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パンク予防の話

盛豚はBSモールトンで趣味の自転車に目覚めてから5年になります。 今では他にも数台の自転車を所有していますし、使っているタイヤも何種類かありますけれど、まだ出先でパンクをしたことがありません。 
もちろん運がイイという事もあるのですが、それに加えて『パンクを予防する乗り方をしている』という事も大きな要因だと思っています。

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現代の日本の道路事情はすばらしく、舗装されていない道路はめったにありません。 とがった石を踏む心配は少なく、パンクの確立は低い環境が整っています。 しかし舗装道路を走っていても、たまにパンクをすることがあります。 今回はその原因と対策について考えてみたいと思います。

舗装道路でのパンクの原因は、クギや金属片を踏んで起きるケースが多く、前輪よりも後輪のパンクの方が圧倒的に多いと言われています。 そのメカニズムはこのように分析されているそうです。

①前輪が路上に落ちて転がっているクギなどの異物を踏んで跳ね上げる。

②跳ね上げた異物が回転しつつ落下しながら、着地する時に後輪と路面の間にはさまる。

③この時に運悪く、異物がタイヤに対して垂直に近い角度ではさまったら、タイヤで踏む時に刺さってしまう。

自転車でもオートバイでも自動車でも、タイヤにクギなどの金属片が刺さってパンクした経験のある方は、金属片は後輪に刺さっていたのではないでしょうか? これがパンクのメカニズムの大半を占めているそうです。
ここで冷静に考えてみると、パンクをある程度は回避できる一つの方法が見えてきます。 それは『前輪で物を踏まなければ、パンクの確率をかなり減らせる』ということです。

 

道路上を車輌が走るときに、車体やタイヤが通る軌跡の事を『走行ライン』とか『ライン』と言います。 そしてこのライン取りを工夫することで、路上の異物を踏まないように出来ないかと考えてみました。
何やら小難しい理屈に聞こえますが、要は路上の小石や異物をよけて走ればいいという考えです。

まず最初のポイントとして、『路肩は絶対に走らない』という習慣を身に付けましょう。
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路肩のセメントの部分は車輌通行帯ではありませんし、小石や砂やクギ・金属片などの異物が集まりやすい所でもあります。 それに縁石や電柱やガードレールなど、ぶつかると大変なことになる物が近くに色々ありますので、ある程度安全な距離を保つ意味も含めて、路肩は絶対に走らないようにしましょう。
「自動車に近づくのが怖い」という意見を耳にすることもありますが、わざと自転車にぶつけるドライバーなど普通はいませんので、勇気を出して車道のアスファルトの上を走ってください。

次のポイントは交差点に散らばっている異物をよけることです。
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自転車に乗る上で前方や路面に注意を払うのは自然なことです。 そして路面に注意を払うときに、小石や砂が多い所をよけて走りましょう。 小石や砂にまぎれて、パンクの原因になるクギや金属片がひそんでいます。 また小石や砂をよける事は、スリップ事故の予防にもつながりますので、安全運転に役立ちます。
大きな交差点を上から見たときに、下の図の赤い斜線部分には多くの異物が滞積している傾向がありますので、これを見極めてよけることが大切です。
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盛豚はこの交差点を直進するときに、下の図の青い線のライン取りで走ることがよくあります。
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交差点に入るときに車線から少し左側に移動して、異物の左側によけます。 この時に後ろを走る自動車に道を譲る形になるので、自動車と安全な距離を保ちながら追い抜いてもらえます。 交差点を越えるあたりで少し右に寄りながら車線に戻りますので、必ず振り向いて後方確認をして、後ろから走ってくる自動車に注意しながら戻ります。
この走り方には特別な運転技術など必要ありません。 必要なのはだれにでもできる注意と確認動作だけです。

ちなみにT字路の場合は、下の図の赤い斜線部分に異物が滞積している傾向があります。
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この場合は下の図の青い線のライン取りで直進することがあります。
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長い文章になってしまいましたが、簡単に言い表わせば『物を踏まないライン取り』です。 もちろん周囲を走る自動車などに注意しなければなりませんが、自転車を運転する上では当たり前のことですので、特別なことではありません。 むしろ交差点を超えて車線に戻るときなどの、『横方向に動く時には後方確認をする習慣』が身に付くというメリットもありました。

 

この走り方のおかげでなのしょうか? 一緒に走っている人がパンクする事があっても、盛豚はパンクしたことがありません。 安全で確かな走り方ではないかと思っています。 

 

 

第3回ブロンプトン・ミーティングが開催されます。

 

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自転車」カテゴリの記事

コメント

ナルホドですね~。
解っている様でも、まあ大丈夫やろと横着する時が
あります。
早速、頭に叩き込んで明日から実践させて頂きます。

遂に皆さんに伝授ですね♪
昔、盛豚さんから「パンクしにくい走り方」を教わって実践しています。

確かにそのお陰か?年6000~7000kmほど走りますがブロンプトン、ママチャリでも運もあるでしょうが確かにパンクと無縁になりました。

本当に感謝してます♪

今までパンクはなんとなく自分には無縁のような気がしていましたが、パンクの現場を目撃するとパンク対策に真剣になります。
自分の走り方を見直すとともに、次回パンク講習会の時には参加必須ですね!予備のチューブも買わないと!!そろそろブロで1泊旅行を、と考えるとパンク対策をしないと出撃できませんね。

盛豚さん、全く同感。そのとーり。
2005年に折り畳み小径車を手にして以来、私も走行中のパンクは経験ありません。その理由の1つと思ってるのが、この記事に書いてある通りの事です。

