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里山の風景を訪ねて (能勢~杉生~柏原)

前回のコーヒーブレイク・ポタでクランク周りの仕様に確かな手応えを得られたので、この週末はその続きの地域へと足を伸ばしてみました。

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10月も終わりに近付いて秋が深まってきました。 朝晩が冷えるほどに起きて出発するのが億劫になりがちですけど、寒さに負けてしまってはこの時期ならではの秋の空気と里山風景を逃してしまいます。
寒さを意識してしまっては負けなので無心で出発準備を済ませて、問答無用で走り出しました。

(寒~っ!!)
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猪名川沿いに出て視界が開けたところで空を見上げると、絵に描いたような秋晴れの青空が広がっています。
「綺麗だなぁ…」という感激の気持ちと、「今これだけ晴れているという事は、放射冷却で里山はさぞかし冷え込んでいるんだろうなぁ…sweat02」という一抹の不安が入り混じった複雑な気持ちを抱きつつ、猪名川を遡行していきました。

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一庫ダムまで登ったところで小休止。 一庫ダムへのエントリーはR173の新道にせよ旧道にせよどのみち激坂が待っています。 Force5で初めて上った時は新道(交通量が多くてトラックがバンバン走っているトンネルのある長い坂)を、二回目は旧道(交通量は少なくてトンネルは無いけど高低差の激しいヘアピン二つを含む、新道の半分以下の距離で一気に上る短い激坂)を通ったのですが、今回は旧道の脇道(交通量がほとんど無くトンネルも無くて高低差の激しいヘアピンも一つしか無い代わりに、前半は一面に輪っかマークが入ったセメント敷きの激坂が接待してくれます…)を通ってみました。

幸いトリプルクランクを搭載していたのでセメント輪っかマーク坂も一気に上りきり、結果論で言えば今回のルートが一番楽に上れました(Wクランクだったらブースターは必須!?)。

(新道の橋とその橋脚の下に旧道付近の川原が見えます…)
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納税(能勢方面への入り口の上り)が済んだので開放感に満ちたサイクリングが始まります。 心なしか道路標識も俗世を離れた物に変わってきました。

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田尻の蓮畑を通り明月峠を越えて来栖へと向かいます。

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来栖から杉生へと抜ける府道602号線に入ると左手の方向が開けて、風景写真愛好家の間では棚田の風景でその名を知られている長谷・神山の里山が見えてきました。

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おっ、道端に柿が生ってる! 民家でも畑でもないトコに生えてる野良柿だけどダメかなぁ…sweat01

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などと後ろ髪を引かれつつも我慢して通り過ぎたのでした…。
この府道602号線の沿線に広がる風景は心地良く、何度も立ち止まっては〝日本の原風景″的な眺めを味わいながら上って行ったのでした。

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ここからは緩やかながら一貫して上りが続きます。

(里山沿いに上り続け、いつしか街道は連なる山の彼方に見えなくなって久しい…)
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緩やかとはいえ延々上り続けているので流石にキツくなってきました…。

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(集落には今も日本家屋がチラホラ…)
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フロントをセンターまで落としたりしながらようやく頂上の県境に到着しました。 でもここって「OO峠」って地名が付けられていなくて、某Yおかさんにかかれば「平坦や」とか「ちょっとだけ勾配になってるね」などと言われたり、某kimotoshiさんにかかれば「空き缶転がしたら前に転がってくんとちゃうか?」とか「上ってもないのに下りになってもうたがなw」なんて言われちゃったりするんだろうなぁ…。(笑)

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峠という名はなくても結構上ってきたので、ここから先は杉生に向かって暫く下りが続きます。 見事に伸びた杉の林が落とす日陰は昼が迫ったこの時間帯でさえ近寄っただけでも肌寒く、昨夜から今朝にかけてこの辺りでの放射冷却がどれほどの物だったのかを如実に物語っていました。 
そして一度その日陰に入ってしまうと思わず引き返したくなるほどの冷気に晒され、とてもじゃないけど勢い良く下る事などできそうにありません。 林が切れて次の日向に出るまでの間はシッカリとブレーキをかけて緩々と下ったのでした…。

(見事な高さの杉の林を見上げて感心したのも束の間、その日陰の冷気たるや…)
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そして日向に出るや猪名川変電所の小脇に猪名川不動尊の幟を見つけたのでちょいと脇道に入って遡行すると、途中で未舗装路になっていたのでそこで断念。 「こういう時にアップライトのランドナーだったら本領発揮とばかりに入って行けるんだろうなぁ」と思わずにいられませんでしたよ…。(苦笑)

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引き返して再び下り始めると道端には朱の物が…。

(もう紅葉の季節も目の前ですね)
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そのまま下り続けるとやがて次の里山の集落が姿を現しました。

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この辺りも日本家屋がチラホラ見受けられ、その中には一見しただけでも手入れが良く行き届いているのだろうと感じられる見事な茅葺の家屋や…、

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子供の頃に農業を生業とする友達の家などでよく見受けられた、懐かしい伝統的な日本家屋の姿もありました。

