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リカンベントは周囲から見えない? (その3) 『ハイレーサーのススメ』

(その1)では「リカンベントが周囲から見え難い」と言われる根本的な要因を、(その2)の文中では二番目の要因と三番目の要因について、正面から見た場合の具体的な画像を交えながら盛豚なりの経験に基づく自論を述べました。
今回は具体的な数値を交えつつ、もう少し多角的な視点で「周囲から見たリカンベント」について分析してみたいと思います。

例によって私見に過ぎませんが現役のベントライダー諸氏だけでなく、これからリカンベントを手に入れようと思っている〝ベントライダー予備軍″の人々にとっても車種選びの参考になりましたら幸いです。

※…(特に〝いきなりローレーサーの購入を検討されているベントライダー予備軍″の方がいらっしゃいましたら、騙されたと思って一旦その逸る気持ちを棚上げして読んでみて下さい)

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※…(レンガ塀沿いの道でのテスト画像は、軽乗用車『スズキ・ワゴンR』のドライバー目線の高さで撮影してあります。 セダンよりは高めですがワンボックス車よりは低く、今日普及している一般的な乗用車としては平均的な高さであり、成人の歩行者目線の高さからも著しく離れていないと考えています)

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まずおさらいしておきますと、一口にリカンベントといってもその分類はアップライト自転車がそうであるようにとても多岐に亘りますので、この話題は全てのリカンベントが対象となる物ではなく、ある程度シート角が寝ていて分類的にツアラーやレーサーなどに属する車種を主な対象とするというのが大前提となります。

それを踏まえた上で盛豚は一般的に「リカンベントは周囲から見え難い」と言われている事について、同じような認識を持っています。 その一方で主な要因については重要性の大きさ順に並べて

① 「一般の人はリカンベントが走る姿を見慣れていなかったり見た事がなかったりするので、(目に映っても)それが何なのかを頭で認識できない為」

② 「シート角が寝て上半身の乗車姿勢が後方へ寝てしまう事により、ライダーの上半身と顔の前方投影面積が減ってしまう為」

③ 「全高が低いせいで、通常ヒトが〝大人がいる″と認識する時に注意を向ける高さに顔や上半身が見当らない為」

の三つが挙げられると考えています。

そしてこれらは基本論に過ぎず、大まかな分類として挙げられるハイライダー・ミッドライダー・ローライダー・トライクのどの車種を選ぶのかによって、車種毎に特性が異なるのと同じようにこの要因の重要性の度合いなどもある程度は異なってくると考えています。

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たまにNET上で「リカンベントは全高が低くて見えないので危険だから公道を走るな or 公道を走る時は旗を立てろ」と無造作に主張している人を見かける事もあるのですが、これは少々雑な思い込みだと言わざるを得ません。
なぜならリカンベントにも色々な車種があって、例えばライダーが乗って走っているハイライダーの全高は一般的なセダン型乗用車と同じくらいの高さであり、ミッドライダーの場合はその座席に乗る運転手とほぼ同じ高さだからです。
特に低いとされているローレーサーの場合でもライダーの高さはフェラーリやNSXのドライバーと同じ位の高さです(目線の高さだけで言えばローレーサーに乗るライダーの方が少し高いです)。

証拠となる画像と数値をご紹介しましょう。

今回の撮影モデルとなるライダーの身長は173cmです。 ヘルメットの厚み3cmを加算すると176cmになります。 以後は車輌に着座した時の頭頂部の高さについて述べますので、シューズの厚みは勘案しません。

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車種にもよりますがアップライト自転車の中でも乗車姿勢が起立している盛豚のブロンプトンに着座すると、頭頂部の高さは181cmになります。

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シートの座面高が67cmで前後700Cのハイライダー(この場合はアメリカンハイレーサー)に着座すると、頭頂部の高さは139cmになりました。

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これは〝ツアラーV″でお馴染みの90系マークⅡの全高と同じ数値であり、ちょっとトッポい現行型のカローラと7cmしか差がありません(E-110系までのカローラは~138.5cmでした)。

(北見:「まずは100馬力ほど乗せてカルく様子を見よう。 最終的には500馬力といくか。 ツインターボもイイな。 90系は端々の造りがいいからな、ちょっと期待できるぜ」)
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これは一昨年に仲間内の検証会で撮った画像ですが、セダンとしてはちょっとトッポい現行カローラよりも更に10cmもトッポい日産ジューク(座席の高さに至っては20cm位は高そうです)の横にいる同型車種のライダーを運転席から見たら、運転手よりも少し高い位置にいました。
一般的なドライバー目線で見た限りでは、高さ的な面での「見える・見えない」という意味で特に問題はなさそうだという事が分かります。

