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減りゆく銀塩写真用フィルム

フジフイルム社のプロ用カラーネガフィルムと長年愛用してきた業務用カラーネガフィルムが廃版になりました。

(今まで本当にありがとうございました)
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写真が銀塩からデジタルへと移行しはじめて一眼レフカメラにまでその波が押し寄せて二十余年。 銀塩写真用フィルムの需要は減る一方で、フィルム自体を買い求めることや一定の品質を満たす現像・プリントをできるラボを見つけることも容易ではなくなってきました。

かつてフジフイルム社品では同じポジフィルムの中でも品質の特性別に複数の商品ラインナップが取り揃えられている中から「今回は花を撮りに行くのでベルビアで撮ってみよう」・「今回はポートレート撮影だからアスティアで撮ろう」といった具合に選択できていた頃とは異なり、ポジもネガも同社品の中ではそれぞれ一つか二つしか選択肢が見当たらなくなってきたのが実情です。

(廃版前に一通りのフィルムを大量ストックしたかったけど、ナマモノだからね…)
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こうした厳しい条件下でも何とかしてせっかく撮ったら撮ったで、今度はラボが自覚のないままに現像で失敗してフィルムと全部の写真が発色も像もぼやけてくすんだ物が返されてきた日には、流石に撮影意欲も落ちる一方です。

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もちろん消費者の撮影本数が減れば現像のロットも減ってしまうわけで、市場でこのような悪循環が繰り返されると益々需要とロットが減りフィルムの供給ラインナップが消滅寸前の域まで縮小されたとしても無理はありません。

(プロビアの前はコニカ社の森美が好きでした。 インプレッサ50も使ってみたかった…)
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以前は同社のラインナップが縮小する度に文句を言っているユーザーもいたようですが、需要が減ってロットが確保できなくなった結果としてラインナップが縮小しているわけですから、フィルムのラインナップが減るのはある意味で消費者自身の責任でもあるのは否めません。
少なくともメーカーへ文句を言える筋合いのことではないのだけは確かです。

むしろ一度は全面的に生産・供給が打ち切られたモノクロネガフィルムの供給を再開してくれているだけでも、頭を地面にこすりつける勢いで感謝したいほどです。(苦笑)

(モノクロの供給再開は嬉しかった。 個人的にはネオパンSSが恋しいなぁ…)
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二眼レフも含めて高速側のシャッタースピードをあまり搭載していない古い機種のカメラを複数所有している身としては、今後も続くであろうフィルムラインナップ縮小の際にはなるべくISO100感度のフィルムを優先して残しておいて欲しいんですよね。 これさえあればどの機材でも大抵の撮影はできますけど、ISO400感度のフィルムだけになってしまったら通常の撮影には使えなくなってしまうカメラが一気に増えてしまうので…

(中判は何故かISO100じゃなくて160だけど、何しか感度は低めに抑えて欲しいなぁ…)
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今はまだ少し選択肢があるけど、いずれポジ・カラーネガ・モノクロネガの種類ごとに感度も一つしかない時代が来るんでしょうね…。

(せめてISO100のカラー&モノクロのネガは残して欲しい…)
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フジフイルムさん、どうしても継続が困難になってどれか一つしか残せなくなったら、その時はモノクロのISO100を残して下さい。
モノクロだったら手元に現像・プリント用の機材が一式あるから ラボに撤退されても写真を続けられそうなので…💧

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