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白いビワイチとフレーバーティー・ピーチ

Force5でビワイチに行ってきました。

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毎年この時期になるとビワイチかアワイチに行きたくなる盛豚です。 夏場は暑さが応えるというか近年では熱中症が怖いので、この時期を逃してしまった昨年は秋になってからアワイチへと行きました。
今年は北湖の藤ヶ崎~海津大崎の辺りが恋しくなってきて撮りたい画像があった事と、アワイチの場合は何らかのトラブルが生じた時に交通機関を頼ったリカバリーがほとんど利かない事などから(昨秋行った時にやっと気付きました…)、今回はビワイチにする事にしました。

理想的な時期は雑草が伸びて来る手前のGWまでなのですが今年は所用で出られず、「あまり日陰がないビワイチにはもうキツイかな?」と諦めかけていたところ、たまたま土曜日の天気予報が「曇り後晴れ(午後から回復)」という好条件だったので、ほぼ思いつきで行く事にしました。

(ローレーサーでは十分に味わえなかった景色を満喫する為に、ハイレーサーでも一度走ってみたいという気持ちがあったんですよね…)
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湖岸道路に沿って整備されているCRのさざなみ街道を走ります。 生憎の曇天の中でのスタートになりましたがどのみち序盤は消化試合みたいなものなので、このところの暑さを思えばむしろ好都合です。

(眼前には比良山系の風景が… 広がっている筈ですsweat02
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これまでハイスピード志向のローレーサーで三回走っているビワイチですが、今回は空力的にハイスピード向きではないハイレーサーという事もあって、「今までよりも時間がかかって当然」と気負わずマイペースで走り始めます。
日野川を越えた先にある岡山のアップダウンでは、ローレーサーだと結構ハードな上りに感じていたのに今回はいともアッサリ通り過ぎてしまいました。

「流石はアメリカンハイレーサーだな!」などと上機嫌で走る盛豚だったのですが、この時はこの旅路が今までとは違った兆しを見せつつある事にまだ気付いていませんでした…。

(島町の辺りではCRの道幅が狭くなる代わりに…! 何だかちょっと歓迎されているかのような気分になります)
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(そこかしこに広がる鏡張りの田園風景…)
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琵琶湖畔有数の干拓地である安土大中の干拓地に来ました。 ここからはちょいと湖岸道路を逸れてしばし観光モードに移ります。

(ちょいと道草を食って干拓地に入って行きます…)
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実は七年ほど以前にあるサイクリストの方のサイトで大中干拓地を訪れた時の様子を紹介されていたのを見て以来、自分でも一度ゆっくり訪れてみたいと思っていたんですよね。 ただ自分が訪れる時はいつもローレーサーでビワイチとして走りに来ていたので、ついつい気が急いて幹線の湖岸道路を駆け抜けてしまいがちでした。

今回は視界が利いて気持ちにも余裕が持てる傾向のあるハイレーサーの効果なのでしょうか、「そうだ、ちょっとコースを逸れて田園風景のド真ん中を通り抜けながら散歩してみよう」などと閃く余裕がありました。

(左奥の霞んでいる辺りのまだ向こうにも広大な田園が広がっています)
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そして干拓地を横断するように進むと…

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牛舎があったので傍で止まってみました。 すると好奇心旺盛な子牛が次々にこちらへ寄って来ます。 その数は一頭また一頭と増えて来る一方なので、放っておくと全ての子牛が餌を食べるのを止めてこちらに押し寄せて来そうですsweat01 その迫力に気圧されるようにして出発しました…。

(子牛A:「おう、ハイレーサーが来たで」 子牛B:「きせるさんか?」 子牛C:「どれどれ?」 子牛D:「何や、きせるさんとちゃうんかいな…」 盛豚:「スミマセン…sweat01」)
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(牛舎の近くには牛の皆さんの食料が大量に…)
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(牛舎の斜向かいの麦畑にはUFOが着地した跡が…?)
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さて、道草も程々にしてそろそろ出発しましょうかね…。

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それにしても琵琶湖の曇りって普段からこんなカンジなのでしょうか? 特に湖面上は曇りというよりも霧が立ち込めているという印象を受けます。

(ホントにこの後で晴れるんかいな…?)
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道の駅湖北水鳥ステーションさんで小休止を入れたらローディーさんの大群が入って来ました。 一昨年に訪れた時も同じような展開だったのですがここでのんびりした事が災いして、この後で皆さんと賤ヶ岳越えの時間が被ってしまって撮影ポイントが混雑した事から、今回はすぐに出発しました。

(それでもアリバイ画像だけは撮りました…)
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賤ヶ岳が見えて来ました…。

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もちろん旧道ルートで行きます!