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参考までにロードレーサーの場合はこんなカンジです。

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お次はシートの座面高が54cmで後26インチのミッドライダーに着座すると、頭頂部の高さは124cmになりました。

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これは同じ検証会で撮った画像ですが、トッポい日産ジュークの横にいる同型車種のライダーを運転席から見ると、運転手の高さとほぼ同じ位置にいました。
一般的なドライバー目線で見た限りでは、高さ的な面での「見える・見えない」という意味でそれなりに見えている事が分かります。

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最後にシートの座面高が33cmで後700Cのローライダーに着座すると、頭頂部の高さは96cmになりました。
この数値はフェラーリF355や初代ホンダNSXの全高117cmと比べて20cm近く低い物ですが、これらのシートに座って運転するドライバーよりは幾分目線が高くなります(実際、信号待ちでガンの飛ばし合いになると、大抵こちらが〝上から目線″になります)。

確かにフェラーリやNSXは乗用車としては極端に全高が低い部類ですが、だからといって「背が低くて見えなかったから見落としてぶつけてしまった」などという理由で衝突事故や追突事故が起きたという話は聞いた事がありません。

※…(登場以来ロット毎に改良を重ねてきたPerformerスーパーローレーサーは、第4ロットの現行仕様ではシート高が一般的なローレーサーと同等の物になっています)

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これは同じ検証会で撮った画像ですが、トッポい日産ジュークの横にいるほぼ同等のジオメトリーを持つローライダーに乗ったライダーを運転席から見ると、ほとんど窓の下に隠れてしまっていました。
よく見るとヘルメットの一部が見えるのですが、運転中ではなく静止状態でしかも「そこにローライダーがいる」と分かっていてこれですから、予備知識がない一般のドライバーはおそらく運転中にこの存在には気づかないでしょう。

一般的なドライバー目線で見たら、高さ的な面での「見える・見えない」という意味でも「高さの影響によって明らかに見落とされてしまう可能性が高い」という結果が出ました。

(こんなの一般人が運転中に見たって絶対に気付かねェよ…sweat01
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盛豚の世代は小学生時代に毎年学校で警察立会いの下で行われる交通安全講習指導(実技と学科の両方がありました)を受講していましたが、その中で「自動車やトラックはその図体が大きい程に至近距離へ近付けば近づくほど運転席の死角に隠れてしまうので、歩行者や自転車は運転手から見えなくなる(当時の大型トラックの場合は死角の中に児童が50人ほど隠れる事ができました)」という事を実演映像で見せられながら教わっていました。

そこで同じ場面でジュークの横・前方1mという至近距離にいる各車種を見てみました。 流石に正面を見ていると視界に入らないのでセンターコンソール越しに左の方を見てみると、まずハイライダーの場合はこんなカンジでした。 まぁ問題は無いでしょうか…。

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ちなみにロードレーサーの場合はこんなカンジです。

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お次はミッドライダーです。 一応見えてはいますが際どいというか決して十分とは言えません。 ミッドライダーでも乗用車にあまり近付かない方が良いと感じました。

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最後はローライダーです。 よく見るとヘルメットの一部が見えるのですが、運転中ではなく静止状態での視認テストでしかも「そこにローライダーがいる」と分かっていて正面ではなくセンターコンソール越しに左の方を見てようやくこれですから、予備知識がない一般のドライバーはおそらく運転中にこの存在には気づかないでしょう。

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ここで一つ注目したいのがセーフティーフラッグの存在です。

上の画像では撮影に失敗してほとんど切れてしまって一部分しか写っていませんが、画面左端にオレンジ色のセーフティーフラッグが見えます。 走行中はこのセーフティーフラッグが風になびいてヒラヒラしていますので視界の隅の方にいてさえ目に留まり易く、こうした至近距離や死角に入ってしまった場合には非常に大きな視認性向上効果があります。
ロングライドやヒルクライムなどのスポーツ走行にしか使わないのであればまだ車種にもよりますが、市街地走行をメインにローライダーを走らせるのであればセーフティーフラッグ装着はマナーという意味も含めて必須だと言えるでしょう。

