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SteadyCat.Works. Lilium2 (後編)

『Lilium2』の乗り味については、既存のマスプロメーカー製レーサー達の車輌実重量や材質との単純な比較から推し測れるそれとは明らかに一線を画しており、色々な意味で盛豚の予想を覆すというかこれまでの経験では説明のつかない物でした。

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実は盛豚、今回の試乗については以前からかなり期待していました。

某サイトで設計段階から製作過程を経て完成に至るまでつぶさに見てきた限りでは非常に良さそうでしたし、完成後のライドでもプロト2の『Lilium』に比べて課題は特に見当らず良い感触だとの製作者さんのコメントも見ていましたので、「最低でもマスプロメーカー製のアルミ合金製やクロモリ製ローレーサー並みか、あわよくばトロイテック・レボリューションに食い下がるほどの走りを期待できるのではないか」と想像していたというのが本音です。

しかし冷静に考えると、言葉で言えば「同じカーボン製」とはいえ方やメーカーが何年もかけて材質一つをとってもカーボンコンポジット(高等な製法によるカーボン系素材の一種です)をベースに研究に研究を重ねて開発して、専用の高価なオートクレーブ(大雑把に言うと圧力釜みたいなモンです)で成型して試作とテストを繰り返しながら開発された世界最高峰のローレーサー。 方や自作レベルで市販のカーボンチューブを切った貼ったして市販の汎用カーボンシートを自作の型に張り重ねて樹脂を含浸させてから、ヒーターで加熱しつつ余分な樹脂をバキュームポンプで吸い出して成型した手作りのラグで補強したという、ホームセンターや一般の通販で入手できる材料と道具で製作された〝夏休みの工作(ご本人談w)″です。

※…(考えようによっては後者のラグもまたカーボンコンポジットの一種なので、これはこれで高等なカーボン系素材なのですが…)

フツーに考えたら両者を比較の対象に考える事自体がどうかしてるのですが、前編でも述べたラグの作り込みや丁寧な作業の様子や細部に至るまで一々理に適った構造やそのジオメトリーなどを見るほどに、試乗魔で鳴らした者としてどうしても期待を抱かずにいられませんでした。

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よりにもよってトロイテック・レボリューションを引き合いに出している段階で期待し過ぎだという事くらい頭では分かっていたのですが、こう言っては何ですけどこれでも「物を見る目はある」つもりです。
自動車で草レースをやっていた頃から、他所の車輌でも1G静止状態で見ただけで「こいつは走る! 俺には分かる」と直感で思ったほどのマシンは、いざレースが始まるとそのほとんどが猛烈に速いマシンでした。

今回は実車を目の当たりにした訳ではなくモニター越しに画像を見ていたに過ぎませんが、それでもその勘が「乗りに行け!」と叫ぶのを感じました(ゴーストが囁いている?)。
そうでもなければいくら他にも九州に複数の用事があったとはいえ、わざわざ自家用車にForce5を押し込んでカーフェリーに乗って九州へと渡り、高速を飛ばして九州地方を横断してまで乗りに行ったりしません…。

こうして試乗魔・盛豚としては初の(最初で最後?)遠征試乗に出かけたのでした。

(我ながらアタマおかしいと思う…sweat01
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ミッドレーサーと呼ぶには全高が低くローレーサーと呼ぶにはやや腰高ですが、走行ポジションは競技志向の高いローレーサーそのものという『Lilium2』…。

盛豚はこれまでの経験から「リカンベント・レーサーは同じ車輌でもポジションセッティングによって走行性能が大きく変わる」という事を学んでいました。
またホイールベースについても『Lilium2』は129cmと一般的なミッドレーサーよりも大幅に長くてローレーサーのそれにドンピシャ一致する事から、挙動面でも限りなくローレーサーに近い乗り味である事が予想されます。 そして何より個人的にミッドレーサーに関してはベンチマークとなる走行性能の著しく秀でたカーボンレーサーに乗った経験がないという事もあって、勝手ながら今回は特にポジションとフレーム材質に注目して比較の対象をミッドレーサーではなく、少々異例ではありますが主にローレーサーであると想定して述べてみます。

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今回の試乗は一回サラッと乗るだけではなくForce5をダシにして交換試乗会というスタンスに持ち込み、先日の有明海・諫早湾ツーリングの一日で場所を変えながら三回に分けて入念に試乗させて頂きました。
最初は路面がキレイな広い駐車場で、次は路面が比較的マシだったりザラついていたりひび割れが集中していたりとバラつきのある車道~路面が比較的マシだったりザラついていたりとバラつきのあるCRで、最後はJRを跨ぐ一般道の高架越えでと、複数の走行条件下で走らせています。