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Force5の登坂力とトラクションが物を言ってアッサリ上りました。

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ライトを点けてすぐに突入します!

(え? 暗所恐怖症が何ですって? ちょっと急いでるんで後にして貰えますか!?sweat0116052821 

旧道の賤ヶ岳トンネルを抜けると視界がパッと開けました。 「やったー! すぐ撮影だー!!」とばかりにForce5を撮影ポイントにセットしてシャッターを切ろうとすると、何故か今一つ絵がパッとしません…。
実は例年と違って今回はGWから半月以上遅れてやって来たので、その間に雑草が生い茂ってしまっていたのです。 オマケに背景はドン曇りで真っ白…。 ホントならここから雑草ナシに湖面に映える奥琵琶湖が見えるのに…sweat02

(撮影上の露出オーバーではナイ。 どないしてくれるねん…annoy
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藤ヶ崎から賤ヶ岳を振り返って見ると白い湖面の理由が少し分かりました…。

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良く言えばモノクロームというか水墨画みたいな絵ですが、もっと鮮やかな絵を撮りたくて来たんですよね…。

それにしてももう昼前なのに天候が回復してくる兆しさえありません。 おかしいなぁと思って確認してみると予報は後ろにズレて15時以降の回復となっていました…sweat02

(藤ヶ崎から奥琵琶湖を望むの図)
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塩津のローソンへ恒例のツバメの巣をチェックしに立ち寄りました。

(右上の方に…)
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ありました、ありました! 道の駅湖北水鳥ステーションさんでは台風などの影響なのか年によって巣の場所が変わっているんですけど、こちらの巣は毎年変わらず火災報知機のベルの上にあって(何ちゅう場所に巣作りしとんねん!w)、この時期は子育てに励んでいます。

実は毎年さり気なく巣の下にあるベルやサイレン灯などに溜まる雛鳥のフンは掃除されているんですよね。
きっと雛鳥が巣立って空き巣となる季節になってからお店の方が清掃されているのでしょう。 訪れる度に何だか暖かい気持ちになるお店です。(笑)

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ここへ来てようやく今回のビワイチの進行具合が例年とは少し違っている事に気がつきました。 例年に比べるとあまり疲労感を感じていないのです。 あくまで相対的な程度の差であってそれなりに走った感はあったのですが、例年に比べると明らかに心身共に余裕があります。

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考えられる理由は幾つかあります。
まず一つ目は天候です。 この日は薄曇りで陽射しによる体力の消耗が全くありませんでした。 それでいて気温は夜明け頃から一貫して寒くも熱くもなく、しかもこの状態が終日続きました。

二つ目は補給食に砂ずりの塩焼きや焼き鶏などを取り入れた事です(冗談話ではありません…)。
これは昨秋のアワイチでkimotoshiさんから頂いたアドバイスによる物で、塩分・他ミネラルを豊富に含んでいる食べ物を摂取すると高い体力回復・疲労回避の効果が期待できる為、自転車のロングライドではとても効果的だとの事でした。 その他にもししゃもの塩焼きなどは特に効果的なのだと教えて頂いたのですが(イチオシだそうです)、この日に立ち寄ったコンビニでは見当らなかったので鶏系メインで攻めてみました。
サイクリングに来たのか居酒屋に来たのか分からないような食べ物ばかりですが(笑)、実際に高い効果を実感できた一日でした。

三つ目はこの日乗っていたのが例年のローレーサーとは違ってForce5だった事です。
ローレーサーとは対照的に駆動ロスが極めて少なくトラクションの掛かりが良いこの車輌は、裏を返せばより少ない体力で走れる事を意味します。 ポジション的にもタイトなローレーサーとは違って極めて自然なポジションにセットアップしてあるので、ライダーの身体に掛かる負荷が少ない事が疲労感の少なさという恩恵をもたらしている事が実感できました。

※…(三つ目については最後の総括でもう少し詳しく述べてみたいと思います)