冒頭で述べた一般の方による「リカンベントは全高が低くて見えないので危険だから (中略) 公道を走る時は旗を立てろ」という主張についても、ことローライダーに限定しての話であるならば頷けます。 って言うか、おそらくこの主張をしている人はローライダーの事を思い浮かべながら発言しているのではないかと推察しています。

※…(リカンベント用セーフティーフラッグ&フラッグポールセットは、HC-WORKSさんやLOROワールドリカンベンツさんなどのプロショップで在庫販売されています)

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ここまでは停止状態での検証・テスト画像を見てみましたが、実際に後方から走って来る自動車のドライバーからはどう見えるのでしょうか? やはり見落とされ易いのでしょうか? その辺についても確認してみましょう。

検証会でハイライダーとロードレーサーの走行シーンを撮り損ねてしまったのですが、参考用に他の走行シーンでのアップライト自転車の画像を見てみましょう。 やはりアップライト自転車ではライダーの五体がハッキリ見えるので、ドライバー目線で見ても把握し易いと感じます。

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検証会での実走検証テストでのミッドライダーの場合はこんなカンジでした。 後ろからでは脚が見えない分だけ違和感は禁じ得ませんがその違和感が奏功してか、正面から見るよりもむしろ目に留まり易かったのが印象的でした。

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続いて検証会での実走検証テストでのローライダーの場合です。 やはり後ろからでは脚が見えない分だけ違和感があり、それが奏功してか正面から見るよりも目に留まり易かったのが印象的でした。
また至近距離に限らず通常走行時の位置関係においても、セーフティーフラッグの効果が非常に大きいという事が確認できました。

(後からだと案外よく見えるローライダー)
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おまけでトライクです。 地面に大きなシミが這い回っているかのように見えて、実は結構目立っていました。(笑)

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この時の検証会だけでなくこれまでの経験も合わせて総合的に感じたのは、「後方から走って来る自動車のドライバーから見た走行中のリカンベントの姿は意外と目に付くので、視認性ではペダリングを止めて惰性で走っている状態のアップライト自転車と大差なさそうだ」という事です。
ただし信号待ちですり抜けするなどして至近距離に入ってしまうとこの効果はブチ壊しになってしまい、むしろ死角に入って死の危険に曝されるので注意が必要です。 またローライダーについてはセーフティーフラッグを装着している事が大前提であると感じています。

※…(ちなみに盛豚はローレーサーで単独走行する時にR2みたいな広い路側帯がない場合は、信号待ちでもすり抜けはせず自動車の列に並びます。 こうすると至近距離に自動車がいる状況でも後続車には見落とされる心配がなくなるからです)

これは後姿の場合は通常走行中のリカンベントであっても、(その2)で述べた〝顔と上半身″の後姿がスパイホッピングをせずとも常に見えている為、「そこにヒトの後姿が見える!」と即座に脳が認識する為ではないかと考えられます。 シートのシルエットがなんだかリュックサックに似ているせいか、〝リュックを背負ったヒトの上半身の後姿″みたいに見えると思いませんか?
実際、走行中に追い越して来る自動車は例外なくこちらを認識して横方向に避けながら側方車間距離を保って追い越して行きます。

(先ほどのローライダーをよく見てみると〝リュックを背負ったヒトの上半身の後姿″が…)
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(「リュックしょった人達が自転車に変な乗り方してる~w」)
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思わぬ副産物があったのはローライダーの場合で、全高が低いので接近中に早い段階で死角に入ってしまい易く見え難い分だけ、ドライバーが本能的な回避運動として自動車をより大きく避けるように側方車間距離を取り、こちらに対してより広いスペースを空けて追い越し運転をしてくれる事でした。
これはトライクでも同様の効果を得られるのではないかと思われます。

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ちなみに一定の距離を置いて後ろから見るとローライダーとハイライダーの見え方に極端な差は感じませんでしたが、正面から見た場合ではローライダーに比べてハイライダーは大分見え易くなると感じます。

特にシート角を寝かせたセッティングになりがちなレーサー同士で両者を比較すると、普通にセッティングすればローレーサーのシート角は水平状態から約22°起きた角度に落ち着く傾向があるのですが、ハイレーサーの場合は約35°起きた角度に落ち着く傾向があります(人の好みには個人差がありますけど、メーカーが出荷して来る完成車は概ねこの角度になっている傾向があります)。
下の画像を見るとその差約13°の違いによって、ローレーサーは周囲から顔と上半身は大分見え難くなってしまう事が確認できます。