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最初の諫早湾堤防道路P.A.での試乗ではまず車重をチェックしてみたのですが、前編でも述べた通り「アルミ合金製フレームのローレーサーよりは軽いけど、アルミ合金/カーボンのハイブリッドフレームを有するOPTIMA・RAPTORに比べるとちょっと重いかな?」という印象で、トロイテック・レボリューションのような劇的な軽さではありませんでした。
まぁ軽量化を突き詰める事よりもツーリングユースの信頼性を優先している関係で、車重についてはマスプロメーカー製のレーサーみたいな見栄を張っていない事については既に聞いていましたが、前編でも述べたようにペダル・ワイヤー類・タイヤ類が付いている完成車状態での実車量といえど感触的に推定12kgちょいというのは、期待していたほどの軽さではなかったという印象は否めませんでした。

※…(一口に車重と言ってもメーカーや販売店の発表値は大抵ペダル・ワイヤー類・タイヤ類が付いている完成車状態での車輌実重量よりも1kg以上軽い数値を発表していますので、一般的なアルミ合金製フレームのローレーサーの車輌実重量は概ね約14kg位ですが、アルミ合金/カーボンのハイブリッドフレームを持つOPTIMA・RAPTORでさえ11kgちょいと、12kgはカルく切っています)

スペースに限りがある駐車場での試乗ではそれほど走り込む事はできませんでしたが、スタンディングスタートでの踏み出しの軽さについても車重相応の感触で、「レーサーなりには走るものの特に劇的な物は感じられないなぁ…」と、第一印象としては些か肩透かしを食らったように感じたというのが正直なところです。

※…(しかしこの時点で車重の確認を済ませると同時に〝肩透かし感″を予め食らっておいたお陰で、結果的に二度目以降の試乗で見せつけられたその恐るべき真価を理解する事ができたのです…sweat02

それでもフレーム剛性は大抵のマスプロメーカーの金属フレーム製レーサーと同等以上で且つ走りが滑らかであり、アルミ合金製フレームのように弾き返してくるような感触やジャダーは一切ないという事だけはすぐに分かりました。
こうなると欲が出てくるもので是非とも一般道の路面でも感触を試してみたくなり、ツーリングの後半では路面条件にバラつきのある区間で試乗してみたところ、ついにと言うかやはりと言うかそれは来ました。

そう、未知の感覚が…。

(一回目の試乗ではまだ〝肩透かし感″の方が大きかったのですが…)16110606 

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ちょっと話が遠回りになりますが…

路面のアスファルトが傷んで荒れている箇所を走ると、金属製のフレームの場合は多かれ少なかれ路面の衝撃を吸収しきれずにフレームをビリビリとした振動が走るジャダー(大雑把に言うと連続する異常振動ってヤツです)という現象が発生します。
特にアルミ合金製フレームの場合は他の金属に比べて一々激しく弾き返すような振動になってしまい、しかもなかなかそれが収まる事なく続く傾向が強いので車輪や車体の路面追随性が悪くなってしまい、タイヤの接地感・グリップ力が希薄になるなど操縦性への影響が顕著であると感じています。

※…(だからこそHPV社ではSpeedmachineを始めとするアルミ合金製フレームの車種の足回りにレーシングサスペンションを搭載しているのでしょう。 特にSpeedmachineについては乗ってみると路面追随性と走りのバランスの素晴らしさに感激します。 またOPTIMA社やChallenge社のアルミフレーム製レーサーやツアラーにも同様にサスペンションを搭載している車種が数多く見受けられます。 そして海外ではアルミフレーム製ローレーサーをベースとした高度な改造レーサーにカーボンフォークが組み込まれている例が多い背景には、軽量化の他にジャダー対策の目的もあるのではないかと推察しています)

(借りてきました。 HPV-SpeedmachineはOPTIMA・COUGARと並んでサスレーサーの代表格と言えます)
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アルミ合金製フレームに比べると鉄製フレームの場合はまだマシで、鉄製フレームに比べるとクロモリ製フレームの場合は大分マシだとはいえ、多かれ少なかれ金属性フレームにはジャダーがつきものなのは確かです。

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これに対してカーボン系フレームの場合は金属製フレームに比べて衝撃吸収性が非常に高い傾向があると言われており、実際に盛豚も様々な試乗を通じてこれを実感しています。

しかしながらこれまでにも何度か述べたように「カーボンフレーム」と称して販売されているCFPR(カーボンファイバーで補強したプラスチック)製の物にはピンからキリまであり、ロードレーサーも含めて振り返ると樹脂製フレームのお化粧程度に2層前後カーボンシートを下張りしてあるだけの「見掛け倒しの紛い物」と呼びたくなるような物(何しろ床が透けて見えたりする物もあるのですから本当にハリボテです…)もあれば、3~5層のカーボンシートをしっかりと張り廻らしてから樹脂を積層してある物や、樹脂の含有量をかなり抑えたカーボンコンポジットとして成型されている物もありました。