これら三つの要因が相乗効果を発揮したのか、ローレーサーに比べると場所によっては走行速度で3~8km/hのビハインドがあるにも拘らず、休憩時間や回数がとても少なく済んだお蔭で所要時間は意外と短かったのが印象的でした。 それでいて体調的には今回の方が余裕があります。

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ここからは例年とは異なり、岩倉トンネル方面ではなく奥琵琶湖パークウェイ方面へと機首を向けました。 実は今回のビワイチの目的は走る事そのものではなく、奥琵琶湖から望む北湖の絶景を背景にForce5を撮影したかったんですよね。
この区間はハードなルートだとは聞き及んでいますがせっかく上りに強いForce5に乗って来ている訳ですし、更にその仕様も盛豚でさえ〝ここ一番″という時は短時間なら多少の上りにでも対応できるようなギヤレシオ(ボトムは0.96!)までフォローしたセットアップにしてありますので、このルートを走らない理由がありません。

(突き当りを左折すると奥琵琶湖パークウェイ方面なのですが…sweat02
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突き当たりのT字路に到着したところで事件発生です! 強調の赤文字で何やら訳の分からん事が書いてあります…。

(そう言えば昔そんな噂を聞いた事があったような無かったような…sweat01
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涙を飲んで右折して民家の隙間を縫うような激坂を上って岩倉トンネルへと向かいます。 きっと虚無感丸出しというか死人のような表情をしながら上っていたに違いありません。
もし岩倉トンネルを抜けて一旦海津大崎まで回り込んでからもう一度ここまで戻って来るように奥琵琶湖パークウェイを上ったところで、どのみち待っているのは景色どころか湖面も遮るただのホワイトアウトです…。

それまでのルンルン気分も何処へやら。 ボソッと「さぁ、帰るか…」と呟いてトンネルに入って行ったのでした…。

(帰ろう。 もうどうでもよくなって来た…)
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藤ヶ崎と並んでお気に入りの海津大崎周辺の景色も心なしか生気が今一つ感じられず、ただただ走り抜けました。

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せめて天気が良く見晴らしが期待できるのであれば、あちらに戻ってグルッと一周するんですけどね。 実際、奥琵琶湖で時間を食う事を想定して帰りは夜になるのを覚悟した強いライトを装着して来ていたんですけど…。

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通りすがりのローディーさんに話しかけられてお喋りしながら海津まで来たところで、幾分気持ちが落ち着いてきました。 ローディーさんと別れた時には「このまま空振りで帰ったら負けや。 何か毟り取って行ったんねん!w」と少し前向きな気持ちを取り戻していたので、早過ぎる時間の調整を兼ねて道草を食って行く事にしました。

「一息入れていくか…」と、海津にあるカフェ『古道具』さんに吸い込まれて行きます…。

(腹の虫が治まらんので、茶をしばき倒していくのでありますdash
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こちらは琵琶県の郊外らしからぬおされなカフェで、特にテラス席の眺望はちょっとした売りだという事は以前から聞き及んでいました。

入ってみるとなるほど「都会からUターンして来た人が作ったんじゃないかな?」と思われるセンスの良いインテリアで、特に気を配って作ったと思しきテラス席に陣取って寛ぎました。 テラス席は3人掛けx2テーブルという小ぢんまりとした造りになっていましたので、日曜日に来ていたらきっと席は確保できなかったでしょうね…。

(丁度のタイミングで1テーブルが空いたところでした)
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奥琵琶湖に備えて補給を摂ったばかりだったのでここはドリンクにしましょう。 フレーバーティーのピーチを頂きます。 その香り豊かで美味なる味わいは先刻までの悔しさを癒すのには十分な物で、時を忘れる程の寛ぎの一時となりました。

(次回からビワイチは日曜・祝日を避けて、ここが空いている時に来よう…)
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湖岸道路に沿って湖西を南下します。 如何にも琵琶湖畔らしいのどかさは〝良い意味で何もない″ところが気に入っています。 学生時代の山登りでもよく訪れた馴染み深い土地だという事もあるのでしょうか…?

