバッグ等を装着して、これらの代わりにしようと模索していた矢先に、紆余曲折を経てRANS Force5改700が手元にやって来ました。

(借りて来ました。 実は既に予算とコンポーネンツが引き合う個体の選定に取り掛かっていたんですけどね…)
15102403 

こうして〝未だ見ぬ地を訪れる喜びとささやかな冒険に満ちた自転車生活″をもたらしてくれるという役目は、これらに代わってForce5が担ってくれる事になりました。(笑)

手に入れてから二ヶ月ちょい…、新たにクランク周りを手直しした事でようやく目指していた領域に手が届きつつあるForce5の試走を兼ねて、大阪の郊外は能勢方面へと繰り出す事にしました。

.

盛豚にとって馴染みの深い猪名川流域では、週末・平日を問わずロードレーサーに乗ったライダーが川沿いに遡行して行く姿をよく見かけます。
彼等の行く先には猪名川・能勢・丹波・篠山を始めとする兵庫・大阪・京都ののどかな田園風景や里山が広がっているのですが、この日は盛豚もそうした地域へと足を伸ばす為に手に入れたForce5に乗って、朝から123Rマグカップとインスタントコーヒーを積んで猪名川沿いに遡行し始めました。

(さ~て、行ぐべぇ~note
15102404 

(伊丹空港付近の河川敷ではサッカー少年と本気過ぎる親御さん達が…)
15102405 

この日は美山方面への難易度の低いルートを探す事が第一目的だったので、猪名川沿いを途中で逸れてまずは一庫ダムへと抜けました。

15102406 

手前の激坂も何とかクリヤーして一安心。 後は府道106号線→R477のルートでほとんど平坦に近い緩やかな斜面を府境に向かって走ります。

15102407 

(交通量が少なくて走り易い府道106号線)
15102408 

この日は秋晴れのポカポカ陽気と郊外の涼しさが絶妙に溶け合って、とっっっても心地良かったです。

(金色の稲穂が一面に広がっています…)
15102409 

出発から二時間、府境に到着しました。 この先は下りになってしまうのでこのルートについては今日はここまで。

15102410 

Uターンしようと振り返ると、そこには山間ののどかな田園風景が広がっていました。 この緩やかに上って来た道を暫し引き返します。

15102411 

(その者 青き衣を纏いて… 白銀の自転車に乗りて 金色の野に降り立つべし…)
15102412_2 

途中で道端におあつらえ向きのベンチがあったので小休止を兼ねて…、

15102413 

ちょっとコーヒーブレイクとしゃれ込む事に。

15102414 

(一杯分なのでアッと言う間に沸きます)
15102416 

のどかな田園風景を眺めながらのコーヒーブレイク・タイム。 名のある観光地ではありませんが個人的にはそれが却って開放感に満ちた一時をもたらしてくれると感じています。

(〝何もしない事″ 都会では味わえない贅沢な一時ですね)
15102417 

ついでにちょっと辺りを散歩しました。

(いえ、別に〝何処″って訳じゃないんですけど、何となく心地良いんですよ…)
15102418 

(おっ、まだ収穫されていない農作物が…。 玉ネギをやってたら欲しかったんだけどなぁ…)
15102419 

ブラブラしながらまた戻って…、

15102421 

田尻の蓮畑へ。 十年くらい前に写真に凝っていた頃に豊能の駐在さんが案内してくれたこちらの蓮畑は、当時お会いした地主さんが「街の方の人達が写真を撮ったり見に来たりしてくれるのが楽しみで栽培しているねんnote」と仰っていました。

(流石にこの時期はシーズンオフですけどね…sweat01
15102422 

そんな事を思い出しながら眺めていると坂の上の方から水色の美しいランドナーが下って来ました! 一瞬の事だったので走り去る姿をただただ眺めていた盛豚だったのでした。

そして明月峠を越えて…、

(新しいクランクのお蔭ですんなり上れましたよ。 ^ω^;)
15102423 

パッと視界が開けました。 麓の農家(下の画像の車が集まっている辺り)で芋掘りをやっていたのですが、SPD-SLシューズでは入って行けずに断念。(残念…sweat02