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盛豚はこれまでの経験を通じて衝撃吸収性や反応性については前者より中者、中者より後者と優れている物ほどカーボンファイバーの含有量が多い傾向があると実感しています(もちろん車重の関係で重量的な限度はありますが…。 また、その他にもファイバーの編み方の種類や組み合わせの内容など影響する色々な要素があるのは確かですが、含有量の影響は特に大きいと感じます)。

そして前編でも述べた通り『Lilium2』を生み出した暗黒研究所(製作者談)を訪れた時に受けた解説と拝見したカットサンプルから得られた認識では、『Lilium2』のメインパイプはBacchetta C.A. 2.0の〝カスタム・カーボン″に使用されているのと同系のドライカーボン製であり、ラグについては12層以上のカーボンシートを使用したバギング成型品だと理解しています。

このラグについても前編で述べた通り樹脂含有比率が非常に少なく抑えられていて自家製オートクレーブで成型されていて、叩くと石や備長炭みたいな音がするほど強烈に硬いカーボンコンポジットであり、まさしくカーボンの塊といったところです。

(12層のカーボンラグのカットサンプル。 この断面を見りゃ盛豚が何を言いたいのか分かりますよね?)
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やはりと言うか何と言うか、『Lilium2』の衝撃吸収性は極めて優れていました。 比較の対象が見当らないほどに…。

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『Lilium2』の前輪には盛豚がローレーサーやミッドツアラーなどでの経験を通じて〝路面追随性が悪いので見限った構造″のラジアル組み451サイズWウォールリムのホイールが組み込まれていました。 にも拘らず比較の対象が見当らないほど秀逸な静粛性と衝撃吸収性と路面追随性を発揮するのです…。
今回は同じ区間で途中からForce5と『Lilium2』を入れ替えたので、相対的な違いがよく把握できました。 特に後者の前輪には、構造的にジャダーが発生し易くて転がり抵抗が大きく、衝撃吸収力が悪くて路面追随性でも大幅に劣る要素が満載の小径ホイールが入っていただけに驚きは大きく、暫し言葉を失ったほどでした。

しかしすぐに「カーボンフレームとフォークの組み合わせだから多少は分からんでもないけど、ラジアル組み451サイズWウォールリムのホイールが組み込まれているのにこれほど衝撃吸収力と路面追随性が優れていて乗り心地も良いという事は、もしかしてフレームが意外とダルなのか? 一回目の試乗でも目立つほどの軽快感を感じられなかったくらいだし…」という疑問が湧いてきたので、一つ意地悪なテストをしてみる事にしました。
ギヤをアウタートップに入れた状態での10km/hからの加速テストです。

盛豚の脚力で(しかも今季のようにほとんど走り込んでいない時に)このテストをやると、金属製フレームのローレーサーの場合はほとんど加速できません。
左膝の古傷の関係で盛豚は強引な〝踏み込みペダリング″による強制加速を非常に苦手としており、常に〝回しペダリング″で始めの内はジワッと加速し始めて慣性が乗ってくるに従って二次曲線的に加速するスタイルです。
後輪が700Cの車輌に乗っている時に信号待ちからスタートする場合には、常にフロントアウター50T(Force5に至ってはフロントアウターは48Tです)・リヤインナー27Tのローギヤまで落としておかないと発進がしんどいと言えば、その瞬発力とトルクの低さがお分かり頂けるでしょうか?

今までにこの加速テストでスーッと加速できたのは某サイボーグが所有するトロイテック・レボリューションだけでした。
ただしその個体には後輪にカーボンコンポジット製キャストタイプホイールが組み込まれていた事もあって、「アッと言う間に体力を使い果たしてしまう事と引き換えに訳が分からないほどの異次元の反応性を発揮する」という車輌だからこその加速だったのだろうと考えています。

※…(時々『トロイテック・レボリューション』の検索ワードで当サイトを訪れている方がいらっしゃるようですが、メーカーが既に廃業しているので入手困難です。 あの車種は確かに世界一のレーサーだとは思いますが、盛豚のように凡庸なライダーが加速力に酔って調子に乗って飛ばすと数分で疲労困憊に陥り、三十分もあれば体力や生命力を吸い取られてミイラになってしまうという、恐ろしい妖剣や魔剣のようなレーサーです。 瞬間的なモノはともかく誰が乗っても速く走れるという代物ではありませんので、念の為…)

(このレーサーの真価を発揮できるのは魔界に入った者だけです… ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル )
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ちなみにこの時のその車輌は後輪のサイズが26インチでしたがフロントアウター52~3T・リヤトップ11Tだったので、アウタートップでの車輪も含めたトータルギヤ比でいえば盛豚のLM5ローレーサーや『Lilium2』よりも少しギヤ比が重かった事になります。