新旭の田園地帯に来ました。 ここは大中の干拓地と同じくらい広大な田園が広がっていて、個人的にはその広さにどこかしら北海道に似た雰囲気を感じるモノがあります。
もちろん道草を食って行きます。 既にバイパスから逸れて湖岸道路を走っていたのですが、さらにそこから逸れて田園地帯の中をブラブラしながら撮影したり、ぼんやり眺めてボーっとしたりと寛いでいきました。

(右を見れば稲を栽培)
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(左を見れば麦を栽培)
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(左後ろを見ればソーラーパネルを栽培…。 ん? これは新しい作物ですな…)
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この辺りではちょっと変わった植え方の田んぼがチラホラ見られました。 四方を空けて中央だけに稲を植えてあるのです。

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下図の黄色線で囲った部分だけに植えるのは〝名古屋打ち″・赤線で囲った部分だけに植えるのは〝東京打ち″と呼ばれていましたが、中央だけに植える田んぼは初めて見ました。

(このネタが分かった人はアラフィフです…sweat01
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大分道草を食った後で新旭を後にします。

(並木の向こうにも数倍の広大な田園か広がっています…)
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道草のデザートを食って旧街道を通り抜けてから…

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後はサクサクと南下しました。

(風景は終日真っ白だったけど、白髭神社の鳥居くらいは見えましたですよ…)
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いつまで経っても回復の兆しを見せない曇り空は、比良山系まで来たところで天候回復どころか逆にポツポツ降り出す始末でした…sweat02

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まぁ何とか本降りにはならないまま帰還できたので、今回のところは許しておいてあげましょう…。(-ω-;)

(終日こんなカンジで景色は真っ白のままでしたわ…annoy
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今回はこれまでにローレーサーで走った時と比べて心身共に余裕のあるビワイチでした。

駆動ロスが極めて少なくトラクションの掛かりが良いForce5では、やはりより少ない体力で効率良く走る事ができるようです。 ローレーサーに比べて空力的に不利な速度域(35km/h~)に入らない巡航速度域であれば、こちらの方が休憩時間や回数が少なくて済みました。
その結果、場所によっては走行速度で3~8km/hのビハインドがあるにも拘らず、この差を逆転して所要時間ではローレーサーよりも効率が良い事が確認できました。

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文末の走行データーを一昨年の物と単純に比べると一見今回の方が遅いように見えますが、三味線を弾くペースで走っていたのは前回も今回も同じであり、今回は道中で合計一時間以上も道草を食っています。

更にここで強調しておきたいのが、「例年は事前に150km前後の走り込みを何本もこなしてからビワイチに臨んでいたのに対して、今年はこの三ヶ月間で100kmも走ったのは一回のみでその他は大して走っておらず、しかも年明けから自転車に乗った回数は二週間に一度以下と、ほとんど乗っていない状態だった」という事です。

こんなブランク明けに近い状態にも拘らずこれだけ走れているのですから、身体的なコンディションが前回LM5で走った一昨年同時期と同じ状態であったならば、もうあと30分以上は所要時間が短かったでしょう。

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また例年なら走り終わってから自動車に積んで帰る道中で、疲労のあまり居眠り運転をしてしまいそうなほどヘトヘトになって帰っていたところを、今年は随分余裕を持ってシャキッとしたまま運転して帰れるほど体調的に余裕がありました。
これについては天候面の条件に差があった影響も否めませんが、それだけで説明のつく差でもなかったのは間違いありません。

今回のところは条件をそろえて慎重に考察・検証したハナシではないので、あくまで盛豚とForce5との相性の問題だという事にしておきます。
しかしながら、ローレーサーよりもアメリカンハイレーサーの方が、〝エンデュランス″・〝ツーリスト″というスタンスの盛豚の走り方との相性が良さそうだという事については、最早疑いを入れないモノとなりました。

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※…{Force5改700のマル改仕様を設計・特注して製作して下さったツカモトさんと、そのレプリカⅡを温存しておいて盛豚に引き渡して下さったLOROワールドリカンベンツさんには、改めて感謝・感謝なのであります!(;^ω^) }

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走行距離 : 162km
平均速度 : 24.0km/h
走行時間 : 6:44:39
所要時間 : 9:56:00

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コメント

天気残念でしたね。私の為に(?)牛の写真ありがとうございますw

>きせるさん
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天候の方は陽射しが軟らかいまま本降りにならなかっただけでもヨシとしておきます。
そうそう、子牛諸君からの伝言で「きせるさんにヨロシク」との事でした。(笑)

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