路面の荒れや凸凹・段差などを乗り越える時も、飛んで避ける・抜重してショックを軽減する等も効果があるのでしょうか…、中学生の頃「サイクリング」に興味を持ち始めた頃から、本能的にそういう走り方をしてきたような気がします。

私もパンク経験はありませんが、路面の状態は神経質な位気にしている方です。走行ラインに図のような傾向がある、というのは「なるほど!」参考になります。
自転車はヘンに遠慮せず、クルマと高いレベルで道路をシェアしたいものですね。

僕もパンクは少ない方ですが、
先日盛豚さんとお会いした時に直接お話しを聞いて成程と思いました。
改めて図・写真入りで説明して貰えると
大変わかりやすいです。
ありがとうございます。

>タカやんさん

「決して万能な訳ではないタイヤをイジめずに大事にする」という感覚を持ってみると、段差ではスピードを落としたり異物を探して避けたりする習慣が、自然と身に付いてきます。
前方不注意にならない程度に路上の異物を探してみて下さい。 自然とパンク予防の乗り方になりますよ。(笑)

>赤トラ乗りさん

「パンクしにくい走り方」は自転車を大事にする運転であり安全運転の一つでもあり、損をする事はありません。
年間6000~7000kmも走る赤トラ乗りさんが得られないのは、パンク修理の経験くらいでしょうかね?(笑)

>いずみさん

私も目の前で(後ろで?)パンクが起きた事で、どこかしら他人事みたいに思っていた自分を再認識しました。 先日の修理中にレバーが折れてしまったので、私も備品を少し見直しているところです。
パンク修理講習会は繰り返し参加するのが効果的です。 一回だけでは学びきれていなかった事を反復的に身に付けていく事ができますので、2~3回続けるくらいがちょうどイイと思っています。
1泊旅行には備品も含めて備えあれば憂いナシです!(笑)

>yukkyoさん

同志!!(笑)
パンクは事故の一種みたいなものですが、『事故に遭いにくい運転』というものも確かに存在しますよね。 注意深くて慎重な運転とでも言いましょうか。 それと同じでパンクしにくい運転もきっとあるハズだと思ったのが始まりで、年月を経て今回のログに繋がったと思っています。

最初に意識するべきなのは、『スピードを落としたくないという気持ちを捨てる事』かもしれませんね。 段差等でタイヤを痛めつける事を避ける為に色々と考えてきた答えが、yukkyoさんに賛同頂けたこのログでした。
かつて「パンク修理道具はお守りみたいなモンだ」という言葉を聞いた事がありますが、お互いにお守りはお守りのままであってくれる自転車生活を続けたいですね。

>ocean810さん

ここにも同志が!!(笑)

私も路面の状態は神経質な位に気になります。 本文中では省略しましたが、図の中にある赤い斜線部分は、自動車の走行ラインの死角みたいなエリアです。 具体的には直進ライン・左折ライン・右折ライン、それぞれのタイヤの奇跡の外側に当たるエリアが重なる位置であり、自動車のタイヤに弾かれた異物が転がって来て集まる場所と言えますね。

>クルマと高いレベルで道路をシェアしたいものですね。

おっ、ウマいこと言いますね! 今度引用させて貰っていいですか?(笑)

>A2Cさん

えっ? 私、A2Cさんにこんな話してました?

……(覚えてない…)

お礼だなんてとんでもない! 炭酸系麦芽飲料の現物支給だけでいいですよ。(笑)
画像ソフトでも使えたらいいなぁと思うのですが、パソコン歴の浅い私では、手書きの図と写真の引用が精一杯でした。(苦笑)

こんばんは。
私もパンク経験は少ない方で・・・・
なんて口が裂けても言えません!
ここ数ヶ月でブロは5回、トレックは7回、ピナレロは昨日パンクしました!
物欲魔人ならぬパンク大魔王の降臨ですわ(爆)
でも怪我の功名でどの自転車でもパンク対応は完璧になりつつあります。

パンクしない走り方、なるほどと拝読しました。
段差とか路肩は走らないとか自分でも実践していることもあるのですがもう一つ意識が弱いと実感しています。
あとこの走り方を実践するためのキーワードはスピードですよね。
速いと回避できない場合がありますよね。
パンク予防運転=安全運転ってことで認識しています。

> 事故に遭いにくい運転
たしかに、ありますね。「周りの空気を読む運転」と申しますか…
結局、路面状態も含めて「変化する周りの状況を、上手いタイミングで、どれだけ多く広く正確に読めているか」なのだろう、と。("読む"には、"知覚する"以外に"予測する"という意味を含む)

この辺り、自転車も自動車も、もっと言えば歩行者でもランナー、何も変わりませんね。

>kimotoshiさん

ブロ5回+トレック7回+ピナレロ昨日ですか…。 スゲェ…。 大魔王の降臨ですね…。(笑)

確かにカギを握るのはスピードなのかもしれませんね。 運転中は視線の先に向かって車体が自然にラインを描いていきますが、スピード的に余裕が少なければ異物を見つけても、視線を変えて回避ラインへ変更する事は困難ですしね。
私はハイペースで走る時に、経験とカンである程度の『予測ライン』を取る事にしています。
予測が外れて回避した場所に異物が全く無いこともありますが、結果的にパンクはせずに済んでますので結果オーライです!(笑)

仰る通り、私も『パンク予防運転=安全運転』だと思っています。

>yukkyoさん

う~ん、仰ること全てが私の認識とピッタリ!

『事故に遭いにくい運転』
『周りの空気を読む運転』
『予測と類推で危険を予知する事』

仰る通り、自転車も自動車もオートバイも、そして歩行者もランナーにも、共通して言える事ですよね。
だってそれら全てが交通安全の構成員なのですから…。

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