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この加速テストについてはライダーの脚力・軽量な車体・反応性の良さ・トラクションのかかりの良さ・パワー効率の良いポジション・駆動効率の良さ・テストコースの路面の良さなどの様々な要素が深く関わってきます。

どれをとってもそれなりに優れている場合には失速せずに速度を維持できますが、そこから加速するとなると余程優れた車体や路面である必要があると実感しています。 特に車重については車輌実重量で11kgフラットに近いレベルに納まっていないと厳しいと考えており、実際に盛豚のLM5ローレーサーは実車重14kg・フロントアウター50T・リヤトップ12T(ギヤレシオ4.17:1.00)でキレイな路面でも加速する事ができず、頑張らなければジワジワと失速してきます。

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そこで『Lilium2』の加速テストですが…、

この車輌は推定車輌実重量12kg以上・フロントアウター46T・リヤトップ11T(ギヤレシオ4.18:1.00)で〝回しペダリング″のまま脚力を上乗せしてみると、すぐさま「スーッ…」と加速を始めました。 これにはとても驚きました。 何故ならこの手で確認した車重から察するに「速度を維持できるか否かといったところだろう」と予想していたからです。

俄かに信じ難かったので念の為にもう一度10km/hまで減速してから加速し直したのですが、やはり「スーッ…」と加速していきます。
更に何度も繰り返した挙句に最後の数回は30km/hまでの加速タイムを計ってみたところ、その所要時間は概ね十数秒というカンジでした。 決してフル加速した訳ではありませんでしたし流石にその感触はトロイテック・レボリューションに比肩するほどの鋭さではありませんでしたが、それでもこれだけ車重のある前輪451サイズのミッドレーサーが、しかもCRの路面が荒れている箇所の多い区間で加速できるとは思ってもみませんでした。

そしてその加速自体も然る事ながらその路面追随性と走行感の滑らかなこと…。 このCRの終盤で車輌を戻して『Lilium2』とForce5を入れ替えたので、相対的な違いがよく把握できただけに驚きでした。

(有明海・諫早湾ツーリングの終盤に来て疲れたやら驚いたやら…)
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こうなると『Lilium2』の静粛性と衝撃吸収性についてもカーボンフレームとしての純粋な性能である事は疑いを容れません。

そしてロードレーサーのフレームでも本物のカーボンフレームがこれだけ路面追随性が高くて衝撃吸収性に優れているのであれば、前輪のねじれ剛性の低さはともかくスポークテンションが異常に高くて路面追随性が悪い完組みホイールが何故主流になっているのかが少し分かる気がします。
何しろ完組みホイールがホイールとしての本来の機能を果たさない部分をフレームやフォークに補わせる事で帳尻合わせをして、転がりの良さだけをアピールする事ができるのですから…。

金属製フレームのローレーサーをメインに乗っていた頃は、完組みホイールとの相性の悪さが不思議で仕方がなかったのですが、今回の経験でその謎が解けました。
完組みホイールはホイールのジャダーを吸収できるカーボンフレームに組み合わせる事を前提として作られているのでしょうね…。

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最後に試乗した場所はJRを跨ぐ一般道の高架越えで、これはもちろん登坂能力を確認する為でした。

リカンベント・レーサーの一般的な登坂能力に関しては車重相応の感触を体がある程度は憶えているのですが、もちろん駆動システムの影響という変動要素もあります。 しかしながら『Lilium2』の場合はリターン側がハンガーラインになっていないとはいえ、盛豚が以前乗っていたChinaMascotProducts LOW-RACER と基本的には同タイプのストレートラインなので、それなりに経験があると言えます。

強いて挙げれば駆動側に24Tスプロケット入りの大径自作アイドラープーリーが、リターン側にも別途同径の自作アイドラープーリーが組み込まれていますので、その分だけフリクションロス軽減されている事については意識していました。

(巨大アイドラープーリーとストレートチェーンラインの組み合わせは、確かにフリクションロスが少なくて有利ですけど、屈折チェーンラインではあるんですよね…)
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上り始めると…、車重からイメージしていたよりも軽いような気がします。 やがて「この車重でもそろそろ脚に掛かる負荷で乳酸が溜まってきてキツくなり始める頃だな…」という辺りまで来ましたが何も起きません…。
そもそもいつまで経っても何故か失速してきません。 そこで〝回しペダリング″に少しだけ脚力を上乗せしてみると、「スーッ…」と静かに車速が上がり始めました…。