盛豚は少年期を千葉県君津市で過ごしたので、こうした里山や日本家屋のある風景を見ていると、昔の中野や中富ののどかな野山や森や田園に寄り添うように日本家屋がチラホラあった風景を思い出します…。(←遠い目)

(小学生時代の同級生の家を思い出すなぁ…)
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ちょっぴりノスタルジーに浸りながらゆっくり下っていると、いかにも同じような気分を味わっていそうな表情をしたローディーさんが正面から上って来られます。 お互いに「顔に書いてある」といったカンジの笑みを浮かべて会釈しながらすれ違いました。

(この日は何度かこういうシーンがありましたよ)
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下りきって杉生に到着しました。 まだ時間に余裕がありますのでせっかくですから県道507号線を上ってみる事にします。 このルートは大野山の手前の柏原までしか通っていないので山越えはできませんが、奥の方に柏原の棚田や猪名川天文台を含む大野アルプスランドなどがある事だけは下調べで分っていました。

※…(盛豚はポタリングの時は前日にザッと地図などを見るだけで、当日は地図もハイテク機器も持ち歩かず、風任せで気まぐれな旅路を楽しみます…)

県道507号線に入ってすぐに左手の方に何やら気配が…。

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良く見ると手前の林に隠れて奥にも何やら赴き深い家屋が…。

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ちょいと覗きに行ってみると、ははぁ~ん…。(笑)
これから上りが待っているので残念ながら時間的な余裕が未知数だった事もあり、お楽しみは次回に取っておく事にしました。

(帰宅後に調べてみたらいいカンジのお店らしいと分ったので、また来ようと思っています)
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県道507号線は奥が行き止まりになっているので山越えこそできませんが、交通量は少なくて里山の田園風景が広がる心地良い上り坂でした。

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しかし景色がイイとはいえやはり上りな訳でして…

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オイッ、だんだん勾配がキツくなってきとるやんか!dash

(某kimotoshiさんの「上りが始まる」とは、この勾配の激化の事だったのか…sweat01
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きのこ園…? ラッセル隊長の関係者かな?

(手前の真鍮のきのことは関係ありません…)
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やがて棚田が広がる開けたトコに出ました。

(この右上の方には集落が…)
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だんだんキツくなる勾配をセンター・インナーを駆使した果てに上りきり、柏原に到着しました。

(ここから上は大野アルプスランドという自然のテーマパークみたいなトコだそうです)
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盛豚の上りは阪急バスの終点でおしまい。

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何でもここから上に保全区域指定の対象となっている柏原の棚田が広がっているそうなのですが、見回してみた限りでは観光用に保全している様子はなく里道が広がり、それに沿って農家の方々の家屋が点在していたので、「観光地ではなく生活環境なんだろうな」と感じられた為、明確に閉鎖されている訳では無さそうでしたがそこから先へは入らずに引き返す事にしました。

※…(ナンボなんでも輪島の千枚田みたいな観光用に開発された地区でも無い限り、余所者である自分は道路というか〝通り″から中に向かって立ち入る事無く、通りしなにちょっと立ち止まったりする範疇で、漠然と眺める程度に留めおくべきではないかと思うんですよね…)

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そして柏原からちょいと下った所で小休止。

(画像だと実際よりも枯れ草が目立って見えますが、土・石がゴロゴロしていてお尻が痛い…w)
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ところが腹ごしらえをしていると急に日が翳って寒くなってきました。

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空を見上げるとまるでタイミングを計ったかのよう一面のにどんより雲が…sweat01

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コーヒーブレイクというよりは暖を取るといったカンジになってしまいましたよ…cafe

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そして後片付けを済ませて出発準備をしていると雲が流れて行き、走り出す頃には元の青空が戻ってきました。

(下ってみると結構勾配がキツいやん。 そりゃあ上るのしんどいわな…)
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(さっきの雲は何処へ行ったんや…)
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杉生からは猪名川沿いに県道12号線を下って…

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三田方面に行く時のルートを逆に下ってトリトンさんで翌朝用のパンを調達して…

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帰路についたのでした。

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翌日曜日が雨予報だったので土曜日の内に走っておこうと出かけたのですが、夕方になってもこの秋晴れの青空!
「ホントに降るんかいな!?」と思いながら帰宅してTVを見ると、夕方の予報では翌日の降水確率が10%に変わっていました…。

別にええねんけど天気予報さん、もうちょっとシッカリしてや~。

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走行距離 : 85.9km
平均速度 : 20.1km/h
走行時間 : 4:15:26
所要時間 : 6:45:00

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コメント

のどかないいコースですね。
さりげなく持っていくストーブがSVEA123ってのも格好いい!
しかし山に躊躇しなくなった盛豚さんに一抹の寂しさを覚えますw

>きせるさん
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のどかでいいコースでしょう? 「きっときせるさんが好きそうな景色なんだろうな」と思いながら走っていました。(笑)
SVEA123Rは手持ちの火器の中で最も新しく(劣化していない)ミニコッフェルとセットで軽量コンパクトなので、北部に出かける時は手放せなくなりそうです。
Force5以外の愛車では今後も山・上りに躊躇し続けますのでご安心を…。

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