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遺構

近年楽しんでいる趣味の中に不思議な風景を訪ね歩いて見学し撮り収めるというものもありますが、その対象となる物の中には遺構も存在します。

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デジタル画像系SNSの普及によって一般の人々の間に風景ほかデジタル画像やデジタルカメラが浸透した頃から、風景画像のジャンルとして廃墟萌えという概念も広まりました。

対象となる被写体は建築物・建設物を問わず多岐に亘ります。
より具体的には廃住居・廃校・廃道・廃トンネル・ダムに沈んだ集落ほか実に様々な物がありその筋では有名な人物や被写体となる物・情報・出版物まであって、ちょっとした “業界” のようなものが形成されているようです。 しかし、私も遺構などを訪ね歩くことがあるのですが 巷に出回っているアングルで撮り収めることすらできない物件は少なくありません。

(この発電所跡は駐車場や遊歩道も含めて見学コースが整備されていました)
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廃ホテルや廃レストランや廃校などについて情報を得て現地を訪れてみると、ロープや柵で封鎖されていて立ち入りを禁ずる旨を明記した看板が設置されており、そこから眺めて様子を窺うと封印の板張りや窓を破壊して侵入した形跡が見て取れるケースもありました。

画像を公開していた人物は所有者に特別な許可を取って見学・撮影したのかもしれないと思いたいのですが、このような場合だと大抵の例ではどうやって許可を得たのかを質問してみても回答を得ることができませんでした。

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これは個人的な考えに過ぎませんが…

不法侵入や器物損壊などを犯さない限り撮れない物を「グレーゾーン」という言葉でごまかしてまで見学・撮影したり、違法行為を犯して撮影した画像をNETで公表するような輩と張り合おうとは思わないので、現地付近まで行ったけど私自身は諦めたケースも少なくありません。

人はカメラを手にしてファインダーやモニターを覗き始めた瞬間から、「良い画を撮りたい」という欲望との闘いが始まります。
この「良い画を撮りたい」は「自分自身のモラルの低下」と表裏一体であり、かなり強く意識して「良い人ぶって恰好をつけよう」と見栄を張る努力をしていないとすぐにモラルは下がり始めるから恐ろしいものです。 そして三脚のような器具はその利便性とは別に そうした欲望の加速とモラルの低下を加速させるブースター効果が少なからずあると感じます(三脚を柵の中の花壇にブッ込んで梅とかの花を撮ってるなど、三脚を使っている撮影者には不心得な輩が見られる率が高くなる傾向がありますからねェ…)。

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相変わらず「下手の横好き」を自認していて他人に評価されるような作品を撮ろうという意欲がなく、どのような状況でどう撮ったのかも分からない他人の作品など評価する気もないというスタンスは変わっていませんが、倫理観を優先してシャッターチャンスを逃したり諦めたりしながらもボチボチ楽しんでいます…

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