車重も影響しているのか、その感触たるや盛豚のForce5はもとよりNAKAGAWA・LORO-NL3をも凌いでいるだろうと感じられます…。
もしこれが金属フレーム製リカンベント・レーサーなら、ハイ・ミッド・ローを問わずにこの車重でこの上りの楽チンさはあり得ませんし、NAKAGAWA・LORO-NL3に試乗した時以上に説明がつきません。

「ズルい!」

思わず叫んでしまいました。
盛豚が地元では真冬でもそうそうあり得ないほどの風に苛まれてクタクタになりながら走っている間に、『Lilium2』の製作者の方はこんなに楽チンなレーサーで走っていたのですから…(絶対にズルい!dash)。

高架越えを下りきってからお互いの車輌を戻してForce5に着座しながら、「フレームはどうしようもないけれど、アイドラープーリーくらいは真似できるかな…?」などと考え始めていた盛豚だったのでした。(笑)

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もちろんこの登坂能力についてはフレームの材質に加えて、Force5と同様に推進力の伝達効率が良い角度のバルクヘッド(隔壁の事ね…)を持つ自作ラグの形状と材質の良さと、24Tといういかにも駆動ロスが少なそうな大径の自作アイドラープーリーと、チェーンラインがストレートラインになっている事などが総合的に生み出した物である事は理解しています。

でもあの車重であの勾配をあんなに楽に上ったり加速したりできるのですから、どう考えてもフレームそのものが持つ精度や推進力の伝達効率による貢献が突出しているとしか思えませんでした。

(まず定盤を製作して…)
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(そこに治具を設置して組み立てられた二本のフレームは、材質やジオメトリーだけでなく精度も高い…)
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盛豚が三段階の試乗で『Lilium2』を走らせてみた総合的な感想の第一声は、「一言で言わせて貰うならば、流石に走りでトロイテック・レボリューションには及ばない」というものでした。

※…(盛豚が最後にトロイテック・レボリューションに試乗させて頂いてから二年近く経っていますので、その感触の鮮度については今回試乗したばかりの『Lilium2』のそれと同レベルとは言い難いモノがあるのは否めませんが、その旨はご容赦頂きたく存じます)

そう…、語弊を恐れずに言わせて貰うならば、流石に走りの軽さと反応性ではトロイテック・レボリューションには及びませんでしたが、それは当然の結果だと言っていいでしょう。
分かる人には分かると思いますがこれは低い評価だとか叩いているとかいうモノではなく、トロイテック・レボリューションとの比較を論じている時点で既に盛豚は称賛しているのだというハナシです。

まかり間違って個人製作のカーボンフレーム製リカンベント・ミッドレーサーが、たかだかプロト2やプロト3でいきなりトロイテック・レボリューションに匹敵する走りを見せるような事があれば、それはとんでもない事ですしありえない事です。
なにしろもし仮にそのような事が起きたとすれば、そのリカンベント・レーサーは公道走行において世界一の走行性能を持つ事を意味する訳ですから…。

その一方で『Lilium2』の走行性能は、これまでに乗った事があるあらゆる金属フレーム製のリカンベント・レーサーを凌駕していると確信しました。 無論、盛豚のLM5ローレーサーよりも良く走ります。

(このシートを搭載した現行仕様でさえ『Lilium2』には敵わない…)
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ただ静粛性と衝撃吸収性と路面追随性については『Lilium2』がトロイテック・レボリューションを確かに上回っていると感じました。
これについては強調しておきますが既に述べたように決してフレームがダルだという訳ではなく、金属性フレームのリカンベント・レーサーを上回る走行性能を発揮しながら、路面の凹凸から生じる振動は打ち消してしまわない範囲でかなり吸収しつつ、その路面情報は必要最小限度ライダーの体に確かに伝えて来ます。

その静粛性と衝撃吸収性の高さのカギを握っているのは、もしかしたらカーボンファイバーの含有量なのではないかと考えているのですが、それについて盛豚は数値で測定する術を持ちません。 根拠はこの体が感じた物ただそれだけです…。

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これほどの感触と走行性能を体験してしまうと、「もし『Lilium2』をベースに各チューブの肉厚を見直して、コンポーネンツやホイールも徹底的に軽量な物へ交換するなどして、あと2kg軽量化する事ができたらなぁ…」と思わずにいられません。

いや、例えそれが叶わなくとも『Lilium2』とトロイテック・レボリューションを並べて比較試乗できたならば、どんなに楽しくて素晴らしい感触と乗り味がこの身を駆け抜ける事でしょう。
そう思うほどに関西と九州というこの距離が恨めしくて仕方がありません…。