(傾向的にシート角が起きているハイレーサーの方は、『スパイホッピング』をしなくてもライダーの顔と上半身がある程度見えている…)
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この視認性の差にはオープンハンドルとトップロードハンドルの違いも少なからず影響していますが、ローレーサーは空力の都合だけでなく視界確保の意味でも今なおトップロードハンドルが主流であり、ハンドル周りや腕に顔の約半分と上半身が隠されてしまう為、相対的にシート角が約13°も起きていてしかも腕やハンドル周りに遮られないオープンハンドル仕様のハイレーサーに比べると、ローレーサーは元々〝見え難い″構造をしていると言えます。
これに全高の低さが弊害として拍車を掛けてしまう事については、検証会の画像を通じて述べた通りです。

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(その1)(その2)では正面から見た画像ばかりだったので、今回の(その3)では横や後方から見たリカンベントの姿を確認してみました。

今回のシリーズ考察とこれまでの経験を総合して鑑みた結果、盛豚は「リカンベントが視界に入っているにも拘らず最も〝見え難い″のは意外にも正面からのアングルであり、最も警戒すべきは対向からこちらへ向かって来る車輌や歩行者(特に右折車ね…sweat02)である」と感じています。 この場合の〝対向″には「交差点で横から出て来る者」も含まれます。

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少々雑な言い方をするならば、リカンベントはこれからも見落とされ続けるでしょう。
これは相手が悪いとか過失がどうとかいう問題ではなく、「リカンベントとはそういうリスクと宿命を背負った性質の乗り物なのだと認識しておかなければならない」という話です。 「自分は道路交通法には違反していない」だとか、「こちらを見落としていた相手が悪い」などと相手を責めて感情的になっても全く無意味ですし、自分の正当性を証明したからといって解決するような問題ではありません。

多くのベントライダー諸氏はそれを理解しているからこそ少しでも周囲から目に留まり易くなるようにと、セーフティーフラッグを装着したり、車体に反射テープを貼ったり、ポジションライトを複数取り付けたり、そもそもリカンベントを購入する段階で最初から「周囲から見え易い車種を選ぶ」というカンジで、自発的に対策を講じているのだろうと思います。

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ここまで書けば盛豚が今回のシリーズ考察を通じて最終的に何を言いたいのか、カンのいい方はもうお気付きですよね?
それは「初心者はいきなりローレーサーを買うな」という事です。

もちろん地域性や道路事情の違いなどによって、幸運にもローレーサーからリカンベントデビューしつつ今日まで無事に楽しく乗ってきた人もいるかもしれませんが、それはたまたま運が良かったのであって例外と言わざるを得ません。
まずミッドライダーもしくはハイライダーでリカンベントの乗り方・走り方をマスターして、予測とカンを磨いて「もう危険な目に逢う事はなくなったし、周囲を驚かせる事もない。 自分は周囲の交通との調和を取れている」と胸を張って言えるようになって初めて挑戦すべきだろう考えています。

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分かり易いように多少乱暴で厳しい言い方をすると、「分かってない人ほど〝カッコイイから″とか〝速そうだから″と言ってローレーサーを欲しがるけど、周囲から見え難くて傍迷惑だし本人も危険な目に逢うし、同じ価格で買える物だとハイレーサーに比べてクソ重たいし、使い勝手は悪いし、高速域では空力が効いて伸びるけど40km/hまでならアメリカンハイレーサーの方が速い。 上級者なら話は別だけど、少なくとも初心者がハイレーサーを避けてまでローレーサーを買うメリットはない」というのが盛豚の経験に基づく自論です。

今回のシリーズ考察の画像でいかにローレーサーが視認性において問題を抱えた車種なのかがお分かり頂けた筈ですし、高さ的にはミッドライダーでさえ際どく、ハイライダーまで来てようやく及第点だと言える事も理解できる筈です。

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ローレーサーとハイレーサーの両方を所有してみると分かるのですが、〝周囲から見落とされ易い″という事はライダーにとって過酷な条件であり、より危険に曝される機会が増えます。 そしてその分だけ余計に自分が予測して注意を払いながら運転する事を常に強いられ続けますので、丸一日出かけると帰宅した時には物凄い疲労感に襲われます。
これに対して〝見られている″となると、余計な集中力を使ったり緊張に曝されたりしない分だけリラックスして運転できるのでグッと楽になります。

