C.A. と Force5 でランデブー
先日はいつもお世話になっているkimotoshiさんと、恒例のランデブーでよろづさんへご飯を食べに行ってきました。
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予報だとこの日は梅雨明け間近の晴れ後曇りというお出かけ日和の筈だったのですが、当日の朝を迎えるとモロに真夏日でした。 大阪市内を縦断して集合場所に到着する頃には既に「いやぁ~、今日は走ったなぁ」感が…
元々は多少のアップダウンを楽しめるルートが有力候補だったのですが、陽射しに負けて満場一致の穴虫峠ルートで奈良県入りする事になりました。 まぁお楽しみは秋以降に取っておくのも悪くありませんし、穴虫峠はこれまでにローレーサーやLYNXX等で何度も越えているルートなので、それ等とForce5との比較にも好都合です。
そうと決まれば善はゆっくり(?)とばかりに、のんびりゆったり出発しました。
趣のある竹ノ内街道から…
お馴染みの穴虫峠ルートへ。
一ヶ月ほど自転車で遠出していなかった事もあって、アッと言う間にkimotoshiさんの後姿が消えていきます。 まぁこの位置でこの車間距離ならむしろ普段よりもマシな方なのでヨシとしておきましょう…。
Forcs5のトラクションの掛かりの良さと車重の軽さが効いて、一ヶ月のブランクがあるにも拘らず穴虫峠はこれまでよりもちょっと低かったように思います。
峠を下った後はシャ~っと柏原神宮方面へ走って…
やって来ましたよろづさん!
陽射しに負けて少々バテ気味で到着したものの、「ここでカツ物を食べずしてどうする!」とばかりにカツ丼セットを頂きました。
店主さんご夫婦と談笑したりしてタップリと寛いで、陽射しが少し和らいだところで引き上げる事にしました。
帰りの道中でふたかみパーク富麻さんにちょいと寄り道して…、
往路と同じルートを引き返したのですが大和高田バイパスも穴虫峠も往路以上に低く、「接待されてるのかな?」と思うほどアッサリ越えてしまいました。
大分時間調整をしてのんびり道草を食いながらの行程だったにも拘らず、日の高い内に戻って来ましたよ。
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今回はブランク明けにも拘らず、穴虫峠や大和高田バイパスの高低差が従来の半分程度に感じられました。
この辺りで奈良県に入るルートとしては、竹ノ内街道や更に南部のルートに比べて穴虫峠ルートは〝峠″と名乗るのがおこがましいほど高低差が低く緩やかなルートだと思っています。 そんなルートでさえリカンベントでしかも一ヶ月振りの遠出ともなるとそれなりにキツイ物がありますけど、過去に充実している時期にローレーサーやLYNXXで訪れた時よりも楽でした。
これは「アメリカンハイレーサーの登坂能力が突出している」というよりは、まず大前提として「そもそもリカンベント自体が平地・下り・上りといった走行シーンによって走行性能のバラつきが顕著だという弱点を内包している」と認識すべきであり、それを踏まえた上で「そんなリカンベントの中にあってもアメリカンハイレーサーはRAAM等のロードレースを通じて開発されて来たお蔭で、アップライト・ロードレーサーみたいに走行性能のバラつきが少なくてトータルバランスが比較的マシな車種に仕上がっている」と解釈すべきではなかろうかと考えています。
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これは余談になりますが…
前回の遠出からブランクと言えるほどの日数が開いているにも拘らずこれだけスイスイ走れてしまうと、「近年はいきなりローレーサーを欲しがる初心者が増えてるけれど、どう考えてもハイレーサーを有力候補に入れていない時点で上手な買い物をできていないよな…」などと思ってしまいます。
これは自身の車歴でローライダー・ミッドライダー・ハイライダーの三車種を一通り経験しているから言える事であり、これからキャリアをスタートしようとしている未経験の人に同じ認識を持てという方が酷な事だとは分かっているつもりです。
ならばこそ下調べとして情報収集している段階の方の目に留まればと願ってここでこうして述べている訳なのですが、「ローライダー(特にローレーサー)は車歴の二台目か三台目の段階まで来て初めて所有の検討の対象に入れるべき車種であり、最初の一台として検討すべき車種はミッドライダー(ツアラーでもレーサーでも可)もしくはハイライダー(ツアラーでもレーサーでも可)だ」というのが、盛豚の経験に基づく自論です。
もし具体的に面識のある人が「リカンベントの購入を検討している」と言い出したら、盛豚は「騙されたと思って一台目はミッドライダーかハイライダーを選びなさい」と助言するでしょう。 「身長など体格の問題でハイレーサーは自分には大き過ぎる」と思い込んで敬遠してしまう人も少なくないようですが、シート高が特に高いアメリカンハイレーサーでもホイールサイズが26インチや650Cの車種を選べば、身長が160cm前後の人でも意外とフツーに乗れるものです。
それにオープンハンドルを装着した車種ならば信号待ちでも体を起こして安定した姿勢でシートに着座できますので、盛豚の友人・知人には身長が160cm台でも700Cフルサイズのアメリカンハイレーサーに乗っている人が何人もいらっしゃいます。
※…(7枚目の画像が良い例ですけど、この画像で700CフルサイズのC.A.に着座しているライダーの身長は170cm弱位だと思いますが、足付き性にはこれだけの余裕があります)
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これ以上具体論を述べようとすると話が長くなりますので、その辺の話については気が向けばいずれまた詳しく述べてみたいと思います…。
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いや~、楽しくて美味しい一日でした。
kimotoshiさん、お疲れ様でした。 また次の機会もよろしくお願いしますね。
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コメント
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もっとオープンハンドルの布教に励むのだ!
投稿: take3 | 2016年7月 6日 (水) 23時28分
>take3さん
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昨年の憲法解釈の変更によって、オープン教団構成員の定義が「他のステアリングシステムからオープンハンドル仕様に改造した者に限る」と改定された為、教団の勢力は著しく落ちたようですね。 ( ˘ω˘ )フフン♪
まぁオープンハンドルだからって猫も杓子も教団構成員扱いしようというのは、少々ムシが良すぎたようですな!www ヽ( ´∀`)ノ アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
投稿: 盛豚 | 2016年7月 8日 (金) 22時18分