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補足を一つ…、

アップライトorリカンベントを問わずレーサーは軽さが重要な性能の要素だと言われています。 しかし盛豚のように身体能力がパッとせず脚力頼みではないので慣性を利用したスタイルの走り方をするライダーの場合は、あまりに軽過ぎるレーサーを選ぶのは適切ではないと考えています。
何故なら車重が軽過ぎるという事は加速が素早くなる事と引き換えに、車速の維持に重要な役割りを果たす車重による慣性効果のバックアップが減ってしまう為、皮肉にも空気抵抗に対抗する力が減って失速し易くなってしまうという〝諸刃の剣″である事を意味するからです。

もちろん車重は軽いに越した事はないのですが、必要以上に軽過ぎるレーサーで車速を維持する為には脚力を上乗せして補わざるを得ないので、却って体力を消耗してしまうでしょう。
つまり継続的に速く走る為には「過剰な軽さよりもある程度自分に適した車重」を見出す必要があるのではないかという理屈です。

突き詰めると「空力と車重と脚力には一定の相関関係があるのではないか」という考えに行き着くのですが、漠然とした感覚でこそ感じるものの具体的に法則的な物や数値などについてはまだ見出せていません。

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しかしながら本文中での独り言でも書いているように、某サイボーグのトロイテック・レボリューション(推定車輌実重量は9kgあるか無いかだと思われます)に試乗させて頂くと、盛豚の脚力でもスタンディングスタートからアッと言う間に40km/h近くまで加速してしまい、そして短時間で体力を吸い取られてしまったかのようにすぐ力尽きて失速してしまいます。
30km/h台の適度な速度で力を抜いて巡航する事が意外と難しく、楽に走ろうとすると思いの外低い速度まで落とさざるを得ないというのが実情です。

(加速の鋭さやコーナリングなど全てにおいてピカイチだけど、実は失速も素早くて巡航が難しいトロイテック・レボリューション。 「名馬は乗り手を選ぶ」とは言ったものです…w)
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盛豚は常々「ペダリングで入力される脚力は同じ運動量でもより長い時間をかけて少しずつ一定の力で入力した方が慣性効果に繋がり易く、短時間で一気に踏みつけるように入力してしまうと慣性効果に繋がり難いのではないか」と感じているのですが、実際にトロイテック・レボリューションの場合は車重が軽過ぎて反応性が良過ぎる為にそれが顕著になっているように感じられます(つまり高度なペダリング技術が要求されると…)。

そして車重がもう数kg重い金属フレーム製のレーサーに乗り換えると反応性のマイルドさのお陰もあって、ペダリングで入力される脚力はやや長い時間をかけて入力する事になり、加速の鋭さが多少鈍る代わりに力が尽き難くて慣性効果も得られ易く、一度出した速度を維持し易い傾向があります。

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これを念頭において考えるならば、盛豚にとって個人的に最も都合の良いローレーサーもしくはミッドレーサーの車重は、ジャスト12kgなのではないかと常々感じています。 事実、『Lilium2』の場合は車重の影響もあってなのか盛豚にとって非常に走り易い車輌でした。
少なくとも車重だけに注目して述べるならば盛豚のLM5ローレーサー(車輌実重量は14kgちょい)よりも走り易かったです。

世界一の高性能レーサー(盛豚はそう思っています…)であるが故にレベルが高過ぎて万人向けとは言い難く、乗り手を選ぶ〝名馬″トロイテック・レボリューション…。
それに対して盛豚が『Lilium2』に感じているのと同じようにあくまで万人向けの領域で研鑽を積み、高く評価された車輌を開発・供給し続けたメーカーがあります。

それは現在リカンベント事業を休業しているOPTIMA社です。

(借りてきました。 OPTIMA社には是非リカンベント事業に復帰して欲しい…)
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初めに諫早湾堤防道路のP.A.で『Lilium2』に乗った時から、その地味というかマイルドで隙がない心地よさ故に刺激が少ないとさえ言えるほどの走り易さの中に、どこかしら既視感のようなモノを感じていたのですがその正体がやっと分かりました。

『Lilium2』の感触と乗り味は、「OPTIMA社のリカンベント・レーサーやツアラーに共通する適度な車重と完成度の高い感触や乗り味をベースに車重をもう少し軽くして、LM5ローレーサーのようなパワー効率の高いポジションの高揚感を少し加え、更にトロイテック・レボリューションのようなカーボンフレームの高い衝撃吸収性や路面追随性と走行性能を持たせたような物」だったのです。

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おそらく『Lilium2』にOPTIMA社の純正ハンドルとステムを装着して、同社のリカンベントレーサーに乗り慣れていて実力のあるベントライダーさんに、「この車輌については極秘プロジェクトなのでカムフラージュの為に架空のブランド名を印字してありますが、実はOPTIMA社がリカンベント事業の再開に向けて秘かに開発を進めてきたカーボンレーサーのプロトタイプ1号車なのです。 現在本国では発展型に当たるプロトタイプ3号車の開発が完了していて、製品化に向けて大詰めを迎えています」と説明した上でこの車輌を試乗して頂いたら、フツーに信じるだけでなくかなりの確率で「これ、ムチャクチャに軽くはないけれどOPTIMAらしい完成度と乗り易さを感じられるし、カーボンフレームになった分だけ路面追随性が高くなっていて物凄く気持ちイイ走りをするなぁ! 発売時期と価格を教えてくれない?」という答えが返ってくるのではないかと思われます(本っっっ当にそう思います!)。