事実、そういう意味も含めて顧客満足度が高いアメリカンハイレーサーは、国内の最大手NETオークションにも滅多に出品されません(盛豚が知る限りではまだ一台のみで、その理由は「家族にナイショで買ったのがバレて放出を強いられた」との事でした)。 対してローレーサーはよく出品されて、しかもそれらは購入後間もなく売りに出したか或いは死蔵していたと思しき物ばかりで、情報によれば〝こんな筈じゃなかった″的な動機の物ばかりでした。

「外見に惚れ込んでいるのでどうしてもローレーサーが欲しい」という人にとっては、「アメリカンハイレーサーなんて不細工だからイヤだ」と思われるのかもしれません(事実、以前は盛豚もアメリカンハイレーサーを不細工だと感じていました)。
しかし「美人は三日で飽きる・ブスは三日で慣れる」という言葉があります。 これを人の結婚になぞらえると結婚生活の先には、前者では離婚(NETオークションで売り飛ばす)が、後者では安定した幸せ(安全で楽しいリカンベントライフ)が見えて来るのではないでしょうか?

(昔は不細工だと思ってたけど、今ではこれが一番イイと思う…)
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人によっては盛豚のこの見解を「偏見がある」と感じられるかもしれませんが、盛豚自身は「厳しいかもしれないけど偏見呼ばわりされるほど了見が狭いとは思っていない」と考えています。

何故ならば責任あるプロショップの中には「お客さんからローレーサーを注文されても無条件では販売せず、まず車歴を確認します。 その上でもし相手が初心者ならばミッドライダーやハイライダーもしくはトライクを薦めます。 売り上げは欲しいけれど初心者にローレーサーは販売しません。 それで商談が引き合わなければ売り上げは諦めます。 それが当社としての責任です」というお店も存在するからです。

※…(プロショップの価値とは技術や価格だけでなくこういう所にもあると思うんですよね…)

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もし「何台も買うほど資金や保管場所に余裕が無い。 速いリカンベントが欲しい」というベントライダー予備軍の人に出会ったら、今の盛豚なら「迷わずハイレーサー(身体条件が許すのならばアメリカンハイレーサー)を買いなさい」とオススメするでしょう。

それがこれまでにミッドツアラー、ローレーサーx2台、ハイレーサーと高さ別に大きく三通りのリカンベントを所有して、約70台のリカンベントに試乗してきた経験のある盛豚のベストアンサーです。   

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※…(撮影協力:まえさん)

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コメント

どうも、いきなりローレーサーに走った初心者です(笑)
最近、ハイレーサーに乗せてもらいましたが、ハイレーサーにしとけば良かったかもなんて思ってます・・・。周りからの視認性もそうですが、道路と状況把握や景色の見方など、目線が高い分だけ情報を得られやすいと感じております。

かと言って売り払う気もないので、周りからの視認性向上策として、
フロントとリア(もしくは頭頂部)のデイライト(点灯、点滅)が有効ではないかと思っています。
今の季節のようなカンカン照りでは、自転車用のライトなど見えないに等しいのですが
無いよりはましかと思っています。

>12さん
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レーサーはローレーサーしか知らないという内はそれほど苦にもなりませんけど、一度ハイレーサーを経験してしまうと歴然たる違いを思い知らされますよね。
仰る通り路面の把握のし易さも含めて、視覚的に得られる物も与える物もその情報量が全然違いますから…。
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最近、私の知人でもローレーサーからリカンベントに入って数年が経つベントライダーさんが、お店の試乗車のハイレーサーで大阪市内を走ってみて感動してしまい、お店に戻るや否や店頭在庫のハイレーサーに買い換えてしまいました。
特に「ローレーサーだと頑張って走らなきゃならない緩斜面なんて平坦に感じる」と走りの面での性能が衝撃的だったそうですけど、「ハイレーサーだとローレーサーと違って周囲の自動車からも見えているので、周囲の反応が全然違うから気楽に乗れる」という感想も述べられていたのが印象的でした。
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日中もライトを灯火するデイライトは良い習慣だと思います。 点滅も交えると一層効果的かもしれませんね。
その昔オートバイ業界を対象に「バイクは昼間もライト・オン」という交通安全キャンペーンがあり、以降オートバイは極力日中もライトを灯火するようにという交通安全指導が行われているそうです。 これによって自動車とオートバイの右直事故が激減したと言われていますので、特にローレーサーみたいに周囲から見え難い車種の場合は、陽射しのキツい夏場の日中と言えどやってみる価値はあるのではないかと、私も思います。

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