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リカンベント用チェーンリングガードの取り付け角度の話

リカンベントにチェーンリングガードを装着するにあたり、その取り付け角度はどのようにするのがベターなのかを考えてみました。

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これまでICE社製やHPV社製のチェーンリングガードを使ってきた盛豚ですが、実はその取り付け角度についてはあまり深く考えた事がありませんでした。

以前LYNXXを整備した時に一旦取り外して作業を済ませた後で、再び取り付ける段になって初めてそれを考える場面に直面したのですが、実際にどのような角度にすれば良いのか情報がなくて意外と悩ましいものがあります。
結局その時は購入時にお店で取り付けて頂いた取り付け角を思い起こして、何とかそれを再現するように努めてみました。

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盛豚がこれまでに使用してきたICE社製やHPV社製のチェーンリングガードは、チェーンリング外周部分の内の約半分…つまりBB軸を中心とした角度にしてほぼ180度くらいを覆える形状になっています。
従って〝工学的に理に適った解″を考えるならば、駆動側チェーンラインとリターン側チェーンライン上でチェーンリングから同じ距離の位置にそれぞれに直交する線同士の交点からBB軸に向かって伸びる仮想直線(下の図の黄色い線の長い方)に対して垂直方向に伸びる仮想直線(下の図の黄色い線の短い方)の付近にチェーンリングガードの両端が位置する状態が、装着角度の目安であると推察されます。

(実際にはこの図の状態よりもう少し上向き気味が目安という事です)
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つまりこんなカンジの角度です。

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基本的にはこれでいいと思うのですが、盛豚の愛車についてはもう一考を加えて〝補正を加えた解″とでも呼ぶべき取り付け角度にしてあります。

盛豚は自宅に隣接する公園の周辺に幼稚園・小学校が複数件あるので近所に幼児・児童が多いという環境下に住んでいます。 その為チェーンリングガードについては「万が一の対人接触事故等の際に、相手に与えてしまう怪我等のダメージを極力防ぐ為の保護効果を目的としたカバー」という意図を込めて装着しているので、どうしても「正面方向へのプロテクション」を意識して水平に近い角度を考慮に入れせざるを得ません。

また、BB位置の高いハイレーサーの場合や相手が幼児であるケースも視野に入れるならば、チェーンリングガードの下側にガードできていない〝隙間″が生じる事には些か不安を感じる場面があります(実際、過去にハイレーサーではなくミッドツアラーのLYNXXに乗っている時でさえ、余所見をしながら横から歩いて来た幼児が、こちらが声を掛けなければ危うくBB下に潜り込んでクランクに頭をこすっていたかもしれないというケースも経験した事があります…)。

これらを勘案して自分の愛車については気休め程度ではありますが、チェーンリングガードの角度を少しばかり水平気味に補正する事にしています。
ただこれもやり過ぎてしまってはチェーンリングガードの下端でチェーンと干渉してしまう事が懸念されますので、Force5やLYNXXの場合は「BBからリターン側のチェーンラインに向かって垂直方向に伸びる仮想直線(下の図の黄色い線)を引き、その接点付近(下の図のピンク色の点線で囲われた丸の辺り)にチェーンリングガード下端が位置する状態」を、装着角度の補正の限度としています。

まぁ単なる気休めなのでここまで気にする必要はないのかもしれませんけど…。

(これ以上水平気味にすると走行中に段差を食らったりしてチェーンが暴れた時に、チェーンリングガードの下端とチェーンが干渉するかもしれませんからね…)
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今のところ思い当たるのはこれら二つの取り付け角度くらいなのですが、「でも実際のところメーカーはどう考えているんだろうなぁ…?」などと思いながら各社のサイトを見ていると、興味深い画像を発見しました。

まずHPV社の例ですが、前者の〝工学的に理に適った解″に近い画像が掲載されていました。

(借りて来ました。 前者に近い取り付け角度です)
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ところが同じサイト内でもう少し他の画像も見ていると、今度は後者の〝補正を加えた解″に近い画像も出て来ました。

(借りて来ました。 こちらは後者に近い取り付け角度です)
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つまりメーカーも「この角度でなくてはいけない」的な最適解・絶対定義ではなく、「ある程度こんなカンジで」という捉え方をしているのかもしれませんね。

ちなみにICE社のサイトでも全く同一のプロトタイプ車輌であるにも拘らず整備前後なのでしょうか、片や前者の〝工学的に理に適った解″に近い画像が掲載されてる一方で…、

(借りて来ました。 小さくて見え難いですけど、こちらは前者に近い取り付け角度です)
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片や後者の〝補正を加えた解″に近い画像も出て来ました。

(借りて来ました。 ライダーの足に隠れて見え難いですけど、こちらはやや下向き気味ではあるものの後者に近い取り付け角度です)
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今のところこうした事例を見た限りでは、個人的には「とりあえず前者~後者の間に収まっていればいいのかなぁ…」と思っています。

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