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序盤に「自作レベルで市販のカーボンチューブを切った貼ったして手作りのラグで補強したという、ホームセンターや一般の通販で入手できる材料と道具で製作された〝夏休みの工作(ご本人談w)″」と書きましたが、その結果として仕上がった『Lilium2』は試乗レポートでも述べたように、金属フレーム製の車種との比較ならマスプロメーカー製のリカンベント・レーサーをも凌駕する車輌でした。

それと「設計段階から製作過程を経て完成に至るまでつぶさに見てきた限りでは非常に良さそうでした」という大雑把な表現をしましたが、その設計段階には製作者の方の考え方の根幹に積年の趣味として造詣が深い航空工学のノウハウに裏付けられた物があり、その上に盛豚も遠く及ばないほどの既存リカンベント・レーサーに関する深く・鋭く・長い分析を繰り返した塾考が重ねられて、更にプロト2の『Lilium』での経験がフィードバックされた上で設計が練り上げられています。

(このフレームの作り込みを見て、一体誰がマスプロメーカー製品ではない手作りのフレームだと思うのでしょう!?)
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盛豚は常々「レースを通じて研鑽を積んで開発された車輌や、そのメーカーや製作者が程度はどうあれそのノウハウを応用してレーサーとして開発した車輌こそが、真にレーサーと呼ぶに相応しい」と考えています。 何故ならそうやって作られたリカンベント・レーサーと、レースの経験を持たないメーカーによるレーサーと称する車輌を乗り比べると、走りや信頼性に雲泥の差があるからです。

確かに車重がそこそこ軽かったり実力者が乗ったりすれば後者でもそこそこ速く走れてしまいますが、車種の分類とはそういう問題ではありません。 ドロップハンドルを取り付ければ舗装路でも高い速度が出せるからといって高価なMTBをロードレーサーとは呼ばないのと同じ事です。
競技用レベルとして作られたのでないのならそれはタダのレプリカです。

そういう意味では完成してからセンチュリーランに出場して完成度を確認した程度のレース経験しか持たない『Lilium2』が、レーサーの名に恥じないどころか相応しいと自信を持って言える走りを見せる事が不思議に思えます。 それ故ついつい「やっぱりカーボンファイバーって魔法の素材なのかな…?」などと考えてしまいがちです。

(シェイクダウンもそこそこにセンチュリーランをノントラブルで完走…)
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確かにそれも一因なのかもしれませんが、「設計段階で主に観察・分析の対象とされた欧米のレーサー達が典型的な〝レースを通じて研鑽を積み開発された車輌の市販・完成形″だったという事が、それらのノウハウを間接的に『Lilium2』へと伝えたのかもしれないなぁ…」という気がしています。

※…(盛豚が以前乗っていたChinaMascotProducts LOW-RACER もいわゆる「M5ローレーサーのコピーモデル」というヤツでしたが、フレーム材質はクロモリ製ではなく鉄製でメーカーはレース経験がないにも拘らずそこそこ走ったので、それと似たようなモンなのでしょう)

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『Lilium2』はフレームの後ろ半分こそ独特の形状をしていますが、これは見ようと解釈によってはOPTIMA・BARON Elite の派生形的な構造だと呼べなくもない4アーム構造(左右合わせてアップライト自転車でいうところのチェーンステーとシートステーに該当する4本のステーが伸びています)ですし、そもそも車体のジオメトリー的には断片的にOPTIMA・BARONやLM5ローレーサーなどに共通するモノが感じられます。

まぁこればかりは想像の域を出ませんが…。

(借りてきました。 OPTIMA・BARON Elite のこの部分が進化すると『Lilium2』のフレーム後ろ半分が見えてくる!?)
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惜しむらくは『Lilium2』が量産設備を持たない個人による製作のプロトタイプ車輌であるが故に受注対象ではない為、現地へ赴けば試乗させて頂ける可能性こそあれ手には入らないという事です。

ここまできたので本音を書きますが、盛豚はレーサーのフレーム材質についてクロモリ製を気に入っており、他の材質については試乗を楽しみこそすれ購入の意向はありませんでした。
しかしながらこの『Lilium2』に限っては、もし受注して頂けるのであれば価格次第では直ちに金策に走る事でしょう…。