(里から峠を越えてまた里へ…)
15102424 

そして来栖の辺りをブラブラして…、

15102426 

(おぉ、柿が! でもパクッて食ったら怒られるだろうなぁ…sweat01
15102427 

里山と田園風景を満喫している間に思ったよりも時間が経っていました。 そろそろ下りて行きましょうかね。

15102428 

ここからは能勢街道と並行する旧街道・旧道を一庫ダムに向かって下って行きます。

(谷間にはもう陰が落ちて…)
15102429 

(気温が下がり始めました…)
15102431 

(その後も能勢街道と旧道を乗り継いで…)
15102432 

(時々日向があるとちょっと嬉しかったりして…)
15102433 

そして民田の吊り橋に着くと…、

15102434 

ALPSランドナーのオーナさんに出会って、色々とお話を聞かせて頂きました。

15102436 

ALPS社は廃業してしまいましたが、このオーナーさんによれば同社の自転車は現在TOEIブランドで知られる東叡社さんで面倒を見て貰えるとの事でした(ALPS社があった店舗を訪れてみたら、その旨張り紙がしてあったのだそうです)。
それというのもALPSブランドの自転車のフレームは全て東叡社製だからとの事ですが、正直言って盛豚はその事実を全く知りませんでした…(ALPS社はフツーにビルダーさんだと思っていましたよsweat01)。

15102437 

ちなみにこのオーナーさんはかなり昔からJCA兵庫に登録されている会員さんだそうで、昨今の輪行問題に関しても盛豚のような若造(!?)とは視点というか認識の強さが違い、「最近は自転車をペラペラの輪行袋で輪行している人が増えているね。 JCAではそもそも輪行袋は人に当たっても痛くないほど分厚い帆布などの生地で出来ていなければならないとされていたのに、JRはあんな袋でも輪行を許すなんて時代は変わったものだね…」と仰ってました…sweat02

※…(色々と為になる話を聞かせて頂いて大変勉強になりました。 ありがとうございました)

15102438

そしてその後も旧道を進み…、

15102439 

一庫ダムまで戻って小休止した後で帰路に着きました。

15102442 

特にルートを決めたり計画を立てたりするでもなく何処へ行くかは風任せの気まぐれな、まさしくポタリングを楽しんだ一日でした。 これからもバーナーとコーヒーセットを積んではこうして郊外へと出かけるコーヒーブレイク・ポタを楽しんでいきたいと思います。

.

かつて手の届かぬ高嶺の花であったForce5改700は、スポルティーフやランドナーに代わって肉体的な条件が限られている盛豚のリカンベントライフの中にさえ、〝未だ見ぬ地を訪れる喜びとささやかな冒険に満ちた自転車生活″という新しい世界観とも呼ぶべき物を引き寄せてくれました。

そのお蔭で盛豚のリカンベントライフは新しい章の始まりを告げたのでした。

.

« 『RALLY CARS 07』(三栄書房) | トップページ | Sugino ALPINA2 トリプルクランク »

リカンベント」カテゴリの記事

自転車でお出かけ」カテゴリの記事

コメント

良い季節ですね♪
今回のはコーヒー飲める人が羨ましくなるブログでした(笑)
美山行きの一庫から上がって行く今回のルート選びは正解やと思います。
その先も殆どフラットの様なルート(厳密には上ります)で美山まで行けますので、良かったらご相談ください。
たぶんご一緒出来ないと思いますので。

>Yおかさん
.
今が最も良い季節でしょうね。
ゴミが出なくて済むお手軽な飲み物という意味でインスタントコーヒーを愛用していますが、コーヒーが紅茶になったりココアになったり昆布茶になったりするのもまた一興なのかもしれませんね。(笑)
美山へは今年中に行けるかどうか分りませんけど、こうして目的地を見出す度にそちら方面の新たな土地へと踏み出すきっかけができるのでしょうか。 「Yおかさんもこうして〝通学路″を開拓されていったんだろうなぁ」と思う今日この頃です…。

この記事へのコメントは終了しました。

« 『RALLY CARS 07』(三栄書房) | トップページ | Sugino ALPINA2 トリプルクランク »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