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それにしても個人でこれほどのレベルの車輌を製作される方もされる方ですが、それに乗ってみたいからといって本当に関西から九州まで乗りに行く方も乗りに行く方だと思います(どっちもどっちと言えなくもないですが、前者はともかく後者は明らかにビョーキです…sweat02)。

ご本人のサイトに壮大且つ詳細な製作記がUPされる予定なのに先を越して色々と書いてまいましたが、こちらはあくまで試乗レポートです。
それにこのレポートを書くにあたってご本人からは「レポートの為であれば見聞きして知っている事について何を書いて貰っても構わない」という旨の同意を得ていますし、その為に必要な画像の引用についても承諾を得ていますので、その辺はご愛嬌という事で…。(笑)

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※…(関西在住のベントライダーさんで「是非『Lilium2』の実車を見てみたい・試乗してみたい」という方がいらっしゃいましたら、しもPさんがリカンベントオフ会に向けて興されるであろう〝『Lilium2』と製作者さんを誘致する活動″に是非ご協力下さい。 努力次第では実現する可能性が十分にあります)

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※…(取材協力:SteadyCat.Works.さん)

※※…(一部LOROワールドリカンベンツさんの画像を使用させて頂きました)

※※※…(かなりSteadyCat.Works.さんの画像を使用させて頂きましたsweat01

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リカンベント」カテゴリの記事

コメント

めちゃくちゃほめていただいて恐縮でございます。

推測どおり,私のリカンベント資料フォルダには,古今東西のリカンベント画像が大量に保存してあります。

逆に言うとソレがなければ作れなかったと思います。

(ミ`・ω・´ミ)

>しろいねこさん
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ノウハウはある程度は形状・構造に反映されますから、目に見える限りの事を模倣する事である程度性能・機能面も似通ってきますよね。 後は内部構造で差がつくって事になる訳ですけど、今回書ききれなかった内部構造もああでしたから、そりゃあ走るのも納得ってカンジです。
ガセットも結構効いているという事が確認できて安心しましたし、こちらもメインチューブの肉厚が走りにどう影響して来るのかが分かったので、大変勉強になりました。
貴重な体験をさせて頂いてありがとうございました。

詳細なレビューありがとうございます。私もTwitterでお見かけしてからずっと気になっていたので、レビューを見れて嬉しいです。盛豚さんの興奮が伝わって来て、一気読みしてしまいました(笑)

それにしても素晴らしい機体ですね。素晴らしいとしか言いようがないようにしか思えないです。そして、こういうのを作ってしまえる能力が物凄く物凄く羨ましいです。しろねこさんの製作記はご本人のブログにUPされるのでしょうか。見たくて仕方ないのですが!!

個人製作でここまで完成度の高いカーボンフレームが出来るとなると、気にならない人はいないでしょう。
正直私も気になります^^;
是非ともTROYTECを実際に見て乗っていただき、そこから得たものをフィードバックしてほしいですね。
特にフロント周りは得るものが多いと思いますよ。

>nippondanjiさん
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ようこそお越し下さいました。 コメントありがとうございます。
ご本人のサイトに製作記がUPされる予定ですので、こちらはあくまで試乗レポートというスタンスで書きました。 私も製作記がUPされるのを楽しみにしています。

>foxhounderさん
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これはこれは、魔界に入ったサイボーグのfoxさんではありませんか!w
こうして画像で見ても個人製作にあるまじき完成度の高さを感じるでしょう? それもカーボンフレームと呼ぶに相応しい性能を有しているのですから、自作フレーム恐るべしですよね。
プロト2『Lilium』はfoxさんがフルパワーで踏んだらフレームが折れる可能性もあったのですが、その反省を生かして製作されたプロト3『Lilium2』ならば、foxさんもフルパワーで走れると思いますよ。
仰る通りレボのフロント周りはBOXフレームが効いているのか剛性が高いですよね。 『Lilium2』にその辺がフィードバックできてあと1kg軽量化できたら、レボやシュリッター・アンコールに迫るレベルまで到達するだろうと思います。

初めてコメントさせてもらいます。
手作り感が全くなく、カチッとした剛性のあるフレームがすごく印象的でした。
また会場では、製作者の方の苦労話もいろいろ聞けて、素人でも作れるようなそんな気持ちにさせてくださいました。
すごくいいリカンベントだと思います。
応援してます。

>つくると!で、試乗しました。さん
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ようこそお越し下さいました。 コメントありがとうございます。
仰る通り頼りないという意味での手作り感は全くなて、第一印象は「シッカリしたフレームだな」の一言に尽きますよね。
それからこうして製作者の方から直接話を聞けると非常に貴重な体験になりますし、説明を聞いていると「自分にもできるかな?」という気分になってくるから不思議ですね。
次回作にも期待しましょう。(笑)

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